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キャンバーステア       

ライダー:ヒデさん                                              マシン : Beta Evo2T 250                                                                                                                      


フロントタイヤ程の岩を下り、アンダーガードを上手に岩とスライドさせながらフロントタイヤに確実なブレーキングをかけます。この時、マシンを安定させるため左右ステップに加重をのせ、ハンドルは進行方向へ固定します。

ここのポイントはまだフロントタイヤが低い位置にあるためフロントが外側へスライドしないよう、タイヤのグリップを感じられる程度の慎重なライディングでトレースします。               注意するポイントとしてフロントとリアのブレーキ配分です。フロントのみのブレーキングだと車体のバランスを保つのが困難で切れ込み現象も発生します。リアブレーキも使いコントロールすることで前後タイヤの接地感を得ます。


ここまできたらまずはひと安心。                                      目標物(ステア)へ向けフローティングターン!                             フローティングターンでフロントを上げるタイミング、またはポイントとして地形のギャップを利用することがおすすめです。地形の凹凸や小石など自分なりのきっかけを見つけ、それを上手く利用し反動させることでフロントカーブを描くといいと思います。                       同時に重要なのがアクセル開度です。フロントを上げるためにアクセルを多めに開ける光景をよく見ます。アクセルの開けすぎは車体が外側へ膨らみライダーとバイクが離れてしまいます。ライダーのボディーアクションとアクセルとのバランスがフロントアップコントロールへ繋がると思います。

手前のポイントから得たトラクションによるリア加重。                         そして前へ進むための前後左右ともバランスのとれたボディーアクション。         

写真の様にステアを越えて着地した時、バイクとライダーが真っ直ぐに立っているとカッコイイですね。