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群馬県六合村から国道405号線を北に行き、突き当たりの野反湖に入山口があります。野反ダムの手前に駐車場があり、皇太子ご夫妻が登った記念碑が建つのが入山口。
入山口に車を止め朝6時に入山。肌寒く気温は14度、天気は曇り、撮影機材が入っているのでザックの重量は15キロ。 |
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20分ほどで小山をひとつ越え急坂を下りるとハンノキ沢に出ます。
浅い川の中ほどにロープで縛られた流されかけた木橋があります。 ゆるい登りを行くと小さな沢があり、手前に人口の洞窟があります。 峠道を登ると30分で北沢取水分岐の指標があり、登山道は右に登って行 きます。 |
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25分ほど登ると地蔵峠の分岐に着きます。分岐を直進すると秋山郷 切明温泉まで6時間の林道。白砂山は右に登ります。指標の横に小さな地蔵堂があります。
道はややきつい登りになり、30分ほどで視界が開けた尾根に出ます。シラビソ尾根の指標があります。 |
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ここから地蔵山の登りになります。 ぬかるみの多い山道で、アップダウ ンを繰り返しながら登って行きます。 登山地図では地蔵峠まで50分、 堂岩山まで1時間40分とあります が、実際は登山口から水場までで 3時間かかりました。 私は足が悪いので登山者としては 最っとも遅いペースで、通常歩く速 度の半分で登りますが、この位が 登山には最適なペース。 水場という指標がある所が、広場に なっていて、3分ほど下った沢が 水場です。冷たい硬めの清水で、 とてもおいしい。 この先はガレた急坂で、登山道が えぐられて谷になっています。 堂岩山まで30分弱の登り。 |
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堂岩山(どういわやま)とローマ字で
書いてある)という指標があります。 |
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平坦な尾根道を行くと、もう一つ古い指標があます。道は急な下りになり5分で八間山との分岐に出ます。ここからが展望の開けた稜線歩きです。浅間山から榛名山、赤木山、遠くに八
ヶ岳まで見えます。道の先に白砂山の優美な姿が見えます。(下) |
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ゆるいアップダウンの稜線を歩いていくと、40分で猟師の頭という指標のあるピーク。つつじはまだですがシラネアオイや石楠花が咲いています。
幾つかのピークを越えると、鞍部の手前に金沢レリーフという指標があり岩にレリーフがあります。鞍部に下ると白砂山の最後の登り。急坂を登りきると、さらにゆるい稜線に道は続いてい ます。白砂山の山頂は真ん中のピーク。登りにかかって30分弱かかります。 |
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大岩に刻まれたレリーフを通り、いよ いよ白砂山の登りへ。 右写真の奥のピークが山頂。 |
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山頂は広場になっていて、真ん中に 白砂山 2,139.7mという指標が建っています。新潟側は木立がありますが他は遠く富士山まで望める大展望。この日は雲のかかった関東甲信の
山々が見えました。山頂で昼食を摂って休んでいると、この山域で初めて人に会いました。日光から来た団体の中の男性が3人。「良い山だけどきついねー」と一言。 残りの方は八間山まで登ったそうです。しばし景観を楽しみます。白砂山より先は尾根伝いに三坂峠や佐武流山に続いていますが、今はルートがなくなっていて強烈なヤブ漕ぎです。 |
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下山は来たルートを戻ります。こんなに登りが多かったかな?と思うほどきつく、アップダウンの繰り返しがかなり堪えます。車のある入山口には、山頂から3時間20分で着きました。
入山口の野反湖が観光地になりシーズンになると釣り人も多く訪れ、夏場はキャンプ場が一杯になりますが白砂山まではそれほど人は行きません。7月はニッコウキスゲが咲き、美しい 高原と湖の景色が素晴らしい。下れば花敷温泉や尻焼温泉、猿ヶ京温泉など多くの温泉があります。一番のおすすめは京倉温泉。深山の山旅を味わった後で温泉につかれば、ハード な山旅も良い思い出に変わります。記憶に残る登山できっとまた登るだろうなと思い帰路につきました。 |
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