ファイナルファンタジー4(スーパーファミコン版)

ファイナルファンタジー4(スーパーファミコン版)



ハードがスーパーファミコンに移っての初めての「ファイナルファンタジー」です。
このゲームでは、主人公のセシルの生き様に感動しました。
運命に翻弄されたり、暗黒騎士からパラディンになったりと、彼はいろいろと成長しました。

このゲームに出てくる名悪役「ゴルベーザ四天王」が印象的でした。
まずは、スカルミリョーネです。スカルミリョーネは、最初は、黄色いローブ姿でしたが、
その後、ゾンビの本性を現して、バックアタックしてきたのが記憶に残ります。
カイナッツオがバロン王に化けていたことを知った時は、衝撃でした。
「ああ、だから、セシルたちをはめたんだな」と感じました。

紅一点のバルバシリアの姿を見たときは、あまりの露出度にビックリしました。
当時、中学生だった私は、バルバシリア戦のとき、こう思いました。「誰も部屋に入ってくるなよ…」
ルビガンテの思い出といえば、「さあ、回復してやろう」という言葉に尽きます。
戦闘前に、体力を回復してくれる敵キャラは、珍しいですよね。

四天王以外で、印象に残った敵キャラは、メーガス三姉妹とルゲイエがいます。
メーガス三姉妹は、ドグ・マグ・ラグの3人で、ある意味「かしまし娘」な敵キャラです。
現実世界にいたら、吉本新喜劇のコメディアンになっていそうな姉妹です。
「デルタアタック」という、味方にリフレクをかけ、リフレクで魔法を反射させる独自の攻撃方法も印象的です。

ルゲイエは、エッジの両親をモンスターに改造した科学者ですが、
初めて会ったときのコミカルなダンス、自身が開発したロボットのバルナバに殴られてしまう姿には、笑いました。
バルナバを倒した後は、自身がサイボーグに変身します。
こういう意味でも、「ドラゴンボール」のドクターゲロ、「Dr.スランプ」のドクターマシリトにも通じる科学者なのです。

物語の終盤には、「魔導船」という乗り物を使って月へ行きますが、
魔導船のボディーはかっこよく、なんと、中では「デブチョコボ」が飼われています。
しかし、なぜに「デブチョコボ」が乗船しているんだ?もしかしたら、古代から生き続けるデブチョコボなのでしょうか。


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