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上高地から河童橋を渡り木道ルートを行くと岳沢への分岐があります。 岳沢小屋へは3時間の行程。 岳沢小屋のテント場は小屋の右の沢の対岸にあります。 |
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テント場の横の道を登っていきます。岩ゴロのゆるい登りを10分ほど
重太郎新道は取り付きから岩場の急登坂です。 急斜面をトラバースして行くと、最初の鉄ハシゴが長い。 同じような岩場を徐々に高度を上げ、いくつかのハシゴを登ります。 途中に見晴らしの良い岩の上の小さな広場がかもしかの立場。 さらに痩せ尾根が続き2番目の平が雷鳥広場。 |
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広場というには狭い岩場にこんな文
字。ここまで2時間強。 |
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下を見れば岳沢小屋が小さく見えます。ほとんど休む場所がない狭い岩稜ルートを3時間登って、やっと2,30人が休める広場に到着。紀美子平です。
前穂の山頂と吊り尾根を抜けて奥穂への分岐があります。山頂へは広場の端にマークがありますが、いくつも踏み跡がありマーキングのないルートもあります。 どちらから行っても途中で合流して1本になるのですが、マークをはずすと浮石が多いガレ場でかなり苦労します。 |
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前穂高岳の山頂は縦長の広場になっていて360度のパノラマ。後立山連峰から常念山脈、奥穂から西穂、はるか富士山まで絶景が広がります。
見下ろせば涸沢、奥又白谷も一望できます。 |
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吊り尾根の俯瞰も迫力。ジャンダルムも見えます。
涸沢には色とりどりのテントが見えます。 |
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この日は北尾根を登るクライマーも。
夕方遅く岳沢のテント場で一緒になりました。 最近の涸沢の盛況はすごいので、まだ人の少ない 重太郎新道から前穂、奥穂を狙うのも良いかも知れ ません。 決して楽なルートではありませんが、西穂から縦走す るよりはるかにリスクは小さく、涸沢に負けない紅葉、 穂高で1番の眺望など魅力はいっぱいです。 岳沢小屋とテント場がなくなった時はがっかりしました が、情熱ある山の方々の努力で前以上に立派に復 活した事に感謝と感銘を覚えます。 ぜひ一度チャレンジしたいルートです。 |
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