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天目指峠

読み方あまめざすとうげ
標高480m
位置埼玉県飯能市
道路埼玉県道395号線
水系荒川

実走日2006年3月11日
参考資料Google Maps地図閲覧サービス(ウォッちず)
関連書籍峠 秩父への道

天目指峠は、飯能の山中の静かな峠である。隣の山伏峠とは違い、名栗川筋と秩父を結ぶ機能はなく、割とローカルな感じである。小さな峠なのだが、麓の集落は鄙びているし、道はうねうねいっているしで、けっこう峠らしさはある。

それにしても気になるのはこの名前だろう。「天を目指す峠」ということで、70年代生まれならば失われた北斗の男を気取って行ってみるのもおつかもしれない。ただし鞍部にある看板に書かれている峠名の由来を読んでずっこけないように注意!

下久通の集落

僕は北側の国道299号線から入った。入口は大縮尺の地図を持っていないと苦しいだろう。「子ノ権現」の案内板が目印なのだが、かと言ってそのまま子ノ権現に向かっていくと道を間違える。ちなみに国道からの入口の標高は既に240mあまり。

国道からの分岐からいきなり1.5車線程度の田舎道である。山村の雰囲気がなかなかだ。あたりは杉の美林である。いかにも手入れが行き届いていそうだ。路面にはあまり陽が当たらず、路面は昨日までの雨で濡れたままである。


2段上の道まで見上げる北側の谷の風景

上久通の集落を抜けるといきなり折り返して上る。笹子峠の麓の駒飼宿に似ている。

少し進むと、杉林の中に、これから上る道のガードレールを見上げるようなところがある。落差は大したことはないのだが、雰囲気は出る。何と言うか、「峠らしい峠」と言えるのではないか。

鞍部直前のヘアピンからはこれまで上ってきた谷へのちょっとした眺めがある。


天目指峠の峠名の由来の看板

鞍部は右カーブの深い切り通し。峠名の由来を記した看板や徒歩向けの道標がある。切り通しには開削記念碑が埋め込まれている。

看板によると、峠名の由来は、(端折って書くと)

ということで、「天」とか「目指す」とかいう単語とは何の関連性もないのであった。


森河原

下りも同じような杉林の中を進む。明らかに上りよりも長い感じだ。やがて森河原で県道53号線にぶつかる。標高は260mほど。旧名栗村の中心部からほど近いのだが、あたりは意外なほどに開けていない。

ここからは右折すれば山伏峠に出る。

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2006年4月20日初版

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