ウルトラセブン

制作第27話から第39話まで

制作第27話 サイボーグ作戦 1968年4月7日放送(放映第27話)
脚本 藤川桂介 監督 鈴木俊継 特殊技術 的場徹

甲冑星人ボーグ星人
身長 2mから40m 体重 180kgから2万6千t
地球防衛軍の野川隊員を拉致し、催眠プレートを埋め込んでサイボーグにした。プレート弾で地球防衛軍基地を爆破しようとしたが失敗。
ペンダントが武器。変身能力やテレポーテーションを使う。正体を現してからは額から光線を撃つ。
お喋りな性格が災いし、アイスラッガーで首を切られ、円盤もマグネチック7で爆破される。
名前の由来は「サイボーグ」から。

物語
地球防衛軍の野川隊員が行方不明になった。数日後、野川隊員が帰って来るが……。

感想
婚約した事をソガ隊員にいびられると言う野川隊員。安心したまえ。
そのソガ隊員がもうすぐ婚約、それも周りにいびってくれと言わんばかりの態度をとる事になる。

女性が倒れていると言うだけでウルトラ警備隊に通報が入る。それは警察の仕事では?(最終的には宇宙人が絡んでいたが)

催眠プレートを埋め込まれた野川隊員。地球防衛軍基地に行く前に婚約者の早苗の所へ行く。
後の行動を見ていると、野川隊員の意思はかろうじて残っていたのではと思う。

「人間牧場」に続いて北村博士登場。埋め込まれていた催眠プレートを取り除く。ちょっと凄い。

沼を1つ蒸発させるウルトラ警備隊。凄すぎ。

ボーグ星人の切られた首から泡が出てくるシーンはちょっと気持ち悪い。

何とも間抜けなボーグ星人。ウルトラセブンの足に付いているプレート弾を知らせてしまう。結果、プレート弾を投げつけられて敗北。
プレート弾をウルトラセブンが投げつけるシーンが少し分かりづらい。


制作第28話 700キロを突っ走れ! 1968年4月14日放送(放映第28話)
脚本 上原正三 監督 満田かずほ 特殊技術 高野宏一

キル星人
スパイナー実験妨害の為、人間爆弾、地雷、ライフル、時限爆弾、ヘリに気球と色々仕掛けてきた。死ぬと消滅する。
名前の由来はキル(殺す)から。劇中、未呼称。

戦車怪獣恐竜戦車
身長 60m 体重 7万t
キル星人の移動要塞。目から光線を撃ち、戦車部分から砲台も撃つ。
強烈な尻尾でウルトラセブンを苦しめる。最後はスパイナーの爆発に巻き込まれた。
正式な呼び名は「恐竜タンク」らしい。「恐竜せんしゃ」だと思ってた。漢字のみの名前もなかなか良い。

物語
ウルトラ警備隊はラリーを利用してスパイナーを実験場まで秘密裏に運ぼうとする。
しかしと言うかやっぱり、敵の妨害を受ける事に……。

感想
「地震源Xを倒せ」に続いてラリーの話。当時流行っていたのだろうか?
今回は『マッハGoGoGo』みたいな話。
そう言えば「地底GO! GO! GO!」と言う題名があったなぁ……。

でも日本に700キロものラリーコースがあるのだろうか?

バカデカイ煎餅を食べるダンとアンヌ隊員。どこに売っていたのだろう?
ところでこれはデートだよねぇ。ダンが妙にはしゃぐ。

高所恐怖症に続いて火薬関係も怖い事が判明したアマギ隊員。
本当、よくウルトラ警備隊になれたものだ。まぁ、発明は素晴らしいから。

次々とアクシデントが起こるラリー。ダンはすれ違ったバイクをいきなり撃つ!
人間爆弾だったから良かったものの、人間だったらどうするの?
それにしても一般の参加者は災難。

人間誰しも怖いものはある。しかし、ウルトラ警備隊は怖いからと言っていられない所。何せ地球の運命がかかっているのだから。
厳しいキリヤマ隊長が本作を引き締めた。

今回、ウルトラセブンのビームランプが点滅している。


制作第29話 ひとりぼっちの地球人 1968年4月21日放送(放映第29話)
脚本 市川森一 監督 満田かずほ 特殊技術 高野宏一

宇宙スパイプロテ星人
身長 170cmから46m 体重 100kgから1万2千t
京南大学の丹羽教授として助手の一の宮と共に科学衛星を打ち上げる。
表向きは観測衛星だが実はスパイ衛星で地球防衛軍の機密情報を盗んでいた。
指や目から怪光線を撃ち、姿を消したり、分身したり、抜け殻を残したり出来る。伝送移動機で一の宮と共に姿を消した。
名前の由来はギリシア神話の「プロメテウス」から。

物語
京南大学の丹羽教授が打ち上げた科学衛星が問題になる。はたして丹羽教授と一の宮の秘密とは?

