ゲームの紹介です。この界隈では有名なメーカーleafの作品で、当ブランドのビジュアルノベル（VN）シリーズの第２段にあたります。Win版とDOS版があり、やや古いタイトルですが、特定の層には絶大な人気を誇り、一部にはこれこそがleafの最高作とする声もあります。

鬼の伝説の残る温泉街。主人公、柏木耕一は別居していた父親の死去の報せを受け、この街へ帰省する。そこには、父親が別居する原因であり、彼女らにとって本当の父親の代わりであった叔父を失った耕一の従兄弟にあたる四姉妹が待っていた。しかし、ここへ来てからというもの、耕一は毎夜、ある猟奇的な夢を見るようになる。次第に色濃くなっていくその悪夢は、本当の自分の願望なのか、それとも予知夢なのだろうか・・

・・とまあ、こんな具合で本編に入ります。シナリオを読ませるタイプのAVGで、選択肢を選ぶごとに展開が大きくかわります。当然マルチエンディングで、バットエンドを含む、色々な結末を見ることで謎が氷解していくっとった感じですかね。
ヒロインとなる対象は、この四姉妹で、長女はおっとり派だが天性の不器用さを併せ持つ千鶴。次女に器用で快活だが、口より手の早い梓。三女、無口で主人公に対してそれとなく避けている感のある楓。末娘は元気で優しい純朴な少女、初音。年齢は上から２３、高３、高２、高１（多分）です。この他にも若干名、主人公と関連して登場する女性がいますが、ヒロインとはならないようです。
序盤はともかく、全体として重苦しいお話が多いので、それなりに人を選びますが重厚なシナリオは小説の好きな方には推奨できますゼ。

www.leaf.aquaplus.co.jp/
画像の著作権はリーフ/アクアプラスに帰属するものとします。
また、本ページの画像の転載を一切禁じます。