まじかる☆タルるートくん 登場人物コメント・メインキャラ編
当サイトの管理人がブッ○オフで単行本を揃えて、自分の中で再燃した作品「まじかる☆タルるートくん」のメインキャラについての登場人物紹介です。
このページを読んで、「こいつは、こんなヤツだったのか?」とか「おお!懐かしいな!」とか思っていただければ幸いです。


タルるート
この物語の主人公。魔法の国からやってきた落ちこぼれ魔法使い。本丸の「ほんとうに困った」と、将軍之助のイビキの合わせ技により、
魔法の本から飛び出した。以後、本丸の友人となり、ドタバタな物語の幕が開ける。数々の魔法やアイテムを使うが、10分間しか効き目がない。
好きな食べ物は「たこ焼き」で、これをペロリとたいらげる。私が単行本を読んだら、たこ焼きを食べたくなる理由は、彼の食いっぷりにある。
時々、母親の事を思い出すのは、いかにも子供らしい。本丸が小学2年のときにも現われた(読切参照)が、別れの呪文により、記憶から消えてしまった。
アニメでは、「ちびまるこちゃん」で人気者となったTARAKOさんが声を担当していた。一度聞いたら忘れられない可愛らしい声で、バッチリはまっていた。


江戸城本丸
もうひとりの主人公。勉強もスポーツも苦手で、おっちょこちょいで助平な面もあるが、タルるートの出会いにより、人間的に成長することができた。
作中では、ボクシング、サッカー、相撲、拳法などいろんなことに積極的にチャレンジしている。同じクラスの伊代菜ちゃんにゾッコンである。
「ホルモンガー」という性別が逆転する魔法アイテムにより、江本丸恵という女の子になることもある。女の子になって、女子バレー部の助っ人をしたこともある。
たとえ別れの呪文を唱えられても、タルるートの存在を覚えているのは友情のなせる業か?ちなみに「本丸」の意味は「日本の城郭における城主の居所」という意味。


河合伊代菜
本丸が惚れているかわい娘ちゃんである。「可愛いよな」が名前の由来だろう。スポーツが万能(バレー部所属)で、成績が優勝で、両家のお嬢様である。
本丸とは対照的であり、「小学生にしては発育が早いのでは?」という読者のツッコミまである。物に名前をつけるが好きな女の子である。
例えば、消しゴムに「ゴムべい」「ごむざえもん」、バットに「ばっと太郎」という名前をつけたりする。母親の言いつけで、派手めの水着を着せられることもある。


原子力
名は「はらこつとむ」と読む。当サイト管理人のイチ押しキャラである。原子電力の御曹司で、大学生に見間違うほどの大人っぽい姿をしている。
そのため、本丸達に「老け顔」と馬鹿にされることもある。また、その顔と父の権力を生かして、小学生なのに車を運転(まるで花形満のよう)している。
彼が乗っている車は「フェラーリ・テスタロッサ」という有名なスポーツカーである。彼も伊代菜ちゃんに惚れ、一時期、江本丸恵(魔法で女性化した本丸)にも惚れた。
様々なコンテストで輝かしい功績を残すスーパー小学生である。単行本の紹介によると「原子力推進委員会・児童向け広報企画室長」の肩書きを持つ。


邪馬じゃば夫
本丸と同じクラスのガキ大将。名前の元ネタは「スターウォーズ」のジャバ・ザ・ハットからだろうか?(笑)頭にちょこんと乗ったモヒカンっぽい髪形である。
相撲や大食いが得意で、自分の母親が苦手である。怒った時の顔は、かなり怖く描写されている。私的には、読切のときのじゃば夫の方が怖い。
3年の間に、どこか丸くなったのか?また、読切のときには「埼玉拳」なるいじめ技を使っていた。「浦和」とか「所沢」とか言っていたから、地理には詳しいのか?
また、家庭科の授業で、可愛いアップリケがついたエプロンを作るという意外な器用さも持っている。さすがは家で、母親に鍛えられただけのことはある・・・?


両口屋是清
和菓子のお店ような名前(元ネタ?)の本丸のクラスメイト。ことわざや慣用句などの「もの知り」でもある。じゃば夫とよく一緒に行動している。
本丸を小馬鹿にしている嫌味な性格でもあり、言ったことが本当になる「じつ輪っか」を首につけられて、本丸に懲らしめられた事もある。


伊知川累
名前からして意地が悪い女の子であるが、本丸が好きな面も持っている。「まじかる☆タルるートくん」以前にジャンプで連載されていた某学園ギャグ漫画に、
同じような前のキャラが登場していたという話がある。おかっぱ頭に大きなリボンがトレードマークである。伊代菜ちゃんと同じく、女子バレー部員である。
彼女の家族には、よく喧嘩する小学校2年の弟がいる。本丸復活後は、ミモラちゃんと同居しているが、ミモラちゃんを利用しているという感じだ。


大綾真理
本丸たちのクラスの担任の教師。名前の通り「大誤り」な教育理念の持ち主である。年齢は、本丸たちが小学5年生の時点で23歳と若い。バイクで通勤し、
空手3段、柔道4段、剣道3段という武道の有段者でもあり、その強さは、下着ドロのヘルメットを一撃で粉砕するほどだ。本丸復活後は、自身が呼び出してしまった
ライバーを鍛えている。彼女の必殺技のひとつに「尻叩き」があり、多くの生徒達が恐れている。そのため、教室に先生が入ると、水を打ったように静まる。