感想
婚約者の事を喋りたくてウズウズしているソガ隊員。唯一、恋人関係がいないアマギ隊員は機嫌悪。
ところで「サイボーグ作戦」の野川隊員はどんな顔してソガ隊員を見ていたのだろう?

そのソガ隊員の婚約者である南部冴子。一の宮を連れ出す場面がスパイ映画みたい。
メガネをかけて丹羽教授に近付くソガ隊員も負けずにスパイ映画みたい。
以前にも書いたが、『ウルトラセブン』はスパイ作品の雰囲気が強い。

一の宮が言った「宇宙人と言えばすぐ侵略者か」は『ウルトラセブン』のメインテーマを突いたセリフ。
結局、プロテ星人は侵略者だったが侵略者以外の宇宙人ももちろんいる。ウルトラセブンと言う宇宙人が……。

丹羽教授はその静かな語りが逆に印象的。
丹羽教授役の成瀬正彦氏は『帰ってきたウルトラマン』のナックル星人役でもあるがこちらも名演技。
やはり騒ぐタイプより静かなタイプの方が凄みがある。

プロテ星人も意味無く巨大化するが、それはウルトラセブンの目を欺く為と言うのが見事。
今までの無意味な巨大化に対する痛烈な一撃。ただし、何回も使えるパターンではないが……。

大学が舞台の戦闘シーンは珍しい。
ウルトラセブンとプロテ星人の登場に稲光が被さるのが最高に格好良い!

プロテ星人の円盤を見事倒すウルトラ警備隊。役割分担がキチンとされている。
因みにウルトラホーク2号もフォースゲート……。

2人同時は再生不可能な伝送移動機によってプロテ星人と共に消えた一の宮。
東西冷戦時、ソビエト連邦や北朝鮮がこの世の楽園のように宣伝されていた時期があったらしい。
実際は違っていたのだが…。

脚本の市川氏は冒頭にあるミケランジェロ『天地創造』の神と人間が手を合わせようとしている絵の部分がカットされたのは残念だと語っている。

地球を捨てたい地球人、宇宙人と言えばすぐ侵略者か?等の要素は後に『帰ってきたウルトラマン』の「怪獣使いと少年」にも引き継がれている。
こちらは本作で崩しかけた地球人=善、宇宙人=悪と言う勧善懲悪の図式を完全に崩し去っている。


制作第30話 栄光は誰れのために 1968年4月28日放送(放映第30話)
脚本 藤川桂介 監督 鈴木俊継 特殊技術 的場徹

プラスチック怪人プラチク星人
身長 2mから40m 体重 50kgから1万5千t
地球防衛軍の野戦訓練を利用して地球防衛軍壊滅を企んだ。アオキの暗躍もあって、一度はマグマライザーを奪う。
口から特殊なガスを吐き、相手をプラスチックで固めてしまう。
宇宙戦車をエメリウム光線で破壊され、自身もエメリウム光線で炎上されるが骨だけで立ち上がった。しかし、アオキの最後の一撃で遂に倒れる。
名前の由来は「プラスチック」から。劇中、未呼称。

物語
将来のウルトラ警備隊入りを期待されるアオキ隊員登場!
しかし、栄光を追い求めるアオキは先走った行動をとって……。

感想
よく『ウルトラセブン』のダンは温厚なのに『ウルトラマンレオ』のダンは厳しいと言う意見を聞く。
個人的には新人時代と隊長時代の言動が一緒だったら駄目だろうと思うのだが。
今回のダンとアオキの関係は後のダンとおおとりゲンの関係に似ているので『ウルトラマンレオ』を見る前に本作を見てみてはいかがだろうか?

高笑いと共に高い所から登場するアオキ。
今までのウルトラシリーズにはあまりいなかったタイプなのでインパクトは大!

ダンに異常なライバル心を燃やすアオキ。
そう言えば、ダンはどこの馬の骨とも分からぬ風来坊だった。原因はそこか?

地球防衛軍のチームワークを高める為の野戦訓練。
それがチームワークを無視したアオキの為にメチャクチャになってしまった。

プラチク星人に乗っ取られたマグマライザーを奪い返そうと小型爆弾を投げるダン。
一瞬、カプセル怪獣を使うのかと思った。

何故か巨大化するプラチク星人。どうせなら等身大のまま、マグマライザーの中で戦ってほしかった。

謝った振りをして騙し討ちするプラチク星人。君はバド星人か? そしてまたもや引っ掛かるウルトラセブン。
プラスチックで固められたウルトラセブンが復活する時、何らかの説明が欲しかった。
因みに今回、ビームランプが点滅している。

