BUZZER BEATER 登場人物コメント

BUZZER BEATER 登場人物コメント



かつて、インターネット上で連載され、後に「月刊少年ジャンプ」で連載、雑誌連載を経ての単行本化(全4巻)、2005年2月にWOWOWで
アニメ化された地球チームと宇宙人との戦いを描いたSFバスケ作品です。2005年2月には、新装版(全2巻)も刊行されました。

ヒデヨシ 地球チームを志願しにきたストリートチルドレンの14歳の少年。彼のポジションはポイントガードであり、背番号1である。
14歳で身長160p(合宿中に10cm伸びる)。後に彼が地球人でなく「ゴル星人」だというのが分かる。驚異的なジャンプ力を
持っており、「ディフェンスを飛び越えた」というストリートバスケで語られる伝説がある。彼の両親は誰なのかは不明である。
私が最初、「スラムダンク」の清田信長っぽいなと思った。ヘッドバンドをしているし、名前が武将っぽいところでそう思った。
チャチェ 地球チーム主催者の孫であり、ロングシュートがうまい15歳の少女。ポジションはシューティングガードで、背番号2である。
髪は三つ編みにしている。地球チームの会食に乱入し、マルにシューティング対決を挑んで、勝ったことがキッカケで、
地球チームのメンバーとなる。モス・スワロウズとの遠征試合では、宇宙リーグルールの通常の倍の高さにあるゴールに
シュートを決める「10点シュート」を決める。彼女の身長は最初、ヒデヨシより高かったが、合宿中に抜かれることになる。
ヨシムネ 地球チームの主催者で、年齢は77歳である。バスケットボールが生まれた地球には、宇宙リーグのフランチャイズがなく、
地球の威信をかけるためにも、宇宙リーグに挑む地球チームを作る。遠征試合が終った後、資金を「こども宇宙リーグ」を
作るために投資する。作中では、チャチェに対する「じじバカ」ぶりを何度か見せている。名前の元ネタは徳川吉宗だろう。
イワン ヒデヨシと共に地球チームの選考会に挑んだ。15歳でありながら、RBAというリーグのブロック王でもある。15歳であるが、
ヒデヨシから「おっさん」呼ばわりされてしまう(笑)会食のときに、地球最強のセンターのモーと相撲対決をして、敗れる。
試合では、パワーフォワードのスタメンとしてプレイし、背番号は55である。口数はヒデヨシやDTと比べて、少ない方だ。
マル ポジションはシューティングガードの先発で、背番号は7である。本名は「犬丸貢」で、既婚で子持ちの27歳の日本人だ。
得意技はシュート(『JBAのシューティングアンドロイド』と呼ばれたほど)であったが、チャチェにシュート対決で負けた。
チームを敗北させる大きなミスをしたのをキッカケに精神面を鍛えなおし、話し方も変えた。以前の話し方が気になる。
モー ポジションはセンターで、身長220p&体重138Kgという立派な体格を誇る。背番号は35番。元インターナショナル相撲の
横綱という過去がある。本名は「孟泳徳」で、年齢は27歳(マルとタメ)である。出身地は、中国かモンゴルあたりだろう。
タメ年のマル曰く「地球チームで最も、心・技・体を備えた男」である。ワニを使って風邪薬を作ろうとしたシーンは笑えた。
DT ポジションはポイントガードで、背番号9、身長188cmである。彼のニックネームの由来は「Dream Time」から来ている。
周りの選手を最大限に生かす卓越したゲームメイクの他に、ゲイリー・ペイトンばりのトラッシュトークという武器もある。
ヒデヨシと同じく、ゴル星人であるが、ある出来事がキッカケでツノを折った。その後、運動能力はだいぶ失われていった。
ローズ ヒデヨシやDTと同じくポイントガードを務める。新装版第1巻の表紙からすると、背番号は“0”“3”“6”“8”のどれかだろう。
怪我のために、遠征試合を欠場した。何の怪我(合宿中に負った?)か気になる。実力は高いが、熱くなりやすい性格だ。
