アルトチェンバロ・ギターのブリッジ調整

クラシック・ギターの一種だそうですが、超ショートスケール&5度上げチューニング(だったかな?)で12弦という変わり物!
ある製作家によるオーダーメイド品。

指に針がついたサムピックのような物をつけて演奏するらしい!
小さいのに良く鳴ります。

さて、このギター、なんだかコードの響きがおかしいとの事。

チューニング・メーターで調べていくと、4〜5フレットから上は合わない!

フレット音痴か?と思ったけど、どうやらオクターブ・チューニングが合わない様子。
ってか1弦以外は狂い過ぎだぞ!

とりあえずブリッジ駒を外し、プラスチック片を挟んで各弦ごとのオクターブ・チューニングを合わせてみるとこんな感じ。

超ショートスケールでこんだけズレてちゃ音程合わないのも当然ですねー。

ギター本体は加工したくないとの事なので、考えた末に思い付いたのがコレ。

オリジナルの駒の代わりに装着できるオフセット駒(これは1〜4弦用)。
牛骨削り出しで作りました。

ちょっと見た目がなんだコリャって感じですが、違いは弾いてすぐ分かりました!コードの響きは激変!

やっぱりチューニングは大事ですね♪

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