玉突き(ビリヤード)のこと
オレがまだ赤子の頃、オレのオヤジがある人に頼まれてビリヤード場を営んでいたらしい。ある日、赤子のオレをそのビリヤード場に連れていって寝かしていたら、ボールが当たる音に反応してテンカンのような症状になっていたらしく、すぐにやめちゃったんだとさ。
もちろんそんな記憶は無いので、覚えてる限りで始めての体験は小学校5年ぐらいだったかな?親戚のニイチャンとオレのオヤジが玉突きをしに行くって話になって、それについていった。でも、背丈が足りなくてテーブルに届かず、2人の勝負をただ見てるだけだった。確かオヤジが勝ったような気がする。
始めてプレイしたのは中学校の頃。以前見た2人のプレイが面白そうだったのでなんとなくやってみた
以来、高校・大学と趣味のひとつとしてやってきた。高校のときに連続8時間プレイした覚えがある。若かったからねぇ。今じゃ集中力持ちませんな。大学のときは住んでたマンションの近くにビリヤード場があり、そこに目つきの鋭いおばあちゃんが一人で店番をしてた。ある日、いつものように小一時間ほど遊んで、会計を済ませようと思ったら、「ちょっと構えてごらん」なんて言われて、そのおばあちゃんからレッスンを受けた。あの鋭い目つきはダテじゃなかったんだと今更ながらに思い出される。元気にしてるかなぁ。
マイ キューを購入したのは今から4年ほど前。「趣味の域から特技の域にしてやろう」と思い、3万円ぐらいのヤツを買った。タップ(先端の革の部分)が根元から折れるまで練習して、今ではなんとか自慢できるぐらいにはなったと思ってる。でもちょっと練習サボるとスグ下手になるんだよね、このゲームって。まぁ、一生続けれる趣味のひとつとしてはいいんじゃないかな?