9月8日(土) 午後1時から演奏会場となる小国ドームを見上げる小国中学校体育館で、本番の指揮者現田茂夫先 生をお迎えしての合同練習会が行われました。流域の合唱団と鹿児島など九州一円300名の皆さんが参加してくださいました。 この日は初秋とは言え残暑厳しい小国町。練習会場には実行委員会と役場の係の方が、氷を浮かべたBoxで冷やしたお茶とうちわを用意してくださいました。それでも午前中は涼風が吹いていたのですが、練習が始まると熱気で皆さん汗びっしょりになりました。

練習会場は小国中学校体育館。

小国ドームは小高い丘の上にあり振り返ると、小国町役場や
  小国小、中学校、町立宮原保育園が眼下に見えます。

今回は2台のピアノによる『筑後川』で、コーラスの皆さんが
  集まる前に念入りの練習が続きました。

團伊玖磨先生の遺影が飾られるなか、現田先生の指導で見る
  見るうちに上手く歌えるように なりました。


本番前日の9月22日(土)400名が登場する舞台も用意され、会場の準備は万端整いました。 
5ヵ年掛けて開催された流域コンサートの様子を写した写真や新聞記事のパネルが展示された写真展には、参加の皆さんが5懐かしく見入っておられました。 




9月22日(13:00〜16:00

いよいよ明日は本番です。 遠来の個人参加の方も会場に到着し、午後1時リハーサル開始。広島大学合唱団の18名の学生さんもマイカーに分乗して駆けつけてくださいました。来る12月、 合唱団創立50周年記念演奏会に合唱組曲『筑後川』を取り上げ、その前哨戦に『筑後川』IN小国2007への参加を思いついたそうです。若い人たちが歌い 継いでくださることはとても頼もしいことです。



9月22日(17:00〜18:00

『筑後川』のリハーサルが終わった後、午後5時から小国ドームでは、地域交流シンポジウム―「わがまちのうた」の創造―が始まりました。今回初参加の合唱組曲『山国川』を歌う中津混声合唱団の冨永茉莉さん、「よしい讃歌」を歌う「みのう音楽祭」筑後川を歌う会の国武雅子さん、「小国セレナーデ」を歌い続ける地元小国町のコールはなみずき指導者福田明美さん、そして、前回の開催地「河口」のまち、大川市の「古賀メロディー」ギターアンサンブルの山田永喜さんの4人の方がパネラー。「わがまちのうた」の出来たいきさつや、末永く歌い継いでいくための抱負などを話し合い、最後に山田さんによる「影を慕いて」のギター演奏が披露されました。



9月22日(18:00〜19:00)

待ちに待った交歓会です。やはり小国ドーム内に作られた交歓会場には 小国名産の黒豚肉を使ったお料理やサンドイッチ、デザートなど心づくしの“わがまちの料理”が並べられていました。参加した皆さんはご馳走に舌鼓を打ちながら旧交を温めたり自己紹介をしあったり、和気藹々の和やかな時間を過ごしました。

八丈混声合唱団の伊藤宏さん。
  團先生の命日に近い日に、先生のアトリエで行われる「團先生
  を偲ぶ会」のお世話をされているそうです。

遠いところをようこそ。八丈混声の4人の方としばしの語らい。
  八丈島で過ごされた時の團先生の様子などをお聞きしました。
  もっと沢山お話が聞けたら良かったのに・・・・・


全コンサートが終わり16:00から解団式です。『筑後川』の指揮を終えて現田茂夫先生からは「團先生の思いを生かされている 私たちが継いで流域コンサートのセカンドチクルスを続けていきましょう。」とスピーチがありました。司会の川野一宇(NHKアナウンサー) からは「私も「河口」だけは舞台で歌えるようになりました」とユーモアたっぷりのお話があり最後に「河口」を歌って幕を閉じました。

小国での感謝コンサートも無事終了。来年は朝倉市での開催
  が決まっています。「河口」を歌ってお別れです。

会場の外では小国町特産の野菜やハム、アイスクリーム、味噌
  漬物などの販売が行われました。

声だしの場所も今回は屋外です。エレクトーンを用意していた
  だきました。

2002年第1回目と今回の参加賞です。

感謝コンサートとしての募金を小国町に
お渡しいたしました。