白馬大池 - 白馬岳縦走 難易度 中
蓮華温泉から白馬大池、小蓮華岳、白馬岳ピストン 白馬大池小屋テント場1泊 装備重量20キロ 2007年8月4日5日 テント1泊
ルート解説 : 国道148号線から姫川温泉へ入り、入ノ平白馬線という細い山道を1時間走ると蓮華温泉です。バスも通っているこの県道は6月まで通行止めになっています。

入山口は蓮華温泉ロッジの裏にあり、登山道の脇に露天風呂もあります。見通しの効かない樹林帯を2時間強登ると北アルプス北端の雪倉岳や朝日岳が見える天狗ノ庭に出ます。

岩の多いダケカンバの森を1時間半歩くと急に視界が開け白馬大池の湿原が広がります。白馬岳に登るルートでは大雪渓ルートより楽で、小蓮華岳から三国境を経て稜線を縦走する

ルートはとても美しく魅力的です。高山植物の宝庫で眺めの良さも相まって、夏には混雑する名コースです。

1日目 蓮華温泉−やや急な登り2時間10分−天狗ノ庭−岩の多いやや急な登り1時間半−白馬大池

2日目 ライチョウ坂の登り2時間 - 小蓮華岳 - 見晴らしの良い稜線を30分−三国境 - 岩場の多い急な登り1時間 - 白馬岳 同ルートで下山 5時間 全行程 11時間40分

白馬村から国道148号線を30分位

走り、トンネルを抜けた先に平岩駅

に行く信号を右折。看板に従い蓮華

温泉へ。

細い山道を1時間で蓮華温泉です。

駐車場から蓮華温泉ロッジへ下り

にまわると入山口があります。

登り始めたのが9時過ぎで、暫く登

ると雨が降り出しました。

蓮華の森の看板

までゆるい山道

を20分登ります

雲間に雪倉岳が

見えます。

雨も止みダケカンバの森に入ると

が多くて苦労します。

1時間半で天狗の庭という視界が

けた岩の多い絶景ポイントへ。

このあたりでまた雨が降り出す。

暗い森を抜け、岩の多い急坂を1時

間半行くと徐々に視界が開けてきま

す。

明るい草原の向こうに岩だらけの山

が見えます。ここが白馬大池。

5時間かかり4時に到着しました。

テント場も小屋も人がいっぱい。

テントの設営が終わる頃には雨が

止んでいました。

せっかく満天の星を期待したのに

んにも見えません。

風と雨がすごくて寝れない。

熟睡できないまま3:30頃起床。

雨は止んでいて4時半には朝食を済

ませて出発。

やがて日が昇り始めました。

小蓮華への稜線は小さなコマクサやイワギキョウがた

くさん咲いています。1時間ほど歩くと天気はだんだん

回復。

小蓮華岳の山頂は崩落が進んでロープが>張ってあり

立ち入り禁止です。ここまで2時間くらい。

この稜線はアルプスでもベスト10の絶景で感動的!

それにしてもすごい人だ。

ゆるい登りがほとんどですが、しば

らく行くと写真のような険しい岩峰

がいくつかあります。

1時間で三国境の分岐に到着。

ここから雪倉、朝日岳方面への分

があります。

左下が三国境の広場です。

ここにザックをデポして白馬の山頂

に向かいます。

ここから白馬山頂までは1時間の

ややきつい登りが続きます。

尾根道の長野県側は切り立った

壁で所々にウルップ草などが咲いて

います。

切り立った岩場をいくつか越えます

10:30白馬の山頂に到着。 山頂から下を覗き込むとすごい

の一言。高所恐怖症の私は腰が引けてしまいます。

雲が晴れたら立山と剣岳が見えました。

目の前のもう一つの旭岳ははっきり見えます(右)。

風が強く寒くなってきたので写真を撮って早々に戻ります。

小蓮華にはライチョウ坂という所があり雷鳥が何羽か居ます

が、この日は見つかりませんでした。

下山は思いのほか早かったけど大池を下り始めてからまた雨が降り出し

ました。

また天狗ノ庭で長休憩をして後はもくもくと歩く。

まだ日が落ちる前に無事蓮華温泉に戻ってきました。

さあ、温泉だ!一番下の黄金の湯という露天風呂は登山道からちょっと

上がった所にあります。

自己申告で蓮華温泉ロッジに入浴料500円を後払いします。

露天風呂はさらに登るとこの他に4つあります。

何度来てもこの稜線歩きは楽しい。

いかにもアルプスを歩くという感じ>がたまりません。

高山植物の種類が最も多く、ここでしか見られない花もたくさんあります。

白馬岳へは皆大雪渓を登ってきますが、危険箇所がなく楽に登れる蓮華

ルートが一番おすすめです。

気持ちよく疲れも取れて、本当に楽しめた登山でした。

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