江戸城将軍之助
本丸の父親で、コワモテの絵本作家。年齢は、本丸が小学5年の時点で31歳である。ペンネームは「大江戸火消し男」。愛妻家で、「しつけ」には厳格であるが、
本丸と同様に助平な面もある。また、魔法にも詳しく、タルるート等が出てきた魔法大百科を持っている。昔は突っ張っていて、妻の千鶴とは、駆け落ちするという形で
結婚した。高校時代は、あらゆる格闘技を極めようとし、ボクシングに関してはインターハイ選手級の腕前で、本丸のボクシングコーチ役を務めた。


江戸城千鶴
本丸の母親である。年齢は、本丸が小学5年の時点で27歳である。夫の将軍之助とは、高校1年のときに結婚した。どこかぶっ飛んだところがある
キャラが多い中で、彼女は「常識人」といえる存在である。また、何でも受け入れる性格で、料理の腕前は、家族全員に喜ばれているほどである。


ミモラ
タルるートが好きな女の子の魔法使いで、同じ幼稚園に通っていた。タルるートとは、対照的にたこ焼きが大嫌いである。丁寧な言葉遣いの女の子であるが、
怒り出したり、泣き出したりすると手がつけられなくなる。「あんまりですわパンチ」は、食らうと世界一周してしまうほどの威力。物の破片を集めて、それを粘土にして
新たなものを作ることもできる(その魔法でロボットを作って、タルるートにプレゼントしたこともあった)。魔法の効力は、30分とタルるートの3倍の長い時間である。


ライバー
ミモラちゃんのことが好きな黒い服を着たタルるートのライバル魔法使い。タルるートの邪魔ばかりするが、やることなすことがすべて裏目に出てしまう。
まるで「ライデインストラッシュ」のように、雷のパワーを使った雷来拳という必殺技があり、息を吸い込むことで体を巨大化させることができるように、
魔法の破壊力は強いが、性格はわがままで、強欲で、乱暴者である。本丸復活後は、大綾先生に鍛え直されているという苦難の日々を送っている。


りあ・キナカーモ
タルるートの美人の姉。名前の由来は、歌手の「中森明菜」さんの名前の入れ替えである。魔法の効力は、10日間である。最初は、弟を魔法の国へ連れ戻すという
目的で人間界に来たが、人間界が気に入って、そこに住みつくことになった。タルや本丸にアドバイスを送ったり、本丸の特訓を付き合ったりする等もしている。
性格はクールな部分があるが、タルるートの前では「姉と弟」という感じの表情も見られる。彼女が主役の読切「まじかる☆りあねーちゃん」というのもあった。


にるる
タルるートが魔法の国で一緒に暮らしていたペット。魔法で、人間界に呼び出した。言葉は話すことが出来ないが、にるるの尻尾を握ることで、
人や物に変身するという能力を持っている。また、にるるがクシャミをすることで、元の姿に戻ることができる。


浪速松五郎
「松っつあん」というニックネームで親しまれる日本一のたこ焼き職人である。人が良すぎるのが玉に傷で、そのことで兄貴に怒られることもある。
また、彼は大綾先生に惚れてしまい、一途に恋路を突っ走る。彼が元気がない時は、根性のない形が整っていないたこ焼きができる。


座剣邪寧代
「ざけんじゃねえよ」が口癖の突っ張った女の子である。小学生でありながら、煙草を吸い、黒い下着を身につけ、机の中に凶器を隠し持っている。
その言動や恰好のせいで、累の教材費がなくなった時、原子から疑われたこともあった。危ないヤツかと思いきや、初登場した話では、公園でタルやミモラちゃんと
遊んだり、今は亡き母親の事を思ったりと優しい心を持っている。武器は剣玉で、その剣玉を使って、原子を圧倒したほどである。


座剣邪寧蔵
寧代が本丸の学校に転校してきた後に、転校してきた「ざけんじゃねえぞう」が口癖の拳法少年である。寧代の双子の兄でもある。
力によって、学校を支配しようとしたが、本丸たちによって、その陰謀が崩された。邪剣波や、禁じられた座剣波のような気功を利用した技を使うことができる。
武闘会終了後、山にこもって修行していたが、本丸と決着をつけるために山を下り、「とくい技南野小で一番は誰だ決定戦」に出場する。

早稲田先生
本丸たちと同じ学年を受け持つ青年教師。本丸たちが6年生のときは、6年3組の担任を務めた。大綾先生にとっては、気になる存在(?)でもある。
頼りなさそうに見えるが、根性のないたこ焼きを作ってしまった松っつあんを元気づけるほどに人を励ますのがうまい。また、少々助平な面もある(笑)
アニメにも登場し、彼の声を当てたのはなんと・・・原作者の江川達也先生であった!単行本の紹介ページによると「過去が謎の先生」である。

岸麺太郎
名古屋に住んでいるきしめん屋の息子の小学校3年生の男の子。名前の由来は、名古屋名物の「きしめん」からであり、愛知県出身の江川先生らしいネーミング。
イタズラで友人達を悩ませ、わがままで家族を悩ませるとんでもないヤツ。秘密基地の蔵にある魔法の本によって、タルるートを呼び出した。
家族旅行で東京に行き、本丸や原子たちと出会ったり、家出をしてまたも東京に行ったりと、ところどころで再登場して楽しませてくれたりする。


無気力
名前は「むきつとむ」と呼ぶ。無口で影が薄く、タルるートが見つけ出すまでは、本丸たちと同じクラスだとは気づかなかった。自分で歩くことも面倒くさがるほどの
無気力な少年でありながら、タルるートの魔法で力がつくと急に威張り出す。趣味は「ペットを可愛がること」だが、実際のところはペットに嫌われている。
「ムッキー」という本丸がつけたあだ名で呼ばれている。「つとむ」という名前だけに、原子は「自分と同じ(下の)名前だというのが嫌だ」と思っている。


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