自分の為だけの栄光を追い求めたアオキ。その結果多くの犠牲が生まれ、アオキ自身も命を落とした。
死んでしまった為、結局、アオキは自らの罪を償う事はしなかった。(ダンに対しては償ったが……)
最後、ダンはアオキの死を看取った事で、アオキの罪を自ら引き継ぐ事になった。
後の『ウルトラマンレオ』でダンがおおとりゲンに厳しいのは、アオキの二の舞になってほしくなかったからとも考えられる。

(因みに今回のダンは『ウルトラセブン』時には珍しく怒鳴ったり殴ったりもしている)

本作をもって美術担当の成田氏が降板。
いきなりだが、『ウルトラセブン』の主役は一体誰だろうか?
ウルトラセブン=ダン? ウルトラ警備隊? 宇宙人? これらが全てが主役であって主役ではない。
主役はそれら様々な要素が合わさった「遊星間戦争に巻き込まれた地球」と言う世界そのものなのだ。
『ウルトラマン』では主役だった怪獣も『ウルトラセブン』では宇宙人の手駒に過ぎず、その宇宙人自体も主役でない話がある。
成田氏がどんなに魅力的な怪獣や宇宙人を作っても、それが作品の中で有効に使われないのだ。
しかしTV番組である事を考えるとそれは仕方が無い事。成田氏1人で作品を作っているわけではないのだから。
成田氏が付けたくなくてもカラータイマーは必要だったし、古谷敏氏は素顔で出演したかった。
成田氏は後のシリーズの美術担当をデザイナーとし、自分はデザイナーではなく芸術家だと言ったそうだが、芸術家にTV番組は合わなかったのかもしれない。

成田氏はウルトラシリーズの栄光に多大な貢献をしたものの、その栄光は成田氏だけのものではなかったのだった。


制作第31話 悪魔の住む花 1968年5月5日放送(放映第31話)
脚本 上原正三 監督 鈴木俊継 特殊技術 的場徹

宇宙細菌ダリー
身長 1mm 体重 0,1g
銀色の花弁に似た卵から孵った。卵の大きさを考えると他にもいたかもしれない。
人間に寄生して血液中のフィブリノーゲンを摂取する。口から霧を吐く。
医者の注射の影響を受け弱ったところをウルトラセブンが手から出した泡で溶かされた。

ところで細菌が1mmと言うのは大きすぎないか? デザインもダニみたいだし……。
   *ホームページ、『ULTRASEVEN CRAZY FAN BOOK』によると、名前の由来はシュールリアリズム家、サルヴァトーレ・ダリ氏かららしいです。

物語
花の匂いを嗅いでいる途中に倒れた香織。
貧血の疑いで同じ血液型のアマギ隊員が呼ばれる事になった。その夜、香織は目を覚まして…。

感想
まだ無名時代の松坂慶子が出演した事で有名な話。

しかしアマギ隊員と比べるとやや幼く、釣り合いが取れていなかった気がする。

『ミクロの決死圏』をモデルにした話。体内のセットはオリジナルに比べるとさすがにチャチだがウルトラ戦士で初のミクロ化。
ウルトラマンとの差別化が果たされ、作品世界を広げるのに役立った。
撮影が大変なせいか、後にミクロ化したウルトラ戦士はウルトラマン80ぐらい。一応、殆どのウルトラ戦士がミクロ化も可能となっているのだが……。

血を求め彷徨い、口から白い息を吐く香織。完璧吸血鬼。
香織とアマギ隊員の血液型は特殊らしいので、おそらくAB型のRh−ではないだろうか?

因みにAB型男性の性格は・・・何事も器用にそつなくこなす。
                    防衛本能が強く、相手を理解するまで自分を隠す。
                    いつも冷静だが、恋に燃えると情熱的になって詩的な表現を用いたりするとなっている。

冒頭の花畑のシーンはなんか昔のコマーシャルみたい。(昔の作品だけど)
香織とアマギ隊員の関係は少し捻った『いばら姫』にも見える。

雑誌を読んでいる間に香織がベッドから抜け出した事に気付かないフルハシ隊員。
何の為の見張りだ?

遊園地のシーンは幻想的と言うよりちょっと怖いシーンだった。

ダリーは現在の技術では取り除く事は出来ないらしい。でも北村博士なら出来そうなんだけど……。

香織の体内。ウルトラ念力で障害物をどかし、エメリウム光線を撃ちまくるウルトラセブン。
体内だぞ!? まぁ、威力は弱めていたのだろうが……。

因みに今回もビームランプが点滅している。

最後、香織の事を想い、あえて何も言わなかったアマギ隊員。
こうしてウルトラ警備隊で唯一恋人関係がいないアマギ隊員の淡い恋物語は終わったのだった。
(ダンとアンヌ隊員は付き合っているし、ソガ隊員には婚約者がいる。フルハシ隊員には「セブン暗殺計画」にそれらしい人物が出てくるし、キリヤマ隊長は結婚していると思う)

後に「こんな美しい顔で血を吸うわけがない……」って、見かけで判断しちゃ駄目だよ、ダン。
やっぱり男性は可愛い娘に弱いのか?


