象の森書房

「象の森書房」刊行

きょうも世間はややこしい
きょうも世間はややこしい
きむらけんじ著(象の森書房刊) 

著者のきむらけんじ氏はコピーライターでCMプランナー。
この著書は4冊目の句集だが、いままでの句集とは大いに異なる。
コピーライターの観察力、CMプランナーの閃き、
そして俳人の感性を ごちゃ混ぜにした日本初写俳エッセイ本。
「ジョンロブの靴づくりから日本建国論まで」と著者が言うように 実にややこしい俳句とややこしい話が満載なのだ!!

定価1200円(消費税別途)
戦中・戦後子育て日記
戦中・戦後子育て日記
山本ひで著/山本功監修 (2010年6月刊)
昭和16年から昭和28年までのひとりの母親の日記。
戦災と極貧の疎開生活の中で、4人の子どもを生み、育てた母。
戦争の恐怖や戦後の貧困にまさる子どもへの愛と期待。
これから結婚し,子育てをする新しい世代の人々、この時代に同じように育てられた団塊の世代に読んでもらいたい一冊。
定価900円(消費税別途)
松山たかし拾遺300句集
松山たかし拾遺300句集
松山たかし著 (2010年10月刊)
「小春日の立ち食いうどん来世かな」「冬夕焼け王朝という装置かな」
異色の俳句から始まって、たかしワールドが多彩に広がっていく。
俳句と出会って30年。
いまもなお試行を続けるたかし俳句30年のひと区切り。
たかしはこれから何処へ行くのか。気になる作品集。
定価1,260円(消費税込み)

プロデュース作品

映画女優に恋して
映画女優に恋して
名村 峻著 (プラネットジアース刊)
名村峻デビュー作。
ナスターシャ・キンスキー、デボラ・カー、オードリー・ヘップバーン
ロザンナ・アークェット、キム・ノバク。
5人の映画女優の代表作のような恋に落ちてしまった男たち。
懐かしい女優たちに会えるような5つの恋物語短編集。
定価1,365円(消費税込み)
映画館
映画館
名村 峻著 (プラネットジアース刊)
名村俊お得意の映画をテーマにした短編集。
今回は「霧の中の風景」「モア」「トーク・トゥ・ハー」
「サイレントムービー」「そして人生はつづく」の5つの映画から
紡ぎ出された物語を著者は「シネ・モザイク小説」名付けた。
定価1,500円(消費税込み)
鳩を蹴る
鳩を蹴る
きむらけんじ著 (プラネットジアース刊)
尾崎放裁賞受賞俳人の第2自由律句集。
呟きのように人生の機微を自由律俳句の中に閉じ込め
独自の俳句世界を拓いている。
「朧月やがてみな死ぬ」 「先祖の田を売って無口になっている」
「なんと静かに箸置く女だ」「検尿の紙コップ持つ窓の桜満開」
定価1,050円(消費税込み)
昼寝の猫を足でつつく
昼寝の猫を足でつつく
きむらけんじ著 (牧歌社刊)
きむらけんじ自由律句集第3弾
生きる哀しさ、切なさがさらに鋭くなって登場。
「定年退職を犬に吠えられている」「春の町は突き当たって曲がる」
「春の海の浮きになれば漂える」「動かぬ亀は動けと言われている」
定価1,260円(消費税込み)
サーキット
サーキット
松山たかし著 (私家版)
松山たかし初期作品集。いかにも若い作品が並ぶ。
「ひまわりの路地を曲がれば鳩の町」「冬空のつるりんとむくゆで卵」
これからこの作者はどこに行くのか?
そんな思いになる俳句の出発点らしい作品集。
定価1,000円(消費税込み)