浅間山系 烏帽子岳 2,065.6m 2008年7月20日 難易度 楽
ルート解説 :浅間連峰の西端にある烏帽子岳は山頂が切れ落ちた360度の眺望の素晴らしい山です。入山は湯ノ丸高原の地蔵峠。広い駐車場があり湯ノ丸山が目の前に見えます。

売店脇のゲートを抜けるとキャンプ場に出ます。その先が白窪湿原。アヤメや百合が咲き乱れる湿原の横を行くと登山道になり、すぐに中分岐という看板があります。登ると湯ノ丸山。

真っ直ぐ行くと水平動という巻き道を通って湯ノ丸山と烏帽岳の鞍部に出ます。目の前に烏帽子の稜線と山頂が見えます。ここから登りになり1時間弱で稜線の南端に出ます。

ここからは眺望が良く、晴れていると富士山も見えます。道は岩の多い見通しの良い登りで、20分ほどで山頂です。標識のある山頂は広く北端に行くと切れたった断崖が覗けます。

地蔵峠入山口−林道を15分−キャンプ場白窪湿原−5分−中分岐−水平道という平坦な小道20分−鞍部−歩きやすいゆるい登り1時間−山頂−藪の急坂のショートカットで30分

−鞍部 同ルートを下山 1時間 全行程 3時間10分

浅間山から東西に伸びる連峰の西の端にあるのが烏帽子岳。烏帽子岳という名前の山は日本各地にあります。烏帽子の格好をした山で、山頂から切れ落ちた断崖をもっています。

最も有名なのは北アルプスの烏帽子岳ですが、この上田の烏帽子岳も山頂からの360度のパノラマヴューと登り易さで人気があります。

上田市や東御市、嬬恋村からルートがありますが、最短の湯ノ丸高原の地蔵峠からが最も登りやすいルートです。隣の湯ノ丸山を越えていくルートと巻き道で直接登るルートがあり、

今回は巻き道から直登のルートを行きます。峠の頂上に広い駐車場があり入山口は売店脇のキャンプ場に行く道を10分登りキャンプ場を抜けて行きます。

キャンプ場の先に柵で囲われた、アヤメ

や百合が咲く白窪湿原があります。

湿原入口の脇を抜け林に入るとゆるい登

りになります。近年道が荒れたのでこの

ルートが一部変更されました。

キャンプ場から丘を登ると中分岐という看板があります。十字路になっていて右は湯ノ丸山、左は森を抜けて白窪湿原

へ出るルートで、水平道という看板がある烏帽子岳への巻き道は直進です。

湯ノ丸山の斜面に切られた、アップダウンの少ない文字通り水平の岩の多いトラバースルートで、木立の切れ間から

八ヶ岳が良く見えます。

30分ほど行くと烏帽子岳が見え

始め、湯ノ丸山から下りてきた

ルートと合流する鞍部に出ます。

ここも看板があり広場になってい

て休憩に最適。

鞍部はヤセ尾根になっていて稜線

の左端に登り、稜線上を登っていき

ます。

鞍部から稜線はでは30分ほど。

直接山頂に登るルートもありますが

かなり急坂なので下山に使います。

登山道は尾根に向かって高度を上

げていきます。

稜線に出るとパノラマが

広がります。天気が良け

れば富士山も見える絶景

ポイント。

山頂へ続く登りも見通

しの良いルートで10分ほ

ど登ると小ピークがあり看

板があります。

高度に似合わずアルプス

の岩稜帯の様な雰囲気。

山頂からは八ヶ岳、北アルプス(左)、菅平(下左)

富士山(下右)も見えます。

一番下は湯ノ丸山と右奥が浅間山。

この山は比較的天候が安定して、パノラマビューが

楽しめる絶景ポイントです。

往復でも3時間ほどなので、手軽に楽しめる名山。

余裕があれば、湯ノ丸山(最下左)も登れば、絶景

が2度楽しめます。

下山は来た道の途中にショートカットがあるので、

そこを下ります。

上の写真の看板の辺りから藪の中に斜面を下る、少し

藪漕ぎの道あります。

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