制作第32話 散歩する惑星 1968年5月12日放送(放映第32話)
脚本 山田正弘・上原正三(原案・虎見邦男) 監督 野長瀬三摩地 特殊技術 高野宏一

メカニズム怪獣リッガー
身長 60m 体重 4万5千t
アステロイドベルトから地球に侵入した小惑星の核。アギラを倒すもアイスラッガーで首を切られる。
頭部から誘導電波を発していたのでロボットかサイボーグだと思われる。
劇中、未呼称。恐竜戦車の着ぐるみを利用している。
小惑星は直径が約1kmの島で、強力な電磁波と電磁バリアー、時限装置が仕掛けられていた。首謀者の正体は一切不明。
劇中では呼称されなかったが小惑星の名前は「ディン」と言うらしい。

カプセル怪獣アギラ
身長 ミクロから45m 体重 ほぼ0から1万2千t
ダンの持つ金色のカプセルから登場。やや小柄だがその分素早い。戦闘中、頭のヒレを広げる。リッガーの尻尾攻撃に苦戦する。
名前の由来は円谷英二監督の三男、円谷粲氏から。

物語
ダン達が散歩する惑星の中に捕らえられた。
強力な電磁波を発しながら地球防衛軍基地に迫る散歩する惑星には時限装置までもが仕掛けられていた!

感想
アステロイドベルトとか惑星規模の破壊兵器と言うのがSF作品らしくて良いね。
予算の関係上、首謀者は登場しなかったが、逆に作品に奥行きが出た気がする。

再び名称のみの登場となった宇宙ステーションV2。残るはV1だけだが……。

散歩する惑星内でのダン、フルハシ、アマギ隊員はそれぞれキャラクターが分かれていて面白く描かれていた。

結構、変身不能に陥るダン。それなのにカプセル怪獣は使える。

アギラ登場でカプセル怪獣3体が遂に揃った。
因みに当初はウインダムの他、『ウルトラQ』の「虹の卵」のパゴス(脚本は山田氏)が登場する予定だったらしい。

それにしても『平成セブン』や『ウルトラマンメビウス』には何故アギラが再登場しなかったのだろう?
アギラ好きなので、アギラだけ出ないのは残念だった。

リッガーの赤い目。なんか好き。
アギラ対リッガーの戦いはあまり迫力が無いと書かれる事があるが自分は面白かったと思う。

最後、あの状態ではダンは死んでしまったような……。
まぁ、ウルトラセブンに助けてもらったと言えば良いか。

本作は『ウルトラQ』で「バルンガ」を手掛け、『ウルトラセブン』制作直前に急死した虎見邦男氏が原案。
又、山田氏の『ウルトラセブン』最終作でもある。
『ウルトラセブン』における山田氏の作品はわずか2本、それも共同執筆のみとなっている。
『ウルトラセブン』は『ウルトラQ』や『ウルトラマン』とは少し異なった雰囲気を持っているが、山田氏が殆ど参加しなかった事が理由の一つかもしれない。


制作第33話 必殺の0、1秒 1968年6月9日放送(放映第36話)
脚本 山浦弘靖 監督 野長瀬三摩地 特殊技術 高野宏一

催眠宇宙人ペガ星人
身長 160cm 体重 56kg
アルファケンタウリ第13惑星出身。地球に太陽系侵略基地を設置しようとした。人工太陽計画の中心人物リヒター博士を狙う。
地球の気圧に耐えられないので催眠装置で地球人を操る。エメリウム光線で倒された。
円盤は光線や光弾を撃つが、こちらもワイドショットで倒された。

物語
地球防衛軍の射撃大会で同期のソガ隊員をおさえて優勝したヒロタ隊員。
しかし、その裏にはペガ星人の影が……。

感想
制作は第33話なのに放映は第36話。この時期に制作番号と放映番号が違うのは珍しい。
内容がソガ隊員関連話の「サイボーグ作戦」や「ひとりぼっちの地球人」に似ていたのが関係しているのかもしれない。
よく見れば「栄光は誰れのために」にも似ている気が……。
因みに再放送時は第32話になっていたらしい。何で?

