スラムが選ぶ「奇面組」シリーズの名言
スラムが選ぶ「奇面組」シリーズの名言
スラムが最近ハマった「奇面組」シリーズから気に入った名言を選んでみました。泣かせるハートフルなものから、爆笑モノまで幅広いです。

「我々は世の中の歯車となるよりも、世の中の味付けをする調味料になろうではないか!」
一堂零/新沢基栄・原作 アニメ「ハイスクール!奇面組」より
→「BIGLOBE」での無料配信の第1話を見て、最も印象に残った台詞です。私も河川唯ちゃんと同様に感動しちゃいました(笑)

「私は馬鹿だから今までいろんな人に迷惑かけてきたし、いろんな人に
世話になってきた。今となっては遅すぎるがとてもありがたいと思っています。
もう昔のようにみんなの顔を見ることができなくなると思うととても悲しくなります。
でも短い時間だったけど、いろんな人たちに会えて本当に楽しかった。
今まで迷惑かけてすみませんでした。最後にひと言ありがとうといわせてください」

一堂零/文庫版「ハイスクール!奇面組」第13巻より
→入院した零のノートに書いてあった言葉…実は担任の先生へのお礼の手紙で、それを読んだ唯ちゃんは遺書だと勘違いしました。

「つまり『親切心の逆効果』…ひとりがぶつからないように気をきかせて
道を開けようとすると相手もまたぶつかるまいと同じ方向によける。
それが偶然通せんぼという形になる。狭い日本じゃよくあることです」

一堂零/文庫版「ハイスクール!奇面組」第1巻より
→ふとしたことで唯ちゃんと喧嘩したヒロインコンビの千絵ちゃんに零が「親切心の逆効果」を教える場面です。

「あの…やめた方がいいですよ。そんなこと…受験頑張ってください」
河川唯/文庫版「ハイスクール!奇面組」第3巻より
→イタズラ電話をする浪人生に言った唯ちゃんの優しさが見られる台詞です。ハートフルな話もあるのも「奇面組」の魅力です。

「そりゃあ、最初は恨んだよ。ウチが女だけの美容院で俺の顔が女みたいだってこと…
だけどさ、結局開き直るしかないって思ったんだ。この顔を長所にするしかないってさ」

切出翔/文庫版「ハイスクール!奇面組」第11巻より
→翔からナンパ法を教えてもらった潔が文句を言おうと翔の家の前に来たときに聞いた台詞です。

「クソ〜!また失敗か…なかなかよゐこの濱口のようにいかないな」
運童塊/「フラッシュ!奇面組」第3巻より
→21世紀にリメイクされた「フラッシュ!奇面組」から。キャンプではぐれてしまった塊が魚を取っているときの台詞です。

「人に合わせて器用に生きる人達がいる。自分を偽らず不器用に生きる人達がいる。
どちらが幸せなのか今の私には分からない。だけど…できるものなら、
たった一度でいいから自分を輝かせてみたいと思う」

河川唯/文庫版「ハイスクール!奇面組」第13巻より
→「ハイスクール!奇面組」の原作最終回からの唯ちゃんの台詞。この最終回は印象に強く残りました。

「人間はゆすり合って生きていくもの」
一堂零/文庫版「3年奇面組」第4巻より
→怪獣のような不良男子生徒コンビが出る話より。「ゆずり合って」を「ゆすり合って」とボケた零くん…濁点がないと恐ろしいです(笑)

「案ずることはない!ほら『妻を煮込んで夫を煮込まず』というじゃないか」
一堂零/文庫版「ハイスクール!奇面組」第2巻より
→正しくは「罪を憎んで人は憎まず」…正気に戻った満月を見ると正確が豹変するボクシング部員・芦田野路男に対しての台詞です。

「よろしい!3人の友情のため、私は喜んで『走れゴメス』になろうじゃないか!」
一堂零/文庫版「ハイスクール!奇面組」第3巻より
→マラソン大会で塊と妖に勝ってくれと頼まれた零の台詞。正しくは「走れメロス」ですが、ゴメスというのが凄いです。

「話はだいたい聞かせてもらった。ふっ…『ミカンとりがミカンに』か…情けない」
一堂零/文庫版「3年奇面組」第1巻より
→正しくは「ミイラとりがミイラに」ですが、零くんはたまに面白い珍解答をかましてくれる模様です(笑)

「吸えよ!そんなに吸いたいんだったら、自分の金で学校以外の場所で
吸えよ!そしたら誰も何もいわん…いや、俺たちがいわせん!
ただ、俺がいいたいのは親の金でよ…それも学校内でコソコソと人の目を
怖れてまで吸うのはやめろってことさ…わかるな!?」

似蛭田妖/文庫版「3年奇面組」第1巻より
→「番組」のリーダーの妖(煙草を吸わない不良)が学校内で隠れて喫煙している生徒を注意しているときの台詞です。

「まず最初に…底なしの胃袋 眠れぬ森のカバ…ハンバーグ仁!」
古田恥一郎/文庫版「ハイスクール!奇面組」第8巻より
→プロレス同好会の話のときに、アナウンス好きの会員・古田が独自に考えた奇面組紹介の大間仁くん編です。

