魚種別料理:日淡魚

日淡魚を食べ始めたのは小学校低学年頃、自分の網を持つ様になったと同時。フナ・ドジョウ・シラハエ(オイカワ)・コイ・ナマズなど、捕まえた魚は全部(..と言ってもメダカは食べなかったけど)食べてました。
で、その食べ方ですが小学生に料理など出来るはずも無く(当時そう思っていた)、近所の焚き火に突っ込むか、祖父に頼んで七輪で焼いてもらってました。ちなみに祖父はウナギさばきが上手く、いつもウナギと言えば生きたのを買ってきて自分でさばいていました(しかも氷で締めたりせずに)。子供の頃の私はその技術に関心が有り、「いつかはやってみたい」と思っていました。
祖父が亡くなった時には形見として(..と勝手に思っている)そのウナギ用に使っていた小刀みたいなのと目打ちを貰いました。
大人になって、一度だけ生きウナギを何匹かさばく機会が有り、その小刀を初めてウナギに使用した事がありました。いつも見ていた事が役立ったのか、初めてなのにくねるウナギを思いの他上手にさばけた時、祖父を思い出しました。
魚種 料理例
オイカワ他小魚

唐揚げ


佃煮

[唐揚げ]
<作り方>
1.通常、川魚料理では清水での蓄養が大切なのですが、唐揚げではそれ程重要では有りません。水槽で死んだ魚でも目が黒い内は十分使えます。揚げる事で臭みは殆ど消えてしまいますので。
まず、生体の水を切ったら市販の唐揚粉をまぶします。
ウロコもハラワタも取る必要はありません。


2.180℃の油へ入れ、1分弱揚げて取り出す。


<試 食>
小魚の頭やワタを取るかどうかは意見が分かれる所ですが、酒飲みには取らない方が概ね良好。

[佃煮]
<作り方>
1.汲み置きした真水で3日程生き締めします。


2.生きたままポリ袋に入れ、酒を注いで眠らせます(勿論、眠る訳は無く、死にます)。ウロコもハラワタも取る必要はありません。


3.
鍋に酒・味醂・醤油・砂糖・おろししょうがを味見しながら混合し、ひと煮立ちさせ冷ました煮汁に魚を並べ、アルミホイルで落し蓋。弱火で1時間半で完成です。その間煮詰まってしまわないように見張り、煮詰まりそうなら味醂を足します。


4.出来上がった佃煮は冷ましてから瓶詰めにし、冷蔵庫で保管。日々の朝食のお供になります。


<試 食>
私は甘露煮と佃煮作り方の区別が付いてないのですが、比較的大きい魚は甘露煮、小魚は佃煮と呼んでいるだけで、作り方は殆ど同じです。違いは大きい魚の方が煮崩れし易いので、少し焼くか乾かすかしてから、鍋に入れる点のみです(でもやらない事が多い)。頭やワタを取らない方がボリュームが有り、ご飯や酒が断然すすみます。苦味は特に無いです。嫌いな人はイメージなんでしょうねぇ。

ホンモロコ他小魚以外

甘露煮
[甘露煮]
<作り方>
1.ウロコ・エラ・内臓を取り去った魚(モロコ・モツゴ・ニゴイ・カマツカなど何でも良い)を氷を入れた塩水に漬けておきます。
2.
酒・味醂・醤油・砂糖・おろししょうがを味見しながら混合し、ひと煮立ちさせ冷ましておきます。
3.煮汁に魚を並べ、アルミホイルで落し蓋。弱火で1時間半で完成です。その間煮詰まってしまわないように見張り、煮詰まりそうなら味醂を足します。

<試 食>
素人とは思えない完璧さで最高の仕上がりでした。もう美味いのなんのって。市販の甘ったるいのが嫌いなので自分好みに砂糖少な目にしたらご飯が進む事!こりゃー、また作るっきゃないでしょう。
カマツカ
[煮付け]
<作り方>
1.ウロコ・エラ・内臓を取り去ったカマツカを塩水で軽く洗います。
2.
酒・味醂・醤油・砂糖・おろししょうがを味見しながら混合し、ひと煮立ちさせ冷ましておきます。
3.煮汁に魚を並べ、アルミホイルで落し蓋。中火で始め、煮立ったら弱火で5分で完成です。

<試 食>
肉が多く、食べ応えが有ります。淡水版コチといった感じでしょうか。味は淡白でクセが無く、どんな味付けでも美味しく頂けるでしょう。

[塩焼き]
<作り方>
1.ウロコ・エラ・内臓を取り去ったカマツカを塩水で軽く洗います。
2.
たっぷりの塩を体中にまぶし、ヒレには特に沢山付けます(飾り塩)。
3.遠火の強火でじっくり乾かす様に焼きます。

