メタルマックス2

メタルマックス2



このゲームは、わりと自由きままにプレイできるという特徴があります。ある攻略本では「ゲームクリアに必要なイベントの
数は10分の1ほどに過ぎない。だから、自由にプレイできる」と書かれていました。ここをクリアした、次はどこへいこうと、
人に聞くのではなく、自分で考えて好きなところへ行ってみるということが存分にできます。自分なりのルートで冒険できます。
また、前作同様、自分の戦車をまるでミニ四駆(懐かしいな、コレ!)のごとく、戦いで集めた資金で改造できるのです。

オープニングで、「テッドブロイラー」というトサカ頭(なんてたってブロイラーですから)をしたグラップラー軍団という
敵役のお偉いさんが主人公達の街にやってきて、次々と主人公の母や仲間を倒していくという「ファイナルファンタジー2」の
オープニングを思わせるイベントが心に強く焼きついています。主人公の母の「あなただけでも逃げて」という叫びもそうです。

グラップラー軍団といえば、「ファイナルファンタジー4」や十数年前のものまね界(笑)と同様に「四天王」がいます。
テッドブロイラーを筆頭に、アメフトっぽいものをかぶったカエルっぽい「ブルフロッグ」、「ドクタースランプ」のスッパマンを
精悍にしたかのような「カリョストロ」、モンキーセンターで飼われていた猿を改造した「スカンクス」という面々です。
この四天王は、賞金首の中でも特に強力です。また、「リターンズ」にテッドブロイラーネタが出てきたりもします。

このゲームには、数々の面白いイベントがあります。ブラドとかいう名前の大金持ちの別荘で幽霊を見る話、モンキーセンターで
ブタと人間の内臓の構造が近いことを知る話、マダムマッスルという女性マッチョマン(?)な賞金首と転送装置で鬼ごっこする話、
死んだはずのガルシアが改造されて復活して敵として戦う話(まるで「ジャングルの王者ターちゃん」のニド・ソドムのようです)、
ビイハブ(名前の元ネタは、小説「白鯨」のエイハブ)という名前の船長と一緒に改造された鮫っぽい姿のU−シャークという
賞金首を倒して復讐を果たす話、刑務所の町・デスクルスで何故か囚人になっちゃう話、マリリンという女性と仲良くなる話…
このように多くのイベント目白押しです。自由度が高いからこそ、体験してみる価値が高いです。興味がおありなら、是非!


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