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トンネルを抜けるとすぐ吊橋があります。橋を渡り林を抜けると河原に出ます。そこに小屋があり、横の広場がキャンプ場。さらに進むと濁沢の滝が見えます。
河原を進むとガイドロープが切れたあたりに左へ道がありますが、踏み後がまっすぐ滝に続いているので、間違える人が多いようです。案内看板はありません。 入山口は川を渡った向こうですが、地図にある釣り橋はなく(残骸の柱が2本立っている)丸太の橋を渡ります。その先に登山道の看板があり唯一の水場があります。 沢にまわり込み沢の水を汲みます。この先ずっと山小屋の販売するろ過した雨水しかないのでここで充分補給しましょう。 |
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水場の横から登山道が始まります。最初は谷沿いの歩き易いゆるい傾斜の登りです。少し行くと急な斜面に鉄骨で組まれた階段がいくつか続きます。 | |||||||||||||||||
谷の奥に続く良く
踏まれた道を登 っていくと1時間 強で大岩があり ます。 ここが権太落シ。 |
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ここから急登が始まります。道は良く整備されていますが、階段やハシゴがいくつも続き足腰に堪えます。三角点までは見通しが効かない樹林帯のきつい登りです。 | |||||||||||||||||
登り始めて3時間半ほどで三角点のあるちょっとした広場に着きます。
ここで12時。お弁当を食べ30分の長休憩。 |
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ここからがブナ立
尾根。 傾斜はさらにきつ くなり大岩がごろ ごろした尾根道 をしばらく登ると、 タヌキ岩という看 板の巨岩があり ます。 |
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時々視界が効き見通せる場所がありますが、稜線はまだ遠くひたすら急坂が続きます。比較的道が整備されてるのでペースが掴み易く、疲労感はそれほどありません。 |
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三角点から1時間半。尾根を登りきると森の中に烏帽子小屋の看板が現れます。
下った先に小屋が見えます。こじんまりとした山小屋でご主人が暖かく迎えてくれます。 |
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テント場は小屋の前を通り、ヘリポートの看板を過ぎ三ツ岳が見える場所にあります。この日は連休前で単独で白馬から縦走してきたという男性が一人だけ。 10時に登りはじめて烏帽子小屋のテント場に着いたのが5時半。休憩も入れて7時間半。装備が重いのでかなりゆっくりしたペースでした。 ここは水場がないので、明日以降に備えてテント場の残雪で飲み水を作りました。 |
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2日目
テント場からは目の前に三ツ岳。さらに野口五郎岳から裏銀座に続くルートが見えます。陽が登りテントも乾いたので8時に烏帽子小屋を出発。 昨日登ってきた小屋の先の分岐の看板を烏帽子岳方面へ。 |
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巨岩の横を抜けると視界が開け、前烏帽子が目に入ります。花崗岩の砂礫の登山道が続いています。 | |||||||||||||||||
前烏帽子の山頂までは20分ほど。山頂からは眼前に烏帽子岳、薬師岳から立山に続く稜線も真近に見え絶景が楽しめます。 |
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前烏帽子の山頂から下った鞍部に烏帽子岳への分岐があります。烏帽子岳は切り立った岩峰でいくつもロープがかかっていて、ちょっとしたクライミングをして山頂に立てます。
この日はまだ先が長いので烏帽子岳はパスして先に進みます。 山頂を巻いて続くヤブの中の窪地を進みます。まだ残雪があり木の根や岩を越えて、トレースに沿って進みます。 雪が残っているとルートを見つけるのに苦労しますが、明瞭な道がありますので良く見極めて慎重に進みます。 |
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烏帽子田圃、四十八池と呼ばれる高層湿原は小さな池塘が点在する美しい所。7月でも残雪が残り、池塘も見えず花も咲いていません。初秋が一番美しい時期です。 ここまで小屋からは1時間。残雪を溶かして水をつくるために一休み。ガスが流れて来ますが、天気が良く気持ちが良いのでゆっくりしてしまいました。 この長めの休憩が後から響いて、後半が大変になってしまいます。 |
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