スラムが選ぶ「レベルE」の名言集

スラムが選ぶ「レベルE」の名言集
私が特に気に入った冨樫義博先生が原作のアニメ「レベルE」の名言を選びました。 連載終了から10年以上経っても根強い人気がある漫画です。


「あいつの場合に限って常に最悪のケースを想定しろ。
奴は必ずその少し斜め上を行く!!」

クラフト/原作単行本の第1巻第2話より
→全3巻ながら根強い人気もありそうな作品から。護衛隊のクラフト隊長のバカ王子の性格を巧みに表現した台詞です。

「がんばって甲子園行って下さいね!そして、甲子園山形県勢初のベスト8進出を!!」
ラファティ(ディスクン星人)/原作単行本の第1巻第3話より
→リアルタイムでこの作品を読んだ当時は「野球好きの宇宙人とは面白い設定だ!」と感銘を受けました。
ちなみに、高校野球の山形県勢初の全国ベスト8入りは連載から約10年後に現実のものとなります。

「お笑いウルトラクイズの中でも、特に人間性クイズは面白い」
バカ王子の日記の文章/原作単行本の第1巻第3話より
→当サイトの「スラムのコラム」で扱っている懐かし番組の「お笑いウルトラクイズ」ですが、あのバカ王子もファンだとは!!

「例のポルノガイジン現象ってやつだべ!?」
岩田(如月高校野球部のキャプテン)/原作単行本の第3巻第12話より
→野球部の主将は「ポルターガイスト現象(手を触れていないのに物が勝手に動く心霊現象のこと)」をこんな風に間違えております。

「面倒くさい…王様なんてなりたいときに一人で勝手に
なればいいのだ。さすれば、直訳で歌えもしよう」

バカ=キ=エル・ドグラ王子/原作単行本の第3巻第15話より
→雪隆の「何で王様にならないんだ?」に対するバカ王子の答え。連載当時は「王様」という芸名の英詞直訳ロッカーが話題になりました。

「真紅の優勝旗を白河の関を越えて山形へ!」
ラファティ/アニメ版第3話より
→原作での「山形県勢初のベスト8を〜」に代わる台詞です。東北地方から甲子園優勝校はまだ出ていないです(2011年2月現在)

「あの御二人から何故このような悪魔が生まれてこなければならなかったのか!?
それを思うと…それはもう残念でならないっ!」

サド/原作単行本の第1巻第3話より
→上司のクラフトの「その少し斜め上を行く」のようなバカ王子を象徴する一言です。真面目そうなサド隊員が本気で悔しがります。

「悪人しか斬らないタイプだ」
横田国光/原作単行本の第2巻第6話より
→正体が殺し屋の宇宙人である立花先生の話を聞いた後の横田の反応。立花先生は根は悪い奴ではないかもしれない。

「エンドレスで武田鉄矢の歌を聞かせることも可能なわけだ」
バカ王子/原作単行本の第2巻第6話より
→変身リングで語りかけることが出来る説明の件での台詞。アニメでは「武田鉄矢の歌」の部分は「僕の歌」になっていました。

「場所を教えてやってもいいが、君達はまだレベル1の状態で
ぶちスライムを倒すのにも数ターンかかるカスだ。かたやクラフト魔神は
絶好調時のムドーより強いので注意するのがいいだろう」

バカ王子/原作単行本の第2巻第6話より
→クラフトに鍵を預けてあると言った後のバカ王子の台詞。アニメではこの台詞はなかったです。

「バトルポカリでムドーが倒せっかよ!」
清水良樹/原作単行本の第2巻第6話より
→バトルポカリは青の戦士の喉を潤す能力です。連載当時はドラクエ6が発売されたばかりの時代でした。

「このチームで勝てねっきゃ、それはむしろ野球のルールがおかしいなだな」
岩田/原作単行本の第3巻第12話より
→如月高校の野球部のキャプテンが「後にも先にも最強」と言った後の台詞で、ここまで言い切るとは凄いです。

「倒したい奴を指さして全員でゴールデンハンマーと唱える!!すると、正義の鉄拳が…」
バカ王子/原作単行本の第2巻第9話より
→究極の呪文をカラーレンジャー達に教えるバカ王子…でも、その後に彼は墓穴を掘ってしまうのです。
ちなみに、「ゴールデンハンマー」の元ネタはテレビ朝日系で放送された懐かしクイズ番組の「100万円クイズハンター」からです。

「変な女ですが、末長くよろしくお願いします」
ルナ王女/原作単行本の第3巻第15話より
→バカ王子に完全勝利した凄いお姫様(許婚)の婚約の言葉です。バカ王子はルナ王女との結婚を回避すると思われたが…!?
アニメでは「しょこたん」こと、アフレコ経験が多い人気アイドルの中川翔子さんが声を担当されるので凄く楽しみです。

