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安曇野市旧堀金村県道25号線の須差渡入り口という信号から烏川林道に入ります。この隣の烏川橋という信号は常念岳一の沢入り口なので間違えないように。
林道を行くと「ほりでーゆー」という大きな施設があり、そのまま行くと沢沿いのかなり細い道が続きます。25分ほど走ると清水がありその先が三股の駐車場。50台ほど止められトイレも あります。車を止めて準備を整え入山開始。ゲートを越え沢沿いの林道を20分ほど登ると三股に着きます。ここにもトイレや水場もあり登山指導所で登山届けを投函します。 |
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橋を渡ると前常念岳へのルートとの
分岐があり、さらに進むともう一つ橋 があります。 沢筋にそって進むと10分ほどで力 水という看板のある水場です。 これから先は水場がないのでここで 補給。 道はやや傾斜を増し尾根の登りに 入ります。 木の階段やきつい九十九折がある 樹林帯を1時間半ほど登ると視界 が開けてきます |
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谷をはさんでに常念岳が見えます。
道は良く整備されているので歩きやすく 変化に富んでいます。 全体に傾斜がきつく、かなり体力を消耗 しますので、歩幅を小さくゆったりした ペースで登るように心がけます。 |
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2時間半かけてやっと「まめうち平」に着きました。ここが中間地点。広場に倒木のベンチがあり看板が建っています。朝6時に入山すると休憩を入れて4時間強なのでここで早お昼を食べ
ても良い。森の静寂と原生林の雰囲気が体を癒してくれます。 |
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白樺やコメツガの巨木が生い茂る深い森の平らな道が40分ほど続きます。この辺りは幻想的な森で、野鳥も多く深山の趣が味わえる素敵な所です。 | |||||||||||
原生林を抜けて30分ほどで登りになり、急な斜面を九十九折に高度を上げて行きます。道は尾根の右側をトラバースして行きます。 | |||||||||||
1時間半ほど登るとかなりの急勾配になります。この辺りが一番つらい所ですがもうひとふん張り。頑張ってゆっくり登りましょう。 | |||||||||||
急傾斜の樹林帯を抜けると視界が開けてきます。2,000mを越えてそろそろ森林限界。
右に常念を見ながらゆるくなった道を登って行きます。 稜線が見えてくると高い木々はなくなり、ハイ松帯に入って行きます。 しばらく行くと大滝山との分岐に出ます。大滝山へは稜線を2時間弱。 ここまで来ると山頂はすぐです。 登りきると、砂礫を敷き詰めた平らな尾根の広場になります。 正面の少し下がった所に蝶ヶ岳ヒュッテがあります。 その先は槍穂高連峰のパノラマが広がっていて瞑想の丘という看板がうなずけます。 この景色を見るだけで苦労して登ってきた事も忘れられます。 蝶ヶ岳の山頂は稜線の端の小高い丘の上です。 |
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目の前に展開する槍穂高の荘厳な景色に圧倒されます。目を右に向けると常念岳から立山まで北アルプスの奥深い懐まで見渡せます。
何度もここを訪れるリピーターはこの絶景に魅せらているのでしょう。かなり長丁場ですが日帰りも可能なコース。 しかしここに泊まって夕日を眺に染まる槍穂高、モルゲンロートの幻想美を見るのは山に登る者として至高の喜びです。 |
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