北岳 3,192.4m 間ノ岳 3,189.3m 難易度 中
広河原から白根御池、肩の小屋経由北岳、間ノ岳を往復 大樺沢を下山 テント泊装備重量25キロ 2009年9月14日から17日 テント4泊5日

1日目 広河原入山口−道路を歩き橋を渡る10分−広河原山荘−登り20分−大樺沢分岐−きつい尾根の登り2時間30分−白根御池山荘 全4時間

2日目 白根御池−森の水平道30分−二俣から右俣コース−きつい登り2時間30分−小太郎尾根−稜線の登り30分−肩ノ小屋テント場 全5時間

3日目 肩ノ小屋−きつい登り40分−北岳山頂−岩壁の急斜面の下り20分−八本歯のコル分岐−2時間−北岳山荘−稜線を1時間−中白根山−斜面のトラバースルート1時間−間ノ

岳山頂- 同ルートを戻る1時間20分 - 北岳山荘 - 急斜面のトラバースルート1時間 - 八本歯のコル取り付き - きつい急斜面の登り1時間 - 北岳山頂 - 急な岩場30分 - 肩ノ小屋テン

場 全10時間

4日目 肩ノ小屋テント場 -ゆるい下り20分 - 小太郎尾根分岐 -きつい下り1時間30分 - 二俣 -大樺沢のきつい下り1時間20分 - 広河原山荘 全5時間

夜叉神峠から

バスで40分。

広河原に到着

アルペンプラザ

の前を通り、

吊橋を渡ります

吊橋から右に下ると広河原山荘の前に出ます。ここに水道がありますが清水を汲みたいので山荘の脇から入山します。

尾根道に取りつき20分ほど登ると道の脇に清水があります。

このすぐ先が、大樺沢と白根御池の分岐点です。右の尾根道が白根御池へのルート。

ここからいきなり急登攀が始まります。痩せ尾根に木の根がむき出して足を取られやすいので慎重に登ります。

傾斜もきつくかなり体力を消耗するルートですが、原生林の豊かな森が心を和ませてくれます。

天候は曇りで気温もそれほど高くないんですが、とにかく急な上り坂。20キロを越えるザックを背負っているのですぐ息が荒くなって体中から汗が噴き出してきます。

ほとんど見通しの効かない森の急坂が、山荘まで3時間近く続きます。 

ザックが重いので30分毎に休憩をとりながら1歩1歩前進します。

コースタイムで3時間のところを5時間かかって、10時半に入山して3時半に白根御池の山荘に着きました。

白根御池山荘は火事で最近建て直してとてもきれいです。トイレは水洗でほんとんど臭いがしません。

テント場は山荘の庭をはさんだ、丘の上にあります。木立の中に20張り以上のスペースがありました。

テントを設営したらもう5時近く。夕食はアルファ米にレトルトの牛丼。きゅうりをかじって、持参したiPODで音楽を

聴いているうちに寝てしまいました。

2日目

4時半に目が覚め食事を終えて6時半ごろ出発。ルートは二俣まで行って左俣を小太郎尾根まで登ります。山荘のすぐ奥に白根御池があり右手に登っていくと草すべり、まっすぐ森に入る

と二俣へのルートです。

道は森の斜面をトラバースするような水平な道。一部倒木がありますが歩き易く、約30分で二俣のトイレの前に出ます。

二俣から左俣の登りは、かなりの急斜面を縫うようにルートが伸びています。北岳のルートは全般にきつい登りで難渋します。この日は朝から小雨が降りガスで視界が利きません。

約2時間半の登りを3時間半かけて小太郎尾根の分岐に到着しました。ここからは稜線の見通しの良いルートですが、晴れていれば仙丈ケ岳や甲斐駒が良く見えます。

岩の多い稜線を登っていくと、避雷針の立つケルンがあります。 北岳は昔雷でたくさんの人が亡くなっているので手を合わせて先に進みます。

小太郎尾根の分岐から30分で開けた稜線の上に出ます。 看板にキャンプ指定地とあり、その上が日本で一番高い所にある北岳肩ノ小屋です。

看板に3,000mとありみな感動してます。

テント場は小屋のすぐ下にもありますが、今回は少し離れた下の谷側の

広場にテントを張ります。

前日に雪が降ったと言うとおり、この日もかなり冷え込みました。

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