SFCソフト「スラムダンク2・IH予選完全版」のオールスターモードについて語ります!

「IH予選完全版」のオールスターモード論



SFCソフト「スラムダンク2・IH予選完全版」について

このソフトは、1995年2月24日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されました。前作の「スラムダンク・四強激突」の続編でもあります。
前作のシステムを引き継ぎ、新たなチーム(前作の湘北・陵南・翔陽・海南に、三浦台と津久武をプラス)や要素をプラスした
戦略性が高いソフトです。私は相変わらず、スクリーンアウトの時の連射に苦戦ですが(笑)格闘ゲームのようなコマンドで出せる
スーパープレイもあります。ストーリーモードは、原作でいうところの最初から決勝リーグの陵南戦までが収録されています。
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隠しモード「オールスター」について

かつて、スーパーファミコンで発売されたソフト「スラムダンク2・IH予選完全版」には、隠しモードとして「オールスター」があります。
タイトル画面の桜木達が整列している時の絵で、Rボタンを押しながら、A→Y→B→X→A→Y→B→Xの順番に押すと、
「アンビリーバブルや!」という音声が鳴ります。これで、裏技成功です。普通にゲームを始めると、メニュー部分に
「オールスター」の文字が追加されています。登場36選手の中から、ポジション別に選手を組み合わせて、自分なりのチームが作れます。

ヘッジホッグス(チームA) VS チームカミカゼ(チームB)

ヘッジホッグス
(チームA)
チームカミカゼ
(チームB)
宮城リョータ
PG
藤真健司
三井寿
SG
神宗一郎
長谷川一志
F
流川楓
仙道彰
F
桜木花道
花形透
C
魚住純
伍代友和
6th
南郷洸一郎

チーム名
前半
後半
延長
合計
ヘッジホッグス(チームA)
30
34
--
64
チームカミカゼ(チームB)
32
30
--
62

私がこのチームを作った理由として、仙道と長谷川の「ツンツン頭フォワードコンビ」を見てみたいということがありました。Aチームに
「ヘッジホッグス(ハリネズミという意味)」と個人的に名前をつけましたが、仙道は21点・4アシスト・3ブロック、長谷川は4ブロックの活躍を
見せました。長谷川のライバルである三井が5本のスリーを決めて15点を入れました。長谷川のチームメイトである花形は18点・5リバウンド・
3ブロックと活躍して、ゴール下の要となってくれました。Aチームはツンツン頭フォワードコンビだけでなく、三井や同じロングシューターである
伍代もヘアスタイルは、ツンツン気味です(笑)伍代(顔はミュージシャンの河口恭吾さんっぽいと思います)は、ベンチから出てきて2本の
スリーを決めました。宮城は17本のアシストを仙道や花形等に供給しました。相手チーム名は、神がいるだけに「チームカミカゼ」です(笑)
チームBは、コンピュータ操作ですが、魚住に速攻させまくっていたような気がします。試合途中で、魚住がバテてしまい、途中から南郷が
出場しました。Bチームを見てみますと、桜木・流川・南郷がもめている光景を想像することができます。魚住が困惑しそうです。

キャプテンズ(チームA) VS 副主将連合(チームB)

キャプテンズ
(チームA)
副主将連合
(チームB)
牧紳一
PG
荒木一雄
藤真健司
SG
木暮公延
伍代友和
F
和泉隆
赤木剛憲
F
池上亮二
魚住純
C
花形透
村雨健吾
6th
高砂一馬

チーム名
前半
後半
延長
合計
キャプテンズ(チームA)
28
29
--
57
副主将連合(チームB)
26
20
--
46

6強のキャプテンのみのチームと副キャプテン(背番号5)のみのチームを作りました。控えとして魚住と設定した後、スタメンを決める画面で
魚住をF、ゴリをCに置けば、ゴリと魚住のツインタワーができあがります。このコンビは、いろんな意味で怖そうです(笑)試合では両者の
ダブルハンドダンクが炸裂しました。ゴリはチームトップの20点、魚住は14点とりました。しかも、両者共に5本のブロックを記録しました。
試合前半は、和泉(映画で伍代が審判に抗議した時に、ゴーグルをかけた峰と共に伍代を止めていた)が思わぬ活躍を見せて、大接戦でした。
伍代のシュートはあまり入りませんでした。後半になると、インサイド主体で攻めました。牧は12アシストを記録した他に、何気に5ブロックも
記録しています。原作で、牧がブロックしたシーンを結構見た気がします。一方、ガードの双璧・藤真は、同じく12アシストを記録した他に、
3スティールも決めています。「パワーの牧」と「技の藤真」と言った具合でしょうか。控えの村雨は11点の驚くべき(?)活躍でした。

ラットハーツ(チームA) VS ダンプカーズ(チームB)

ラットハーツ
(チームA)
ダンプカーズ
(チームB)
宮城リョータ
PG
牧紳一
越野宏明
SG
神宗一郎
清田信長
F
桜木花道
伍代友和
F
内藤鉄也
南郷洸一郎
C
魚住純
宮益義範
6th
高野昭一

チーム名
前半
後半
延長
合計
ラットハーツ(チームA)
32
44
--
76
ダンプカーズ(チームB)
32
33
--
65

6人の平均身長が175.2pのラットハーツ、対するは平均192.0pのダンプカーズの対戦です。勝手につけた名前の由来は、ラットハーツは、
ザ・ブルーハーツの「リンダ リンダ」の「ドブネズミみたいに〜」からであり、ダンプカーズは越野の牧に対する「まるでダンプカーだ」という
なぜか印象に残る台詞からです。前半は互角の展開でしたが、後半にチームAは南郷を下げて、宮益を入れて、清田にセンターをやらせるという
とんでもない作戦に出ました。178cmの選手がセンターだというのは、まるで私が通っていた高校のバスケ部のようです。この作戦は大当たりし、
宮益のスリーポイントが4本決まりました。ちなみに、彼はこの試合はスリーのみで得点して12点でした。伍代のスリーも面白い具合に決まり、
スリーのみで21点も大量得点しました。清田が試合を通して、ダンクがよく決まり、チームトップの26点&5ブロックの大活躍でした。
一時下げられ、試合終盤に越野(2点)と代わった南郷は、11点&3ブロックと、自分より11pも大きい魚住相手にナイスファイトを見せました。
この試合の決め手となったのは、内藤のファウルトラブルでした。4つもとられました。ガードコンビや魚住は特に怖かったですが…。


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