こちらもSF作品らしい人工太陽計画。宇宙開拓に必要だったのだろう。
今回は劇中には登場しなかったが、宇宙開拓をメインテーマにした『ウルトラマンダイナ』ではちゃんと出ている。

最初に殺されたリヒター博士の影武者。哀れ…。

ペガ星人に捕らえられるソガ隊員。ウルトラ警備隊はよく捕らえられる。

ペガ星人のデザインがなかなか良い。
今回、刑事ドラマのような内容だった為、ウルトラセブンとペガ星人の円盤の戦闘も銃の撃ち合いみたいに演出されていた。
(ソガ隊員もウルトラガンではなく普通の銃を使用していた)

「お前の星に帰れ!」と説得するウルトラセブン。単なる悪役に説得するのは珍しい。

ヒロタ隊員だが、途中で意識を取り戻していたようにも見える。
最後、リヒター博士を人質にソガ隊員と決闘をするが、本来はリヒター博士殺害が目的だったので、これでは本末転倒。
もしかしたら、ヒロタ隊員はペガ星人の邪魔無くソガ隊員と決着を付けたかったのかもしれない。

それとも、一度は裏切ってしまった親友に自ら撃たれたかったとか……。

本作は野長瀬監督の『ウルトラセブン』最終作。
野長瀬監督作品は地球侵略を企む宇宙人とそれを阻止するウルトラ警備隊と言う図式がはっきりしていて分かりやすい娯楽作品が揃っている。
戦闘シーンが凝っているのも特徴。
又、山浦氏も本作が『ウルトラセブン』最終作。
両氏は第2期ウルトラシリーズには参加しておらず、次回作は12年後の『ウルトラマン80』となる。


制作第34話 侵略する死者たち 1968年5月19日放送(放映第33話)
脚本 上原正三 監督 円谷一 特殊技術 高野宏一

蘇生怪人シャドウマン
身長 不明 体重 不明
謎の宇宙人が第三病院から盗んだ解剖用の死体。
死体から影(魂)が抜き出て地球防衛軍の機密事項を記したマイクロフィルムを盗んだ。
煙でウルトラセブンを縮小してコップの中に閉じ込めた。名前の由来はシャドウ(影)から。
謎の宇宙人は姿を見せず、宇宙ステーションのみの登場となった。
宇宙ステーションは停止光線等を撃ち、ウルトラセブンを拉致。さらに小型円盤を出撃させる。
しかし小型円盤はウルトラ警備隊に破壊され、宇宙ステーションもワイドショットで破壊された。

物語
次々と地球防衛軍基地に運ばれてくる死体。ある夜、地球防衛軍基地に何かの気配が……。

感想
ホラーな話で煙と共に現れるシャドウマンはかなり怖い。ウルトラシリーズはホラー好きだ。

予算の都合で着ぐるみが作れなくなり、着ぐるみを使わない本作が出来た。
当時は不評だったらしいが、現在見ると、新鮮で面白い話になっている。

冒頭、ポインターで撥ねた人間を地球防衛軍基地に運ぶ。もし普通の人間だったら物凄い不祥事だ。

かなり厳重なマイクロフィルムの保管場所。銃のセンサーで開けるのが格好良い。
金庫の壁をマナベ参謀が一生懸命に開けていたが、キリヤマ隊長は手伝わなくていいのだろうか?

今回は影の話なので演出でも影が効果的に使われていた。
『ウルトラセブン』は『ウルトラマン』に比べて画面が暗く演出される事が多い。

何故かコップから出られないウルトラセブン。
この場面は縮小しているかどうかの違いがあるが「マックス号応答せよ」と同じ展開。
あのコップは何か特殊なコップだったのだろうか?

コップに宇宙ステーションにと今回は捕らわれまくりのウルトラセブン。
その分、ウルトラ警備隊は強い! 強すぎる!
円盤の数を含めたら、科特隊より多く倒しているのではないだろうか?

今回と次回は場面切り替えが凝っている。
『ウルトラセブンISM』(辰巳出版)によるとアメリカのSF作品『キャプテン・スカーレット』がモデルらしい。

最後、自分の影に慌てるソガ隊員はお約束として、ダンが受話器を受け取るシーンは要らなかった。
それにしてもどうやって帰って来た? またまたウルトラセブンに助けられたと言ったのだろうか?


制作第35話 蒸発都市 1968年5月26日放送(放映第34話)
脚本 金城哲夫 監督 円谷一 特殊技術 高野宏一

発泡怪獣ダンカン
身長 40m 体重 1万5千t
宇宙乱流から逃れる為に地球への一時的な避難を要求した。
ビル街の一区画を移動して自らの居住区とした。さらにダンを洗脳してウルトラセブンに変身させた。
人間に変身して霊媒師ユタ花村の口を借りて要求を述べた。フルハシ隊員に撃たれると怪獣に変身。
元々は泡状の生命体。エメリウム光線に撃たれて粉になって風に舞った。
劇中、未呼称。

物語
突如、ビル街が蒸発してしまった!
一方、地球防衛軍にユタ花村と名乗る霊媒師が会見を申し込んできた。

感想
今回はウルトラ警備隊にとって最強の敵が出現する。その名はウルトラセブン!
数あるウルトラ戦士の中でも敵に操られてしまったのはウルトラセブンぐらい。凄いぞ! ダンカン!