プレーする時は、髪の毛の3ヵ所を結っている。なかなか面白いヘアスタイルだ。PG対決でDTを「ハチアタマ」と呼ぶ。
ハン ポジションはポイントガードであるが、試合ではスモールフォワードの先発を任される。背番号は5の長身ポイントガード。
DTは「身長差20pか」と言っていたので、彼の身長は208p前後だろう。ツンツン頭で、眼鏡をかけている冷静な男だ。
アピルにとっては「イカス男」のうちに入っている(笑)彼の姿を見て、私は「昔のテクノのミュージシャンっぽい」と思った。
ラズーリ 地球チームの背番号21で、遠征試合ではチャチェと交代した。実は女性であるということを偽って、地球チームに入った。
まさに、バスケ版「リボンの騎士」と言える。青っぽい髪で、ショートカットである。アピルの長髪に怒ってしまう場面もあった。
彼の身長やポジションが気になるところであるが、恐らく、シューティングガードとスモールフォワードを両方こなせるだろう。
アピル モス・スワロウズの選手で、スワロウズ選手の中で唯一、名前が出ている。背番号は20を着用。チャチェを止めるために、
途中出場をした。女性初の宇宙リーグ選手(10日間契約)となったが、周囲が好みの男ばかりで戦意を喪失し、ギューマを
ロッカールームで押し倒してしまった。これが彼女の失敗の原因である。長い腕を生かしたディフェンスが彼女の得意技だ。
ヒデヨシから「あひる」、チャチェからは「オカマ」と呼ばれた。アピルを見て、どこか「WAHAHA本舗」っぽい感じだと思った。
ギューダン 先日、引退を表明したという宇宙リーグを長年支配したスーパースター選手。ツノの生えた「ジョーダン・コロン」という感じの
シルエットが見える。元ネタは「マイケル・ジョーダン」であろうかということは、容易に推測できる。元ブルズなだけに…。
ギューマ 引退したギューダンに最も近い後継者と呼ばれる3年目の若手スター選手。弱冠19歳の若さである。アピルに押し倒された
過去があり、名前を聞くと嘔吐してしまう。かなりのトラウマになっているようだ。アピル曰く「ヒデヨシに似ている」選手だ。
エディ ヒデヨシの子分で、髪が黒く、青いタンクトップを着ている方。ヨシムネ等に「ディフェンスを飛び越えた男」伝説を語った。
レニー エディと同じく、ヒデヨシの子分で、金髪で、白いシャツを着ている方。エディと同じく、ヒデヨシのことを「殿」と呼んでいる。
ミヒャエル 選考会でヒデヨシやイワン等の実力を見るために「基準」として入ったプロの選手。名前の響きからして欧州出身っぽい。
アフロの選手 PG対決でDTについていた体の大きめな選手で、ローズと交代した後は、物陰にいるエディとレニーを発見して捕まえた。
テオ ヒデヨシの専属指導員を務めている。オールバックで眼鏡をかけている。言うことを聞かないヒデヨシに頭を悩ませている。
コーチA 地球チームのコーチのひとりで、顔は豊玉の北野前監督に似ている。3人のコーチの中では、一番年上のように見える。
コーチB 地球チームのコーチのひとりで、顔は河田雅史に似ているスキンヘッド。DTを「今すぐ宇宙リーグに通用する」と見る。
コーチC 地球チームのコーチのひとりで、彩子マネージャーに似ている。地球チームのコーチの中で、最も印象に残る人物である。
ハーフコートショットを見て、チャチェに10点シュートを決める才能があることを見抜き、合宿中に特別に打たせていた。
DTの元恋人 ツノを折る前のDTと仲が良かった金髪の女性。「DTが地球人初の宇宙リーガーになる」という夢を持っていた。しかし、
DTがツノを折ったところを見た後、DTの前から姿を消してしまった。それにしても、このシーンは不気味な感じがする。


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