コナミワイワイワールド2 〜SOSパセリ城〜

コナミワイワイワールド2 〜SOSパセリ城〜



このゲームは「コナミワイワイワールド」の続編です。主人公は、コナミヒーローに変身できる機能を備えているロボットのリックルです。
リックルが変身できるのは、ゴエモン、シモン、フウマ、「バイオミラクル ぼくってウパ」のウパ、「魂斗羅」のビルです。
ステージ上に落ちているアイテム「チェンジパネル」で、ゲーム開始にセッティングした3人の組み合わせのうち、
1人に変身することができます。ダメージを受けなければ、1分間変身することができます。

アクション面だけでなく、シューティング面あり、パズルあり、カーレースありという内容です。
しかも、シモンステージの前は、横断歩道を渡るように、障害物をかわして進むという
懐かしの「フロッガー」を思わせるようなゲームになっています。
パスワード入力画面は、パズルゲーム「クォース」風になっています。

ゲストキャラに、コナミマン、コナミレディー、「ゴエモン」シリーズでお馴染みのエビス丸が出てきます。
彼等が出てくるのは、ツインビーステージ、パズルとレース、グラディウスステージの分岐点です。
彼等は、画面付きトランシーバーで主人公に、どちらに進むのかを聞いてきます。

キャラクターのグラフィックは、前作とはうって変わって、ディフォルメされた姿になっています。
まさに、このゲームのキャッチフレーズの「コナミのおもちゃ箱」です。
もしくは、某他社ゲームの「大人も子供もおねーさんも」というキャッチフレーズも合いそうですね。

当然、敵キャラの姿も、前作とうって変わって、可愛く、丸くなりました。特に、印象に残ったのが、フウマステージのボス「筋肉龍骨鬼」です。
筋肉龍骨鬼の顔は龍っぽく、体はボディービルダーのようでした。この姿を見て、私は思わず笑いました。
あと、魂斗羅ステージのボスは、「ドラゴンボール」のフリーザの最終形態一歩手前の形態に似ていて、
フリーザやクウラが乗っているマシンに似たようなものにも乗っています。
ちなみに、このゲームのラスボスの名前は「ワルーモン」です。これも、面白いネーミングです。

特に、このステージのシューティング面は、面白いと感じました。
ツインビーステージは、正統派という感じのツインビーステージと、RPGのフィールドを思わせるステージがあります。
グラディウスステージは、モアイやキョンシーが出てくるステージと、和風なステージがあります。
和風なグラディウスステージのボスは、「カニ道楽」の看板を思わせる大きなカニのメカでした。
グラディウスステージをクリアした後は、なんと、巨大なメカとの戦いが待っているのです。

「前作のキャラが怖い」と感じた方は、この作品をプレイすることをオススメしたいです。このゲームのキャラは、「なごみ系」なデザインです。
また、「このゲームのキャラは可愛すぎる」と思う方は、前作をプレイすることをオススメしたいです。
つまり、どちらも「比べられないそれぞれの良さ」というものが詰まっていると思います。


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