気のせいか、今回は野次馬(エキストラ)が多かった気がする。

幻想的な雰囲気のユタ花村。しかし、なぜ霊媒師?
普通に地球防衛軍基地の通信を使えば良いのに……。何とも違和感がある。
因みに『帰ってきたウルトラマン』でも霊媒師が宇宙生命体の伝言役をしていたが、こちらは違和感が無かった。
『ウルトラマン』のアキラやユキのようなメッセンジャーなのだが、SF調の強い『ウルトラセブン』に霊媒師は合わなかった。

地球防衛軍の事をまるで信じないダンカン。まぁ、今まで色々あったからねぇ……。

劇中、フルハシ隊員が口にした「ビル街が心を持ったら蒸発したくなるだろう」はエンディングナレーションでも語られているが、ややとってつけた感じがある。
『ウルトラセブン』は宇宙人の存在が前提にあるので、ビル街が消えても心を持ったとは思えず、宇宙人の仕業と思ってしまうからだ。(事実、そうだった)
『ウルトラQ』ならこのテーマをもっと深く掘り下げられただろう。

本作は円谷監督のウルトラシリーズ最終作。
メインを務めた『ウルトラマン』に比べて『ウルトラセブン』はメイン以外の作品が多かった。
代わりに若手の満田監督がメインを務めていたので、当時の円谷プロは『ウルトラセブン』より『マイティジャック』の方に力を入れていたのだと考えられる。
もちろん世代交代と言う意味もある。(でも当時、円谷監督はまだ37歳、金城氏に至ってはまだ29歳だった…)


制作第36話 月世界の戦慄 1968年6月2日放送(放映第35話)
脚本 市川森一 監督 鈴木俊継 特殊技術 高野宏一

復讐怪人ザンパ星人
身長 190cm 体重 60kg
3年前にキリヤマ、クラタ両隊長に全滅させられた宇宙艦隊の生き残り。復讐の為、シラハマ隊員を殺して入れ替わる。ペテロを操っていた。
遠隔指示器でウルトラホーク1号の計器を狂わせたり、クラタ隊長の銃を奪ったりしたが、レーザーガンに撃たれて死亡。
名前の由来はフェデリコ・フェリーニ監督のイタリア映画『道』に登場する「ザンパノ」かららしい。

月怪獣ペテロ
身長 60m 体重 7万t
ザンパ星人が操っていた。月基地を破壊し、ウルトラセブンと戦う。光線や特殊な液体や気体を吐く。ワイドショットで倒された。
名前の由来はキリストの12使徒の1人「ペテロ」から。劇中、未呼称。

物語
月基地が破壊され、キリヤマ、クラタ両隊長が調査に赴く事になった。
しかし、そこには復讐の機会を狙っていた宇宙人の罠が……。

感想
再びキリヤマ、クラタ両隊長の味わい深い友情話が見られる。
最後の月に引き返すクラタ隊長と、「月に忘れ物ですか?」と言うキリヤマ隊長が良い!

ヘルメス惑星でザンパ星人の宇宙艦隊を全滅させていたキリヤマ、クラタ両隊長。
はっきり言って、ウルトラセブン無しでも地球の平和は大丈夫なのではと思える程の強さだ。
ザンパ星人はその会話をどんな顔で聞いていたのだろう?

「私が人間だったらお前は殺人者だ」はシラハマ隊員に変身したザンパ星人のセリフ。
人間だったら殺人者、では宇宙人だったら殺人者にならないと言う事。
仲間を皆殺しにされたザンパ星人のさりげないが凄まじい皮肉。
(宇宙人だからそう簡単には死なないと言う意味もあるのだろうが)

そう言えば宇宙にも行けるウルトラホーク1号。でも宇宙ならやっぱりウルトラホーク2号なのでは?

宇宙なのにタバコを吸おうとするキリヤマ隊長。普通は禁煙なのでは?

ダンは宇宙服を着ていてどうやって変身したのだろうか?
一応、ウルトラアイ無しでも変身できるらしいが。(「空間X脱出」)

ウルトラセブンは寒さに弱いと言う設定をキチンと使った話でビームランプが久々に点滅している。
隕石の光と熱を吸収して復活するウルトラセブンが格好良い!

メインではないが、妙にアンヌ隊員が印象に残った話でもあった。


制作第37話 盗まれたウルトラ・アイ 1968年6月16日放送(放映第37話)
脚本 市川森一 監督 鈴木俊継 特殊技術 高野宏一

マゼラン星人
身長 160cm 体重 40kg
地球を「狂った星」として恒星間弾道弾で破壊しようとした。ウルトラアイを奪う為、マヤと言う少女を地球に送り込んだ。
マヤはウルトラアイを奪うが、自分が見捨てられた事を知ってダンにウルトラアイを返す。
その後、ジュークボックスの煙に包まれて消滅。ブローチだけが残されていた。
意外だが「マヤ」と言う名前は劇中一度も呼ばれていない。

物語
ダンは謎の少女にウルトラアイを盗まれてしまう。謎の少女を追ってダンは夜の街へと入っていった。

感想
再び着ぐるみが出ない話。逆にウルトラセブンを無理矢理戦わせる事がなく名作となった。

いきなり怒りまくりのアマギ隊員。ソガ隊員の事をよく怒るのは恋人がいないから?

