「サラダの国のトマト姫」

「サラダの国のトマト姫」



このゲームは、1988年にハドソンから出たアドベンチャーゲームで、私が小学生の時にはまっていまいした。擬人化された野菜や果物が
暮らす世界が舞台で、その世界の王女・トマト姫をさらったカボチャ大王の野望を阻止するために、主人公のキュウリ戦士が
お供の少年・柿っ八を連れて旅で出るという話です。何故か主人公のキュウリ戦士は印象が薄いですが、仲間の柿っ八は印象的です。
しかも、彼はステージクリアのたびに何か物を落とす癖のあるキャラで、そういったおっちょこちょいな意味でも印象が残ります。

このゲームではところどころで戦闘(初戦闘は第4ステージ)になりますが、その決着のつけ方が「あっち向いてホイ」です。
これが何とも言えません。しかも、その戦闘をするのは、なんと柿っ八なのです。キュウリ戦士よ…たまにはあんたがやってくれ(苦笑)
第8ステージのカボチャ大王で挫折した記憶があります。昔、「生でダラダラいかせて」で生ダラレギュラー対K−1戦士による
「あっち向いてホイ」対決を見たときに、このゲームを思い出しました。それにしても、輪島VSサダウの対決は爆笑モノでした。

このゲームに出てくる登場人物の皆さんは、個性的な人ばかりです。「めちゃイケ」で光浦さんが糠に埋められている場面を見て、
存在を思い出した第1ステージ登場の土に埋められた農民4人衆、第3ステージ登場の怒ると顔が真っ赤になる唐辛子の役人、
かなり美人なオニオン王の娘・アップルリサ、大王の城にいるマッカーサー元帥を思わせる顔をしたナスの門番などがいます。
このゲームは、もともと1984年にパソコン版で出たゲームで、ファミコン版はそれの移植でしょう。20年の歴史があるのですね。


前にもどるホームにもどる