「次に…スケベ一番 哀愁の子泣きじじい 人間発情期こと…エレファント潔!」
古田恥一郎/文庫版「ハイスクール!奇面組」第8巻より
→次は古田が独自に考えた奇面組紹介の出瀬潔くん編です。ロシアに「人間発電所」というあだ名のレスラーがいます。

「そして…気分は乙女 でも男 きまぐれオレンジ・ロード…メルヘンチック大!」
古田恥一郎/文庫版「ハイスクール!奇面組」第8巻より
→古田が独自に考えた奇面組紹介の物星大くん編です。「きまぐれオレンジ・ロード」は80年代を盛り上げたジャンプ作品のひとつです。

「そして…現代に蘇った類人猿 動くとうへんぼく…ガラパゴス豪!」
古田恥一郎/文庫版「ハイスクール!奇面組」第8巻より
→古田が独自に考えた奇面組紹介の冷越豪くん編です。いくら野性的で体毛が濃いとはいえ、これは…(爆)

「最後に…人間生き恥標本 脳みその逃避行 毎日日曜日男…パンパース零!」
古田恥一郎/文庫版「ハイスクール!奇面組」第8巻より
→古田が独自に考えた奇面組紹介を最後を飾るに相応しい零の紹介です。リーダーだけあって、凄い言われようです。

「確かに俺は『鉄砲肩』だがコントロールが悪くてな…ちなみに親父は『胃酸過多』だった」
寒然寺藍/文庫版「ハイスクール!奇面組」第1巻より
→奇面組たちが腕組や野球部を交えた野球対決での野球部の主将の台詞。ちょっとだけ松鶴家千とせ氏っぽいギャグです。

「るせーっ!刈りあげのどこが悪い!こ…この頭だってな可愛いって言う
人がいるんだぞ!いいかあ、聞いて驚くなよ…母ちゃんだっ!」

冷越豪/文庫版「3年奇面組」第2巻より
→色男組の親衛隊にブーイングされた後の豪の台詞です。まるで小学生のケンカっぽい発言です。クラスに必ずひとりはいそうです。

「人と同じことができなくたっていいじゃないか。人と同じになろうなんて
不自然きわまることだ。えっ、そうじゃないか。頭が悪けりゃその分、頭のかたいことでも
自慢しろ!人に迷惑をかけん限りは自分の好きなようにやれ!どんな不細工な顔でも
慣れれば見れる!笑われて恥じるな。そういうときはいっそのこといばってみろ!」

一堂零/文庫版「3年奇面組」第1巻より
→「個性の追求」をモットーとする奇面組メンバーがリーダーの零から聞いて、4人とも感動した言葉です。

「そもそも人間とは、ひとりひとり別の個性を持って生まれてきたものではないか。
これからはそれを隠すような不自然なことをせず、
それを磨き、堂々とさらけだしてやればいいのだ!」

一堂零/文庫版「3年奇面組」第1巻より
→1つ前の台詞とは続きとなっている言葉ですが、そのときの零はコマの枠線に猿のようにぶら下がっています。

「(Vサインを出して)『サインは2』!つまり優勝はできなくとも、
あわよくば『2番』くらいは狙いたいということだ!」

中山仁太/文庫版「ハイスクール!奇面組」第11巻より
→ドラクエ4コマの毒矢ずきんのVサインを出して「最低でもHPは2つ奪う」というシーンに近いものがあります。

「なん世紀前の話ですか?」
一堂零/文庫版「ハイスクール!奇面組」第3巻より
→事代先生が生徒時代のことを語ったときの零の反応です。アニメでは「東京が江戸と呼ばれた時の話ですか?」になっていました。

「正義のスケベってとこかな」
出瀬潔/文庫版「ハイスクール!奇面組」第3巻より
→奇面組のスケベキャラの潔が自分の妹に語った台詞です。どうやら、彼なりのこだわりがあるようで…。

「あみんじゃあるまいし、待つかー!」
一堂零たちと他数名/文庫版「ハイスクール!奇面組」第2巻より
→ボクシング部に来た話で野路男に追われているときに発した台詞です。あみんの「待つわ」をネタにしています。

「なんとなくコロシたる」
冷越豪/文庫版「ハイスクール!奇面組」第2巻より
→刑事ドラマパロディのときに豪が犯人の動機を考えているときに出た台詞です。元ネタは田中康夫氏の「なんとなくクリスタル」。

「どーして、あなたみたいな『一定角度以外自身なし女』が婦組志願なのよ!?」
子役締ひろ/文庫版「ハイスクール!奇面組」第5巻より
→某大物シンガーソングライターのパロディキャラ・雪中路まみに対する婦組リーダーのリアクション。作者が資料探しに苦労したようです。

「相変わらず恰好だけは派手だな…『人間8分の5チップス』!」
石砂拓真/文庫版「3年奇面組」第2巻より
→石砂先生が色音好先生に対する台詞です。8分の5チップスは1976年に発売開始されて、現在は販売終了されているようです。

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