|
|
|
国産初のトランジスタ・アンプ内蔵ギター、テスコのTRG-1です! 症状はネックの逆反りがひどくて使えない&内蔵アンプが不調。 この状態で持ち込まれ、オーバーホールして使える状態にしてほしいとの事です。 |
|
古いテスコのフレットは細い&低く、このように浮きもあるのでそのままではビビリが出て使えない物が多いです。 ネックの反りもひどいので、指板を削って修正します。 |
|
ペグはサビで動きが悪いので、可能な限りきれいにしてやりましょう。 |
|
とにかくバラせるだけ分解します。 各パーツは汚れを落として磨きます。 ネジ類も1本ずつ磨きます。なかなか手間がかかりますね〜。 |
|
これが内蔵アンプの基盤です。トランジスタはゲルマニウム! TRG-1の修理は過去に数本やりましたが、ほとんどが電解コンデンサー不良です。 |
|
怪しいと思う部品のハンダを外して、テスターで測定してみます。 今使ってるのは自作(キットですが)のコンデンサー容量チェッカー。 予想通り測定不能だったり異常な数値だったり! 他の抵抗なども数本抜き打ちでチェックしてみましたが、そちらは大丈夫でした。 |
|
電解コンデンサーのみ現代の物と交換しました。 当時の物とは規格が違うので、一部容量が若干異なる物になりますが問題ないでしょう。 動作チェックOK! |
|
フレットを抜いて、指板を削って修正〜新しいフレットを打ちます。 フレットはすり合せの後、エッジの面取りを行ない、きれいに磨いて仕上げます。 |
|
すべてのパーツを磨いて組みあげ、調整して完成♪ まだまだ現役で使えます! |
|
ペグもきれいになりました。 (ひどいサビは完全に落ちないですけどね) |
|
TRG-1初期型(シングル・カッタウェイ)とのツーショット! |
E-MAIL info@tangerine-guitars.com お手数ですがメールアドレスはコピー&ペーストでお願いします 東京都江戸川区平井6-14-6 土井ビル1F TEL/FAX 03-3614-6617 |