Sa・Ga2 秘宝伝説

Sa・Ga2 秘宝伝説



このソフトは、「魔界塔士サガ」の1年後の1990年12月14日に発売されました。仲間キャラは人間、エスパー、
モンスターの他に、メカ(ロボット)も加わりました。このR2-D2(スターウォーズ)のような姿をしたメカを
特に可愛がりました。装備品によってステータスが変化するという特性が好きでした。
NPC(ノンプレイヤーキャラ=5人目枠)で特に好きなのは、「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉親父に似ている先生と、
「インディー・ジョーンズ」のような姿(元ネタっぽい?)の父親です。先生といえば、通せんぼが忘れられません。
父親は渋くて好きですし、アポロンが自爆した時に身を呈して仲間を守った姿もかっこ良くて好きになりました。

このゲームには魅力のある悪役が沢山います。「秘宝をよこせ、俺は神になるんだ!」とほざいたわりに、
あっさりと先生に負けたラムフォリンクス、実はロボットだった山の神、美しさにこだわり、主人公パーティーに
「今のあんたが一番醜いぜ」と言われたビーナス、どう見ても「バカ殿様」な姿の将軍、秘宝が1個足らないことに気がつかず、
体が崩壊してしまったアポロン等がいます。悪役との数多くのバトルの中では、アポロン戦が特に印象に残っています。
このゲームのラスボスが「最終防衛システム」というコナミの「グラディウス」に出てきそうな敵だということも、驚きです。

ニュースで競走馬のハルウララの話を聞いたとき、私の脳裏には、ドラゴンレースの出遅れたドラゴンを思い浮かべました。
全滅した時に来るオーディンがいる神殿の悲しげな雰囲気も忘れられないです。オーディンを倒した時は
「これで後戻りはできないな」と思いました。また、アイテムを使ってカイの体内に入る話も忘れられません。
しかも、体内には「香港B型」のようなウィルスがウジャウジャといます。なんちゅう体しているんですか(笑)
意地悪なダンジョンの妖精さんの「意地悪だったでしょ」という問いかけも忘れません。素直に答えないと飛ばされます。
ゲームボーイのサガ3部作の中で、このソフトは特に時間をかけたと思います。

【このソフト発売当時(1990年12月14日)の時代背景】
この当時のヒット曲は、KAN「愛は勝つ」、B.B.クィーンズ「踊るポンポコリン」、辛島美登里「サイレント・イヴ」、
チェッカーズ「夜明けのブレス」等がありました。このソフトが発売した2ヵ月後に、REBECCAは解散してしまいます。
このソフトが発売された当時の出来事には、雲仙普賢岳の噴火、東西ドイツ統一、イラクのクウェート侵攻等がありました。
また、この年の11月21日には、スーパーファミコンが発売されました。そのとき、私は小学校5年生でした。


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