あまりにも楽観的なプラネタリウムのナレーション。
宇宙の人々は地球の事を素晴らしい星だと思っているかもとの事だが実際は全然違っていた。
ナレーションを醒めた様子で聞くマヤ。

遂に登場、宇宙ステーションV2。そして退場。哀れ……。

舞台がスナックで当時の雰囲気が垣間見える。

地球を「狂った星」として破壊する事を決めたマゼラン星。
確かに過去色々な事があったが、自分達の判断で他者の生存権を勝手に決め、挙句に同胞を平然と見捨てるマゼラン星は果たして「正常な星」と言えるのだろうか?

出撃命令が出ていながら、ダンはマヤに会いに行く。
この話、ダンは地球人ウルトラ警備隊としてではなく宇宙人ウルトラセブンとして行動していた。
それは最後のセリフ「僕だって同じ宇宙人」でも明らか。

機関銃でダンを撃つマヤ。冒頭でダンプカーを運転したりとマヤは見かけによらず力持ちさん。

ダンにウルトラアイを返すマヤ。『ウルトラセブン』中最も印象に残る変身シーンではないだろうか。
本作の題名は「盗まれたウルトラ・アイ」だが、ここで言うウルトラアイとは「地球の運命」と言う意味だと思う。
マヤは盗んだ地球の運命をダンに返したのだ。
因みに本作の脚本時の題名は「他人の星」。
マヤにとって地球は他人しかいない星。だから生きる事を選べなかったのかもしれない。
そして地球人も周り(宇宙)には他人しかいない。他人とは心の内が読めない存在。
心の内が読めないから恐怖が生まれて憎しみが生まれる。それが争い、侵略者を生み出すのだ。

マゼラン星が発射した恒星間弾道弾は180度反転してマゼラン星に帰っていった。
マゼラン星を地球、地球をギエロン星、恒星間弾道弾をR1号とギエロン星獣と考えると本作は「超兵器R1号」と対になる。

『ウルトラマン』にはウルトラマンと表裏一体を成す存在が多数いた。
『ウルトラセブン』でダン=ウルトラセブンと表裏一体を為す存在は本作のマヤになるだろう。
ダンは地球の平和を守ろうとする宇宙人、マヤは地球を破壊しようとした宇宙人。
ダンが希望の象徴なら、マヤは絶望を象徴していた。
最後、地球で生きるダンに対し、マヤが死を選んだのは当然の結果だったのかもしれない。


制作第38話 セブン暗殺計画 前篇 1968年6月30日放送(放映第39話)
脚本 藤川桂介 監督 飯島敏宏 特殊技術 高野宏一

分身宇宙人ガッツ星人
身長 2mから40m 体重 200kgから1万t
「いかなる戦いにも負けた事が無い無敵のガッツ星人」と言うだけある強豪宇宙人。
アロンを使ってウルトラセブンの情報を分析。ウインダムを倒し、分身や光線を使ってウルトラセブンも倒す。
ウルトラセブンを十字架に磔にして公開処刑すると宣告した。

豪力怪獣アロン
身長 45m 体重 1万3千t
ガッツ星人がウルトラセブンの情報分析の為に派遣した怪獣。
目立たない、咬ませ犬等と言われる事が多いが、ウルトラセブンのビームランプを点滅させた強豪。

アイスラッガーで首を切り落とされた。

カプセル怪獣ウインダム
身長 ミクロから40m 体重 ほぼ0から2万3千t
ガッツ星人を倒そうとするが、宇宙船からの光線を電子頭脳に受けて倒されてしまった。
ここで死亡したとする説もあるが、個人的には、間一髪、カプセルの中に戻れたと思いたい。

物語
ガッツ星人はアロンを使ってウルトラセブンの情報を分析。
ウインダムを倒し、ウルトラセブンも倒してしまう。
敗れ十字架に磔にされたウルトラセブン。地球人をかつてない絶望が襲う。

感想
あちらこちらで言われているが、暗殺と言っておきながら正面から挑戦するガッツ星人。

冒頭のウルトラセブンとアロンの戦い。まず手下の怪獣を使って情報を分析するのが見事。
ところでガッツ星人のデータではウルトラセブンは身長50mになっている。(設定では40m)

対アロン戦は白黒ながら色々と工夫があって見応えあり。個人的にアロンは好きな怪獣だ。

ガッツ星人の偽通報に振り回されるウルトラ警備隊。
しかし「たとえ1000回の通報が1000回とも嘘でも出動するのがウルトラ警備隊の義務」と言うキリヤマ隊長。TACに聞かせたい。

