硫黄岳 2,742.1m 難易度 中
桜平から夏沢鉱泉、オーレン小屋、夏沢峠、硫黄岳、赤岩の頭、オーレン小屋 日帰り 装備重量14キロ 2009 年10月19日
桜平 - 緩い登りの林道30分 - 夏沢鉱泉 - ややきつい林道登り40分 - オーレン小屋 - ゆるいり20分 - 夏沢峠 - きつい尾根の登り1時間 - 硫黄岳 - 急傾斜の下り15分-

赤岩の頭分岐- きつい下り1時間 - オーレン小屋 - 下山50分 全行程 7時間(休憩を含む)

茅野市から林道を走り唐沢鉱泉分岐を桜平へ。約40台ほどの駐車スペースがあります。こちらは無料ですが唐沢鉱泉は駐車料を1人500円(1台ではなく)も取ります。(ひどいですね)

ゲートを抜けて林道をゆっくり登って行きます。夏沢鉱泉からは沢沿いに登って行くと道はやや傾斜を増し何度か沢を渡ります。オーレン小屋まで休憩を入れて2時間強。

目の前にこれから登る硫黄岳の稜線が見えます。

小屋の前に水場があり看板に「天

の名水強清水」とあります。

小屋の向かいの広場がテント場に

なっていて、峰の松目、赤磐の頭

方面へのルートが通っています。

夏沢峠へは小屋の裏手から入りま

す。

小屋の裏の林にかもしかが居ます。

小屋の人の話ではこの辺に住み着

いているとか。

夏沢峠の登りはやや傾斜がありま

すがそれほど苦労なく登れます。

20分ほどで夏沢ヒュッテに到着。

小屋の向こうに硫黄岳の爆裂火口

跡が見えています。

ここから40分ほど下ると本沢温泉。

小屋の前を通って硫黄岳の尾根

ルートに入ります。

最初は樹林帯のゆるい登りですが、森林限界を越えると道は九十九折に傾斜を増してきます。

最初のピークまで登ると岩の堆積したゆるい斜面が広がっています。

この辺りは屈指の強風地帯で、この日も断続的に突風が吹いています。

強風が方向を変え断続的に吹いていますので、岩陰を目指して風の隙間を狙って登って行きます。

慣れないと体ごと持っていかれそうになりますので、腰を落として低く構えながら確実に1歩1歩登ります。

1時間ほどで平らな硫黄岳の山頂に着きます。

平らな山頂は北側が大きく切れ落ちた爆裂火口。山頂看板の近くに岩小屋もあります。

硫黄岳山頂のケルン
八ヶ岳の主峰が一望できます。
振り返ると、登ってきたルートの先に天狗岳の双耳峰が見えます。

爆裂火口を覗くとはるか下まで硫黄の谷が続いています。下方に本沢温泉があります。

下山は赤岳方面との分岐を西に、赤岩の頭を目指して下りて行きます。

15分ほど下り、赤岩の頭の手前の分岐を下ると1時間でオーレン小屋に着きます。このルートも傾斜の急なガレ場なので、最後まで気を抜かないで下りましょう。

硫黄岳は八ヶ岳の中央にあり人気の山ですが、日本屈指の強風地帯でもあります。天候を確認しながら装備も揃えて登りましょう。

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