(( CANVAS〜セピア色のモチーフ〜 ))18禁
グラフィック | ★★★★★ | サウンド | ★★★ | シナリオ | ★★☆ | システム | ★★★☆ | 総合 | 66点 |
大手ブランド、F&C・FCO1からのタイトル。 全体的に絵のクォリティが高く、F&C自体数多くのブランドの複合体であるため、年間に多くのタイトルを発表しています。MIDI曲が多いのも特徴でしょうか。
主人公は学生でありながら将来を期待された絵描きで、幼い頃から多くの賞に輝いていた。その才覚は彼の通う高校において特待生として迎えられる程である。だが、自分の絵が学校にとって売名行為の道具でしかなかったことを知らされた彼は絵に対する創作意欲を失ってしまう。絵の描けない特待生など不要、学校側は最終通告として、次回の出展でなにかしらの賞を得られない場合、彼の特待生資格を剥奪することを告げた・・。 攻略対象となるヒロインは5+α人。幼馴染、義理の妹、昔となりに住んでいたお姉さん、影のある上級生、ハードル高飛びに全力を尽くす少女など。タイトルからも絵がテーマになっていることもあり、非常に特徴のある淡い絵柄は、このゲームの最大のポイントと言えます。翻って、ゲーム構成、展開は従来のアドベンチャーそのもので、展開もそれほど意外性を含むものではありません。1回のプレイ時間が3時間弱なので、それほど展開に凝りようがないのでしょうが、あっさりしすぎている感があり、印象に残りづらいシナリオが多いのです。ただキャラ自体の魅力というか、ある種の個性は感じられるし、キャラによってはこの作品ならではの展開を見せる場合もあります。 音楽はMIDI曲によって構成されていますが、残念なことにあまり記憶に残るほどではありません。無難・・ですかね。ちなみに女性のみフルボイスです。声優のレベルは高い水準で安定しているようです。 グラフィックはかなり高い評価を得ているようで、実際この絵目当てで購入した人もいると聞きます。キャラ人気も高いのですが、残念、ゲームとして遊ぶには後一息、といった感じです。
| OS | CPU | メモリ | HDD | VGA | CD-ROM | 必須 | Windows 95/98/2000 | Pentium 200MHz | 32MB | 300MB | 640X480 16bit | 必須 | 推奨 | - | Pentium 300MHz | 64MB | 600MB | - | - |
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