フルハシ隊員曰く妹の友達ナツコ。でも普通、友達の兄に自分とペアの宝石をあげるものかい? 白状しなよ、フルハシ隊員。
ところでナツコはサファリラリーに参加していたらしい。やはり当時はラリーが流行っていたのだろうか。

ガッツ星人に周りを囲まれた時、必死に恐怖と戦うアンヌ隊員。
今まで怖がりなところがあっただけに何かグッとくるものがあったシーン。

「貴様など相手にならん」と倒されたウインダム。
かなりショックだが、ガッツ星人の強さは存分に出ていた。

さらにショックなウルトラセブン敗北。アイスラッガーにエメリウム光線、ワイドショットすら通じない。
最後、十字架に磔なのがさらにショッキング。
しかしウルトラセブンの敗北を見せつけ、地球人に絶望を与えると言う目的には最高の演出だった。

ウルトラセブン敗北後に出撃した戦車部隊。
『ウルトラセブン』に戦車が登場するのは意外と無かった。

最後、ウルトラセブンよりダンの事を心配するアンヌ隊員。
この辺りから最終回の告白シーンが見えてきた。

「零下140度の対決」で活動時間を制限されたウルトラセブン。本作はそれを最大限に利用した話。
ただしこれ以降の話でウルトラセブンのビームランプが点滅しなかったのは残念。せめて最終回くらいは点滅してほしかった。

ウルトラセブン敗北と言う絶望的な状況の中、地球防衛軍基地に送られてきた謎の発信音。
まさか、新たな侵略者!?


制作第39話 セブン暗殺計画 後編 1968年7月7日放送(放映第40話)
脚本 藤川桂介 監督 飯島敏宏 特殊技術 高野宏一

分身宇宙人ガッツ星人
身長 2m 体重 200kg
ウルトラセブンを夜明けと共に処刑すると宣告。ウルトラセブン復活の鍵を握るナツコを執拗に狙う。
復活したウルトラセブンのウルトラノックで宇宙船ごと倒された。

物語
ウルトラセブンを復活させるのに必要なマグネリウムエネルギー。
その生成にはダイモード鉱石が必要だった。

感想
細かい事だが、今回、前篇と後編の「へん」の漢字が違うのは何故だろう?

発信音の解析から分かったウルトラセブン復活に必要なマグネリウムエネルギー。
設定によるとウルトラ戦士のエネルギー源はディファレーター光線だが地球上では補給できないので太陽エネルギーで補っているらしい。
おそらくマグネリウムエネルギーもディファレーター光線と似たエネルギーなのだろう。

ガッツ星人がナツコから奪った宝石はイミテーション。
それを知って大笑いした後、慌ててカメラに向かって「シー」をするフルハシ隊員。
飯島監督作品『ウルトラマン』の「侵略者を撃て」を思い出すシーンだ。

今回はまるで最終回のようなテンションで物語が進む。
タケナカ参謀の「破滅の道を選ぶのは地球人か、ガッツ星人か」やキリヤマ隊長の「我々は決して負けられない……」はメチャクチャ格好良い!

いくらガッツ星人を誘き出す為とは言え、一般人のナツコを囮にするのはどうだろうか? 本人の了承は取ったのだろうが……。
ところでナツコはレーサーなのにあの靴で車を運転するのかい?

ウルトラセブン復活はカタルシス満点!
太陽エネルギーを補給し、最後の切り札ウルトラノックで大逆転勝利!

逆に今までの自信が嘘のようにうろたえるガッツ星人は哀れ。

『ウルトラマン』でゼットンに倒されたウルトラマンを復活させたのは同じウルトラ戦士ゾフィだった。
いかに科特隊と言えど、神を復活させる事は出来なかったのだ。
しかし今回、ウルトラセブンを復活させたのはウルトラ警備隊だった。
何故ならウルトラセブンは神ではなく同じ宇宙の仲間なのだから。

前回のラストでは地球存亡の危機の為、あえてダンを見捨てる事にしたウルトラ警備隊だったが、今回、ダンが無事に帰って来た事に大喜びする。
やっぱり皆心配だったのだ。

前回、戦車部隊を壊滅させたバリアー。今回は出てこなかったのだが……。

よく突っ込まれる夜明けになったのにウルトラセブンを処刑しないガッツ星人。
ガッツ星人の目的は地球人を絶望させて降伏させる事だったので、
慌てて処刑するより、救出に来たウルトラ警備隊も倒した後にゆっくりと処刑した方が地球人を絶望させられると考えたのではないだろうか。

本作は藤川氏の『ウルトラセブン』最終作。
藤川氏は後に『宇宙戦艦ヤマト』等のアニメ作品の脚本を手掛けるようになり、次に参加したウルトラシリーズもアニメの『ザ☆ウルトラマン』であった。

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