燕岳 2,762.9m 合戦尾根 2008年9月28日日帰り 難易度 楽・中
ルート解説 : アルプス3大急登といわれる合戦坂ですが、非常に登山者が多く良く整備されているので登り易くなりました。穂高温泉郷から中房温泉へ槍ヶ岳矢村線という県道を車

で30分。有明温泉国民宿舎を過ぎて橋を渡った左に登山者用の駐車場があります。上の入山口脇の駐車上は温泉用で使えません。駐車場から坂道を15分ほど登ると入山口があり、

トイレと登山者カードの箱があり有料の温泉もあります。登山道は最初から急坂が続きますが、40分前後で休憩用のベンチがありテンポ良く登れます。登山者が多いルートなので良く

踏まれて整備もされて歩きやすく、それ程きつく感じません。合戦小屋までは樹林帯の急登ですが、合戦尾根に入ると見通しが良く気持ちの良い道になります。

燕山荘から山頂までは30分の稜線歩きですが、風が強く紅葉の時期はかなり寒くなります。花崗岩の山でイルカ岩や蛙岩などという奇岩がそこらじゅうにあり見応えがあります。

中房温泉入山口−きつい登り40分−第1ベンチ−階段の多いきつい登り30分−第2ベンチ−ややきつい登り30分−第3ベンチ−比較的ゆるい登り30分−富士見ベンチ−花崗岩の山道

20分−合戦小屋−ゆるい登り30分−合戦沢の頭−見晴らしの良い登り40分−燕山荘−花崗岩とハイ松の稜線30分−燕岳山頂−30分−燕山荘−30分−合戦沢の頭−20分

合戦小屋−20分−富士見ベンチ−20分−第3ベンチ−20分−第2ベンチ−25分−第1ベンチ−25分−入山口 全行程7時間20分

この日は日曜日ですでに駐車場は

いっぱい。なんとか車をとめて入山

したのが6時。

いきなり木の根が多い急坂が始ま

ります。道は良く踏まれて歩き易い

のですがなにせ急坂、息が切れま

す。

40分登ると広場があり第1ベンチと水場の看板があり、ベンチが並んでいます。矢印を1分ほど下った沢に水場があります。一息入れてからまた急坂を登り始めます。

今度は木の階段が多い急斜面。やはり道は歩き易いのですが、結構足に来ます。

第2ベンチ

までは20

あまり。

を取る

が冷え

でパス

次のベ

へ。

樹林帯の尾根筋のやや緩くなった坂を登ると、見晴らしの良い場所に危険という看板があり大天井の稜線が見えます。上空は曇り空ですが山は良く見えます。

気温も暑くなく登山には最適。紅葉が始まりダケカンバの赤が目立ちます。

30分ほどで第3ベンチに着きます。

この辺から道は花崗岩の砂礫の

に変わります。

さらに30分登ると富士見ベンチ。

この日は遠く雲海の上に富士山が

見えます。(下の写真)

ここでゆっくり休憩して水分補給。

2,500メートルを越えてそろ

そろ見晴らしが良くなり始め、

紅葉の中を気持ち良く歩け

ます。10分ほど登ると合戦

小屋まであと7分という看板

があります。

もう少し行くと3分という看板。

すこし急坂になり、見通しの

ない樹林帯を行きます。

急に小屋のある広場に着きます。

外のベンチは登山者でいっぱい。

ここのうどんはおしいと評判で、特に天ぷらうどんが

おすすめ。

荷物用ケーブルの終点で、下から大きなザックが上

がってきました。

旅館に宿泊するとこんなサービスがあるんですね。

ここにはトイレがありゆっくり休憩する人が多い。

真夏にはスイカも売っています。

合戦小屋から30分位見晴らしの良

い緩い登りが続き、合戦沢の頭と

いう眺望の開けた広場に出ます。

ここで燕岳が見えます。表銀座の稜

線も見えとても気持ちの良い場所。

遠く燕山荘が見えます

ここが合戦尾根。小屋は見えて

いますがなかなか着きません。

30分かかって尾根の分岐です。

そこがテント場になっていて、左が

山荘、右が燕岳山頂です。

山頂までは往復1時間弱、見晴

らしの良い尾根歩きです。

左は東沢岳 右は燕岳 下左は槍ヶ岳 下右は烏帽子岳

イルカ岩越しに見る大天井岳への稜線 下は燕岳山頂。360度の眺望が楽しめます。
上 燕岳山頂からのパノラマ 立山から針ノ木岳、鹿島槍まで見渡せます。  下 燕山荘からのパノラマ 槍ヶ岳から鷲羽岳、水晶岳、裏銀座の山並み
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