このHPのこと

 パソコン買ったら絶対HP作るぞ!ってのは考えてた。社会に対してメッセージがあるとか、別にHPでやりたいことがあるわけではなくただなんとなく漠然とね。ただ、やるんなら基本スタンスは「不真面目」でいこうとは決めていた。ま、やりたいことやってないと長続きしないのはよく分かってたからね。

 「最初はヒトの真似でええ」みたいなアドバイスをよく耳にしたし、本にもそう書いてあった。でもオリジナリティーは失いたくない。真似から始まると、ずっとその延長上にいて、オリジナルにはなれないような気がした。その方がラクだけどね。いくつかのHPは参考にさせて頂いたけど、「これはオレのオリジナルだ」と言いきれるページを作っていく予定。

 しかしいざやってみて感じたことは、「自分は生産者なのだ」ということ。カッコよく言うとクリエイターですな。使う側ではなく作る側。HPなんてヒトの作ってるのを見るモンだという認識が一変する。そしてこれがまた大変。カウンターなんか付けるんじゃなかった。最初は自己満足の世界なんだけど、実際ヒトに見られているということを意識すると色々と考えてしまう。「こんなこと書いたらヒクかな…」とか「このネタ、オレ的には面白いんだけど万人受けしないよな…」とかね。特に感じるのが日記。日記なんて普通ヒトに見せるモンじゃないでしょ。毎日必ずしも公開したいような出来事ばかり起こらないし、プライベートをどこまでさらけ出すかっていうボーダーが微妙。そして書くことないからって更新サボったりすると目に見えて来訪者が減る。正直なもんだ。

 来訪者が減るってのは別にかまわない。「更新サボりやがったな、このハゲ!」とか思われるのはいいんだけど、「ふ、ついにネタ切れか…」なんて思われるのは納得いかないので時間ができたらこまめに更新はする。でも義務のようにイヤイヤするつもりは無い。そうなったらもう閉鎖でしょうね。今のところ好きでやってるし、披露したいネタだって結構ある。ま、正直その日の日記が書けずにパソコンの前でうなってる時もあるけどね。

 「モルダー」ってハンドル・ネームにたいした意味はない。しばしば勘違いされることがあるが、X-Fileオタクでもない。ま、これも単なるオレ的なネタ。とりあえず本名ではなんか照れてしまうので仮の自分を演出するための手段のひとつ。
 そう、仮の自分。HPという創り出された非日常の中でやりたいことだけやってられる。日常の中ではやりたくないことっていっぱいあるからね。

 ちょっと驚いたのがHPのサイズ(容量)。オレのプロバイダは5メガ単位で契約する方式なんだけど、最初立ち上げるときに5メガなんてスグいっぱいになるだろ?って思ってましたが、全然そんなことないですなぁ。ま、画像とか重いcgiとかいっぱい載せたらスグいっぱいになるんでしょうが、さっき調べたら現在1.3メガしか使ってません(2002年1月14日)。1.3メガ…。こんだけ頑張ってもまだフロッピー1枚分かよ!