「ナポリタンじゃない…ペンネアラビアータだ」
バカ王子/アニメ版巻第2話より
→暢気に喫茶店で食事しているバカ王子の台詞で、雪隆から「どっちでもいいだろ」みたいな突っ込みを受けます。

「どうでしょう?元チンピラの筒井さん」
江戸川未歩/アニメ版第2話より
→バカ王子が女の子をガラの悪い連中から助けた話をしている時に未歩が言った台詞で、雪隆はそれに関して突っ込み無しでした。

「隊長…ベッタベタです。しかし、オッケーです」
サド/原作単行本の第2巻第10話より
→クラフトがサキ王女とミキヒサを引き離すための嘘話作戦を実行している時のサドの心の中でのリアクションで、効果が大袈裟でした。

「女の涙は信用してはいけない。これは数少ない宇宙共通の真理だ」
バカ王子/アニメ版第9話より
→これはアニメオリジナルのバカ王子の台詞で、マクバク族が仕掛けた盗聴器の罠を見抜いた時に発した台詞です。

「聞くんじゃなかった…こいつはやはり悪魔の申し子だ」
クラフト/原作単行本の第3巻第11話より
→バカ王子から「別の方法があったのか」と聞いて、耳打ちでそれを知ったクラフトのリアクションで、バカ王子の性格を表現しています。

「会いたくても会えなくなることもあるのよ。そしたら後悔しない?」
ツインテールマーメイド/原作単行本の第3巻第14話より
→友達と喧嘩したことを話した清水君へのツインテールマーメイドの台詞ですが、単にアドバイスだけでなく、深い意味がありそうです。

「悪いけど…俺は猫が好きなんだ。 連れて行きたきゃ、俺を倒してから行けよ!」
筒井雪隆/アニメ版第3話より
→ディスクン星人の集団が部屋に来たときの雪隆の台詞です。同じ冨樫作品の「幽☆遊☆白書」の桑原君も言いそうな台詞です。

「君達が安全かつ真剣に苦しみもがく姿を僕が見て楽しむことだ。
最初は定石どおりに話を進め、少しずつゲームにのめり込ませる。
ゲームにはまる頃、様々なトラップが君達をじわじわと苦しめていく段取りだった。
例えば、西へ100kmほど行くと様々な欲望・陰謀・裏切りが渦巻く街がある!!
そこに行けば確実に人間不信となり、精神的に一回り成長することうけあいだ。
アイテムも充実していて利用価値十分だ!!三日ぐらい寝なくても
全然疲れない粉や嗅ぐだけで絶頂に達するお香もある」

バカ王子/原作単行本の第2巻第9話より
→カラーレンジャーの黛君にゲームの真の目的を質問されたときの王子の答えです。王子の腹黒さが全開しています。

「宇宙に1つしかないお姫様の指輪を盗賊に盗まれてしまいました。
一度はめたら生涯はずせない指輪。これがないとお姫様とは
結婚できません。あなたが花婿ならどうする?」

ルナ王女/原作単行本の第3巻第15話より
→ルナ王女による「楽しいクイズ」の問題です。その後にバカ王子が取った行動はまさに全米が泣きます(違うか)

「わかってなきゃこんなバカなマネするわけないでしょ!!このうすらちぽけな
節くれが私達マグラ星の民全員をおとしめている象徴なのよ!!」

ルナ王女/原作単行本の第3巻第15話より
→マグラ自由革命のメンバーの演技をしている時の王女の台詞です。このシーンでの中川翔子さんの演技も素晴らしいです。

「答えは1つ…盗賊と結婚する。王様と革命家それなりにいい感じ…
温室育ちのおじょーさんよりは息苦しくない家庭が適度にデンジャラス!
キミはかなり見込みがある…サイコー、キミサイコー!」

バカ王子/原作単行本の第3巻第15話より
→これが「楽しいクイズ」の答えだったりします。クラフト隊長が気絶してしまうほどの予想以上の答えです。

「まずは2人で王朝を壊すことから始めよう。
その後、我々の宿敵となり得る悪夢のようなガキを作成・飼育。
公務の補佐はよろしく頼むぞ、弟よ!あ、本物はこっちか。」

バカ王子/原作単行本の第3巻第15話より
→結婚後の王子の計画を話すところです。アニメではミュージカル「ライオンキング」のパロディも含まれたシーンです。

「サイコも盗聴も指輪のクイズも全部本物の王女が考えたことよ。
あんたが選んだ結婚相手は間違ってないわ、王子さん。」

ルナ王女に扮したマグラ自由同盟/原作単行本の第3巻第15話より
→ルナ王女の凄さが分かるような台詞でもあります。バカ王子とルナ王女はお似合いのカップルでしょう。

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