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長野県の秋山郷は一度新潟県に出
ないとたどり着けない秘境。 他には奥志賀高原に抜ける道があ り、車が通れるルートは2本だけ。 案内看板に従って小赤沢地区から 山に入り三合目に大きな駐車場が あります。入り口にトイレがあり、 入山口は一番奥にあります。 |
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水源の山らしく水気の多いぬかるんだ森の道を登って行きます。40分くらいで四合目という指標があり道の脇の沢に水場があります。水場の指標はここ1箇所ですがこの山はいたるとこ
ろに沢が流れており水が汲めます。上の五合目の先ににも水場がありますが地元の人が作ったようです。 |
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五合目までは水が流れるぬかるん
だ道で、傾斜はそれ程きつくありま せん。 この時期は根曲がり竹の終わりの 時期ですが、道の脇から見てもまだ たくさん生えています。 岩が多く歩きにくい道ですが良く手 入れされています。 |
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五合目の指標からしばらく登ると尾
根をトラバースするようになり、だん だん視界が開けてきます。 この辺りは傾斜地で、地元の人が 集団で根曲がり竹を採りに藪に入 っていました。 水場がありますが、沢が詰まって細 い流れでした。掃除をして水を流し ておきました。虫が多い。 |
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水場の先の岩ゴロの急斜面にロープが架かっています。この辺りからルートは急傾斜になりロープの架かった箇所がいくつもあり
ます。まだ半分程ですが、ここまでが楽だったので体力は残っています。 この先危険箇所はありませんが、浮石に注意が必要です。 |
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七合目の指標を過ぎるとかなり傾斜
のきつい急登坂の連続です。 八合目の指標の先が森林限界で 見通しの良い笹原に出ると頂上の 平坦地です。 |
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急坂を登りきると広大な高層湿原が広がっています。無数の池塘が点在し、遠くにオオシラビソの森が見えます。木道に沿って歩くと花も咲き、風が気持ち良くすがすがしい。 | |||||||||||||||||
森に入る手前に九合目の指標
そろそろ残雪が出てきます。 小高い森を抜けるとまた湿原が 広がっています。 |
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30分ほど歩くと分岐があり休憩場になっています。この分岐を南に下ると龍ノ峰、赤倉山を経て佐武流山へのルート。龍ノ峰の左右に天狗の庭という広い湿原が広がっています。
ここに荷物をデポして見に行く価値はあります。 |
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分岐を山頂に向かうと30分弱で山小屋が見えてきます。小屋の手前に役の行者が修行したという場所にレリーフと銅像が建っている。
苗場山自然体験交流センターという長い名前の小屋の裏を進むと遊仙閣という小屋の横が山頂です。遊仙閣は現在は予約しなけば泊まれません。 山頂に分岐があり赤湯温泉、大赤沢、神楽ヶ峰から田代湖やみつまた、小松原湿原へのルートがあります。 |
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標高2,000mに広がる広大な高層湿原は、1日では回りきれない広さで、現在は木道で制限されていますがそれでも、天上に広かる聖域を充分に楽しめるおすすめの山です。
できれば山小屋に一泊し散策して歩くのが良いでしょう。 |
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