カメレオンジェイル 登場人物コメント
ジェイル | この作品の主人公である青年。いくつもの顔を持つ史上最強の「危険請負人(リスクハンター)」と呼ばれる。 超人的なまでの集中力を持ち、眉間にある生命エネルギーのアンテナスイッチである「クラ」に全神経を極限まで 集中させることにより、肉体を自由に変化させて別人になりきることができる。変身(カメレオン)能力を生かして、 犯罪阻止の依頼を請け負っている。普段はニューヨーク・ブロードウェイの寿司バーの板前として生計を立てている。 |
シャル | ジェイルの良き相棒で、ニューヨークで探偵事務所を経営している。カメレオン・ジェイルへの仕事の依頼を担当。 ジェイルへの依頼は彼女を通さなければならない。いわば、ジェイルのマネージャー(代理人)的な人である。 彼女とジェイルのやりとりも面白い。ジェイルの寿司バーでの「危険請負人」としての仕事依頼の合図は独特だ。 |
王(ワン) | 第1話に「親友の龍(ロン)を止めて欲しい」とジェイルに依頼をした眼鏡の男性。龍とは、妹のリンリンと共に 夢を叶えるため、一緒にアメリカに渡った家族同然の親友である。喜劇俳優を目指したが、龍の顔の傷を治すため、 医者になった。「スラムダンク」の木暮に似たような顔をしている。もしかして、彼は木暮のプロトタイプ(原型)? |
逃亡中の強盗 | ヒゲが濃く、くわえ煙草でタンクトップ姿。マーフィー達と共に、賭けバスケをしていたが、ジェイルの獲物になった。 |
マーフィー | 第1話でジェイルが変身(カメレオン)した相手。潜入した逃亡中の強盗犯のバスケットボールの教え子だった。 |
龍(ロン) | 第1話で登場した表向きは実業家であるチャイニーズマフィアのボス。「ゴールドマン」という仮の名前がある。 15年前にイタリアンマフィアの攻撃により、恋人のリンリンを失った。復讐を果たすために、マフィアのボスになった。 ホールの完成パーティーに、イタリアンマフィアのボスを呼び、復讐を果たそうとするが、ジェイルに止められる。 |
鈴鈴(リンリン) | 王の妹で、龍が心から愛した女性。歌手になることを夢見ていたが、初ステージの前の日に、イタリアンマフィアの 無差別な攻撃により、命を落とした。第1話で、ジェイルが彼女に変身(カメレオン)したことにより、事件を解決した。 |
ピノッキオ | 龍がパーティーに招待したイタリアンマフィアのボスで、15年前に無差別攻撃でリンリンを殺した男でもある。 |
ギャロ | フルネームは「ダニエル・ギャロ」と言い、刑務所に服役している「無冠の帝王」と呼ばれているボクサーである。 第2話で「弟分のテリーを捕まえて欲しい」と面会で依頼をする。子供時代、テリーにボクシングを教えた。 |
テリー | 「真夜中の狂犬」の正体。ギャロの弟分で、子供時代はギャロと同じ孤児で、いじめられていた。孤独に弱い。 ボクシングの才能は、ギャロ以上である。マックから銃を奪い、夜の街で暴れていたが、ジェイルによって改心した。 |
ローソン | ニューヨークの警察の警部で、自らを「凄腕警部」呼んでいる。轟音にビックリしている姿も見かけられる。 |
マック | 時に仲間をあきれさせるほどの「暴走警官」であり、犯人を見つけるとすぐ発砲したがる危ない癖がある。 |
マーマル | シャルの高校時代の親友で、シンクロナイズド・スイミング界の新鋭である。シャルの依頼によって、助けられる。 試合の前日、何者かの手によって、手首に怪我を負わされた。彼女にとって、チョチョリーナは長年の目標である。 |
チョチョリーナ | 大財閥の娘であり、シンクロナイズド・スイミング界の女王として君臨している。とんでもない裏工作をしている。 プールの底の下に、ダイバーを数名待機させたり、鮫を用意したりしている。ジェイルの手により、不正がばれる。 彼女の名前の由来は、80年代に話題になったイタリアのセクシー国会議員の「チッチョリーナ」からだろうか? |
ダンヒル | 第4話に登場した香港殺人者集団・キラーズのボスである男。拳法の達人でもある。かつて、ジェイルの手によって、 監獄送りにされ、脱獄した。決闘に呼び出すため、シャルをさらった。ジェイルの怒りを買い、性転換させられた。 メンズブランドで同名のものがあるが、元ネタはここからだろうか?男らしい響きの名前であるが…。 |
ゴーリー | かつては「最強のナイフ使い」と呼ばれた。ジェイルの怒りを買い、女になってしまった。ダンヒルにジェイルに 歯向かうのはやめるように言った。ジェイルの怒りを買った後は、「行方知れず」という情報が伝わっていた。 |
コリー | 第5話から第10話まで登場した若き刑事。ジェイルに「キャットを連れ戻して欲しい」と依頼を出した。キャットとは、 かつて同じアパートの部屋に同棲し、結婚を誓った仲であった。女性アレルギーであり、1m以内に女性が近づくと 蕁麻疹(じんましん)が起き、0mだと吐いてしまう。射撃が得意で、ニューヨーク市警でNo.1になるほどの腕前。 |
キャット | 第5話から第10話まで登場した女スリ。3年前にコリーと出会い、コリーがからまれた後の怪我から退院した後、 コリーの元に転がり込んだ。コリーが刑事になると、突然とコリーから去っていった。おそろいのペンダントを買った。 子供の頃に両親を亡くし、ジャッカルという犯罪組織の首領に引き取られ、それ以来、ジャッカルの一員となった。 コリーと出会い、組織を抜けようとして、もがいていた。通行人の多くが思わず注目してしまうほどの美人である。 |
アパートの管理人 | かつてコリーとキャットが同棲していたアパートの管理人で、ジェイルとシャルに2人についての昔話をした。 |
署長 | コリーが勤務する警察の署長。対策会議中にコリーを特別班の一員に任命し、キャットへの狙撃を命令した。 |
ギル | ジャッカルの首領であり、キャットと共に育った兄貴分的な存在であった。キャットに盗みのテクニックを教えた。 狡猾な性格で、キャットが組織を抜けるのを許さなかった。キャットに美術館にある黄金像を盗むように命令した。 コリーが防弾チョッキを着たジェイルが変身したキャットを撃った後、車(BMW)で逃げたがジェイルに阻止された。 |
ガメル | ジャッカルの一員で、ギルの腹心。帽子を被っており、ジェイルから「帽子野郎」と呼ばれた。コリーの服のポケットに 手榴弾を仕込んだり、ナイフで戦ったりした。彼のナイフの腕は、ジェイルにとっては大したことがなかった。 |
キース | 第11・12話に登場するデルタフォース(対テロ特殊部隊)の大佐で、ジェドの父親。フルネームは「キース・バーンズ」。 ジェイルにジェドを阻止するように依頼し、キースが持つ銃と銃身を合わせるとメッセージが出るカスタム銃を渡した。 彼は「鉄人」と呼ばれた偉大な男であるが、病気のために入院している。ジェドが改心した後、ベッドの上で死んだ。 |
ジェド | 第11・12話に登場するハイジャック犯の主犯格で、キースの息子である。ガンで病死した母の元になかなか来なかった キースを恨んでいた。キースの名誉に傷がつくと考え、ハイジャックを企てた。キースに変身したジェイルの手によって、 ハイジャック事件は解決した。父の死後、彼は凶悪犯として監獄へ送られた。涙を流しながら敬礼するシーンが感動的。 |