<試 食>
味が淡白なので塩を多めに振る方が良いでしょう。クセが無く、キスの塩焼きの様な味わいです。
コイ/フナ
フナの甘露煮

[甘露煮]
<作り方>※骨が太いので小魚とは若干違いが有ります。
1.汲み置きした真水で3日程生き締めします。臭いと評判のフナですが、これで普通の食材と化します。


2.
内臓を取り去った魚(ウロコは取らなくても良い)を軽く洗ってから酢・酒・水を1:1:1くらいで混合した煮汁
に並べます。


3.
アルミホイルで落し蓋をし、弱火で2時間ほど煮ます。その間煮詰まってしまわないように見張り、煮詰まりそうならお湯か番茶を足します。この工程で中骨や頭、ウロコなど全て軟らかくなります。他の細長い小魚と違って酢を使うのがポイントです。
煮上がってから醤油・砂糖・味醂・おろししょうがを味見しながら加えて、更に30分ほどかけて煮汁を染み込ませます。


<試 食>
すっかり定番となった甘露煮や佃煮ですので、応用編として臭いと評判のフナを選びましたが、何の事ぁ無い。生き締めさえしておけば全く臭いませんでした。勿論最高の仕上がり。ご飯が進み過ぎた事は言うまでもありません。

[照焼き]
<作り方>
ぶつ切りにした物をしょうゆだれに漬け込んでおき、焼くだけ。
<試 食>
脂が乗った時期の物はむつの照焼きにも匹敵する美味さ。

[煮付け、味噌煮]
<作り方>
(未実施)
<試 食>
(未実施)
<参考HPへのリンク>

カワアナゴ
カワアナゴの煮付け

[煮付け]
<作り方>
1.希少魚ですので飼っていた魚が死んでしまった時に調理します。恐らくこんな珍魚を二度と食べるチャンスは無いでしょう、


2.
内臓を取り去った魚軽く洗ってから味醂・酒・水・砂糖を1:1:1:1くらいで混合した煮汁
に入れます。お好みで生姜を入れます。


3.
アルミホイルで落し蓋をし、弱火で20分ほど煮ます。煮過ぎて身が固くならない程度で火を止めるのがポイントです。


<試 食>
一生の内でたった1回のチャンスと思われるカワアナゴの煮付け。心して頂きました。身は美しい白身でクセや臭みは全然無いです。小骨がやや多いですが、非常に身が厚く美味しかったです。この魚が豊富に居るのならぜひ又食べたい味ですが、何しろ希少魚ですので、これで最後でしょう。恐らく他に食べた人も居ないでしょうね。貴重な経験をありがとう>カワアナゴ。

ナマズ
[照焼き]
<作り方>
ナマズ料理店で食べた事は無いが、あれらはイワトコナマズという臭みが少なくておいしい種類らしい。そんなナマズは近所には居らず、普通のナマズです。別に臭くないと思うけど、魚嫌いの人だと感じるのかな?調理はコイと同じで、背開き或いはぶつ切りにした物をしょうゆだれに漬け込んでおき、焼くだけ。漬け込まなくても、付け焼きでも可。
<試 食>
まさに分厚いウナギといった感じで激ウマ!文句無し!この魚は多分どう調理してもオイシイと思う。次は刺身に...、これはちょっと怖いか。
<参考HPへのリンク>
ドジョウ
[蒲焼]
<作り方>
2〜3日清水で生き締めしたドジョウを使用する。 大物の場合、目打ちをして開き(私は背開き)、内臓を外す。小物はそのまま。 串を打って遠火の強火で表面を焼く ウナギのたれを2、3回付けながら仕上げる (ウナギ同様、蒸しを入れても良いかも知れないが私はやった事が無い。)
ドジョウは購入しても良い。出来れば輸入物を避けたい。 ※輸入物は養殖では無く、採取物が多いらしい。 しかも蓋口虫とやらが居て火を良く通さなければ危ないらしい。 又、養殖物の方が骨が柔らかく、泥臭さも無いらしい。 ただ、¥50.〜¥100./匹と結構高い(国産養殖物、輸入共)。
<試 食>
おいしさはウナギと同じ。もう最高。1人前7〜8匹欲しい。 ご飯に乗せれば(味は)まるでうな丼。
<参考HPへのリンク>
メダカ/カダヤシ
[佃煮、天ぷら、から揚げ]
<作り方>
(未実施)
<試 食>
(未実施)
<参考HPへのリンク>
スジエビ(モエビ)
[から揚げ]
<作り方>
1.汲み置きした真水で3日程生き締めします。

2.生体の水を切ったら市販の唐揚粉と共にポリ袋に入れ良くまぶします。

3.よく混ざったら180℃の油へ。1分弱揚げて取り出す。

4.塩コショウ(塩だけも良)を軽くかけて出来上がり。

<試 食>
居酒屋の川エビの唐揚(テナガエビ)に遜色無し。小さい分殻も薄く、食べ易い。
<参考HPへのリンク>