小塙の家





この建物は玄関を境に右に生活空間を配置し

左に茶室を配置した。

内外の壁はすべてコンクリートの打ち放し

茶室も壁は打ち放しにし

天井は90X90の格子に和紙そして

照明は和紙で包んだ行灯

床はケヤキの集成材にOPで板目を出しながら

つやを出し対比させる畳は縁なしで構成した





玄関より茶室の入り口

小上りは斜めに廊下に突き出し

待ち合いとする。

入り口の天井は和紙を手もみにし

水性塗料を吹き付ける

床はコンクリートの洗い出し

(10mm以下の砂利を打ち込)















LIVING

広い吹き抜けで夏涼しく冬暖かい
気持ちの良い空間
壁の威圧感を軽い色の階段でしあげ
光の影が時間と共に移動し季節の
移り変わりを教えてくれる。











玄関ホール
東面と西面よりホールにアプローチ
玄関ドアのフレームを除きコーナーは
ガラスで構成する。












茶室
打ち放しの壁に対し
やわらかさを
天井と柱に求めた。
一光の射す床の間が
安らぎを与える。










和室より
夏は正面の扉を開放し
風のねぎらいを満喫する。