蓼科山 2,531m 難易度 楽
一の鳥居からピストン 装備重量10キロ
ルート解説 :北八ヶ岳北端にある均等の取れた姿の蓼科山は四方にルートがあり、中腹を通る蓼科スカイラインの2か所、ビーナスラインと双子池にも入山口があります。最短はスカイラインの2つのルートで共に2時間強で登れます。共に入口に駐車場があるので便利。長い裾野の樹林帯を抜けると急坂になり一気に高度を上げるルートで、すべてのルートは中腹の将軍平で合流し山頂までは1本道。最後に巨岩の堆積した急坂を登ると平らに開けた広い山頂に出ます。山頂からの360度の眺望が魅力です。
蓼科スカイライン一の鳥居入山口 - ゆるい樹林帯の登り20分 - 馬返し - きつい岩ゴロ道登り30分 - 天狗の露地 - 急斜面20分 - 将軍平 - 岩の堆積した急斜面の登り30分 - 蓼科頂

山荘 - 岩だらけの山頂5分 - 蓼科山山頂 - 同ルートを下山 1時間10分 全行程 4時間半(休憩を含む)

女神湖から蓼科スカイラインに入り5分ほど走ると七合目の鳥居がある。十数台分の駐車場とトイレもある。最初は笹の茂る藪登りで、やがて樹林帯の中をゆるい傾斜の道が続く。手つか

ずの原生林は、八ヶ岳独特の苔むした大地に木漏れ日が差仕込む雰囲気のある針葉樹林。

岩が多い歩きにくい道で馬返しまでは20分ほど緩い登りが続く。やがて九十九折の急坂が現れるとそこからはずっと急な登りになる。50分ほど登ると天狗の露地という看板の分岐があ

る。右に入ると大きな岩が積み重なった開けた岩石の斜面が広がっている。下からでも見える天狗の露地という広場。北アルプスが全部見渡せる。

ザンゲ坂というかなり

傾斜のきつい登りを20

分登ると蓼科山荘が

建つ広い広場の将軍

平に出る。

ベンチや売店もあり休

憩に丁度良い。大河

原登山道と天裕寺原

ルートの合流地点で

蓼科山へは山荘の前

の道を森の中に進む

森に入るとすぐ岩の積み重なった斜面が見えてくる。下から見上げるとかなりな角度で巨岩

の急坂が山頂まで続いているのが見えます。ロープやクサリがあり足場を確認しながら登れ

ば見た目ほど怖くはない。

急坂を登りきるとすぐに蓼科頂上山荘が見える。山頂は風化した溶岩が敷き詰められた平らな大地。中央に神社があり反対側の淵に方向指示版が設置されている。360度の眺望で南

ヶ岳の秀麗な姿が印象的。(下の写真は1か月後に撮影した初冬の八ヶ岳連峰)険しい岩場はあるものの比較的短時間で登れる眺望の名山です。

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