黒姫山 2,053.4m 黒姫新道 2008年8月6日 難易度 楽
ルート解説 :戸隠高原のイースタンキャンプ場の先、大橋林道のゲートから林道を1時間強登ります。すぐ東側には古池コースもありこちらは林や沢を越える森のルート。同じ時間で新道

口で合流します。西新道はブナやツゲの森の中の登りで、40分ほどでシナの木の大木の広場があります。この辺から急登坂が始まり1時間強でしらたま平に到着。

南側に開けたほぼ水平の稜線を40分ほど歩くと、鞍部の火口原に下りる分岐に出ます。ここから山頂は15分ほど。小さな祠があり南の展望が素晴らしい広場です。

その先に越見尾根を下りスキー場に出るルートがあります。山頂から戻って分岐を30分ほど下ると火口原の峰ノ大池、七ツ池がある笹原があります。そこから西登山道を行くと1時間で

林道に出ます。火口原の笹原を東に30分ほど歩くと、黒姫乗越を登り越見尾根ルートに出ます。この他に七曲り、日の出石のある表登山道もあります。

大橋林道入山口−林道を1時間30分−新道分岐−ゆるい森の登り40分−シナの木−木の根が多いきつい登り1時間30分−しらたま平−見晴らしの良い稜線を30分−西登山道分岐−

きつい登り20分−山頂−同ルートを下山 4時間半 全行程 8時間

長野市の北、戸隠連峰と妙高山の間の名山。地元では信濃富士と呼ばれる複式火山です。山頂は外輪山にあり奥に中央火口丘の御巣鷹山(小黒姫)があります。

登山道は西側に2本。東側と北側に1本づつあり他のルートは現在は廃道です。今回は最短の西側戸隠高原大橋林道から新道を登ります。

長野市から車で戸隠高原へ。奥社参道を越えて戸隠牧場の先に大橋林道のゲートがあります。入り口に車が10台くらい置ける駐車スペースがあり、ゲートが見えます。ここから5分先に

古池経由の入山口がありますが、途中で新道に合流します。砂利道を歩くのが苦手な方はこちらがおすすめ。

ゲート脇に車を停め写真のような砂利道を歩くと30分ほどで林道の分岐(上段右)。ここを右にさらに進むと藪の中に登山道の看板があります。そのまま林道を登っても同じ場所に出ます

が、登山道に入ると再び看板が(下中)あります。やや急になる道を登り林道に合流してしばらく登ると、古池から来た道と、西登山道へのブナの巨木がある三叉路分岐に出ます。

分岐の広場で一休みしたら本格的な登山道に入ります。ブナとツゲの原生林のややきつい登りを行くと、40分ほどでシナの木という黄色い看板のついた巨木のあるちょっとした広場に着

きます。(下中)

この先はぬかるんだ木の根や岩が多い急な登りになり、このルートで最もきつい登り。1時間10分程で松の多い稜線のやや楽な登りになり、20分程登ると急に視界が開けて、しらたま平

という見晴らしの良い岩だらけの広場に出ます。

ここからは目の前に飯綱山、戸隠連山、高妻山さらに焼山や火打山も見えます。晴れていればアルプスや志賀高原まで見えます。

しらたま平は稜線の西端。

中ほどに黄色い看板があります。

南側が開けた稜線は戸隠高原が

一望でき風が気持ち良い。

稜線を歩くと林に入り大きな岩を越えると鞍部にある分岐点の板へ。

ここを下ると30分ほどで池のある笹原の火口原。

山頂は真っ直ぐ20分。山頂へつづく道はかなり急で息が切れます。

最後の岩だらけの急登坂を登りきると、開けた広場になっていて小さな祠

が祭られた山頂です。

祠の向こうに大きな案内板が落ちて?いました。

山頂からは木で見えませんが、ちょっと下ると中央火口丘の御巣鷹山

池がある火口原が見えます。

今来た稜線を振り返えると向こうの

山が戸隠連山。

雲がかかっているのが高妻山。

風が通り汗が引いて気持ちが良い

先の火口原に下ると池が点在する

ダケカンバの林と笹原があり、秋に

は非常に美しい景色が展開します。

黒姫山という名前が人惹きつけシー

ズンにはたくさんの人が登ります。

地元の人は毎年登る人が多い落ち

着いた雰囲気の名山です。

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