「ボキャブラ天国」シリーズ


「ボキャブラ天国」シリーズとは…
1992〜99年までフジテレビ系列で放送された「タモリのボキャブラ天国」を発祥とするバラエティ番組です。微妙にタイトルを変えたり、
放送時間を変えたりして、約7年続きました。2003年の正月には、復活スペシャルが放送されたほどの根強い人気があります。
最初は、視聴者投稿オンリーでしたが、96年から若手芸人が参加するコーナーを取り入れました。また、そこから有名になった
芸人もいます。私の場合は、投稿ネタが特に好きです。放送の翌日には、クラス内でボキャ天ネタの話が盛んにされていました。
初代の司会はタモリさんで、それ以降は、ヒロミさんや谷村新司さんも司会をしていました。審査員席のメンバーも多彩でした。
元バレーボール選手の川合俊一さんはホモネタによく反応したらしく、この番組がキッカケでホモ疑惑をもたれたとか…。

スラムが選ぶ特に印象に残るネタ(名言集っぽく紹介する傑作選)
「伊藤、よう加藤」
→元ネタは「イトーヨーカ堂」からです。クラス内でかなり流行りました。桃鉄シリーズには「イトーヨーカード」がありますね。

「もういいかい?和田だよ」
→元ネタは、かくれんぼの「もういいかい?まぁだだよ」です。これもクラス内でも流行。和田アキ子さんや和田勉さん等が出演。

「低いパンチラショット 顔見りゃゲッ」
→元ネタは「あしたのジョー」の主題歌で、最後には女装した丹下段平が出ました。かなりインパクトあります。

「ペア江頭」
→元ネタは「出会いがしら」です。江頭2:50さんとそのお父様が出演されていたVTRでした。

「壊れかけの蛾次郎」
→元ネタは「壊れかけのRedio」です。「男はつらいよ」などで知られる名優・佐藤蛾次郎さん本人が出演されていました。

「浦和 (南)浦和 北浦和 東浦和 西浦和 武蔵浦和 中浦和 浦和は7つの駅がある」
→元ネタは、山本リンダさんの「狙い撃ち」です。今では、合併して「さいたま市」になっているんですね…。

「ブチューせんかい ババと」
→元ネタは「宇宙戦艦ヤマト」です。このネタは強烈で、子役は「宇宙戦艦ヤマト」のプラモを作っていたような…。

「公務員」
→元ネタは「ホームイン」です。黒い腕バンドをした公務員が出ましたが、最近では見かけなくなりましたね。

「どこで壊れたの オクレ」
→元ネタは、REBECCAの「フレンズ」です。Mr.オクレさん本人がVTR出演されていました。

「結城タックル」
→元ネタは「雪が降る」です。料理番組でおなじみの結城貢さん本人が勢いよくタックルかましました。

「お主もワムよのう」
→元ネタは「おぬしも悪よのう」です。時代設定が滅茶苦茶な気もするVTRでした。

「兄は夜更け過ぎに ユキエに変わるだろう」
→元ネタは、山下達郎さんの「クリスマスイブ」からです。12月になると思い出すネタです。

「青海苔と柴漬けねぇ〜か〜?」
→元ネタは現カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツネッガーです。なぜか乾物屋に来店です。

「Mr.オクレをタライに乗せて」
→元ネタは都はるみさんの「アンコ椿は恋の花」の歌いだしで、川で大きなタライに乗っているオクレ兄さんの映像でした。

「クレーンが吊る蛾次郎」
→またも蛾次郎さんネタです。元ネタは海援隊の「贈る言葉」で、蛾次郎さんがクレーン車に吊るされました。

「薬物やめますか?それとも、ニンベン書けますか?」
→「人間やめますか?」と言っている薬物撲滅のコピーが元ネタです。ニンベンを書けずに苦しむ薬物中毒者の映像でした。

「モーホーなんていないなんて 言わないよ自衛隊」
→元ネタは槇原敬之さんの「もう恋なんてしない」で、最優秀賞になりましたが、何故か翌週で振り返るときに放送されず…。

「ダンナとヒモ」
→元ネタは槇原敬之さんの「どんなときも」です。ある奥様が別れたヒモと再会して、ヒモが旦那様と仲良くなる映像でした。

「サラダ食うだ 飯も食うだ デブの高木ブー」
→元ネタはディズニー映画でもお馴染みの「ビビデバビデブー」で、高木ブーさん本人が映像に出演されました。

「あなたはカズとシジマールか?」
→元ネタは「あなたは神を信じますか?」という牧師の言葉で、Jリーグが創設されたから間もない時期を感じさせるネタです。

「奇声ラッシュ」
→元ネタは「帰省ラッシュ」です。怪しい集団が奇声を発して歩いている強烈なインパクトがあった映像でした。

「迫り来る競歩」
→元ネタは「迫り来る恐怖」です。何故か夜の道で競歩大会が行われているぶっ飛んだ映像でした。

「う〜ん、千葉」
→かっこよく渋くクールに決めた男が辿り着いた先は千葉県だった…。元ネタは「ムーンリバー」です。


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