トライアングル・アゲイン レビュー
発売日 :2003年1月9日 価格 :7140円 対応機種 :PlayStation2 メーカー :キキ メモカ使用容量 :57KB ・あらすじ
・ゲーム内容
・システム
・グラフィック
・サウンド
・シナリオ
・キャラクター
・総合評価□あらすじ
天才作曲家、蓼科光一の一人娘・蓼科灯(あかり)は
変わりたいという願望を内に秘めながらも、行動に移せないまま平凡な毎日を過ごしていた。
そんなある日、女優を目指している友人のオーディションに付き合ったことがきっかけで歌手としてデビューすることになり、彼女の生活は一変する。
ときおり出現する選択肢を選んだことで、展開や結末が変化するADVではお馴染みのシステム。
このゲームならではの独自性として、他の類似ゲームには見られない「音の選択肢」が存在します。
これは選択肢にカーソルを合わせたとき、選択肢ごとに違う音が流れてくるというものなんですが
全て♪マークでしか表示されない上に、選択肢の表示順番がプレイごとに変わるので
視覚や記憶を拠り所りにして選ぶことは出来ません。つまり、本当にプレイヤーの“耳”で判断するしかないんです。
この点は「音楽とアニメーションの融合が生み出すミュージック・アドベンチャー」と音楽を売りにするだけのことはあると感心しました。
とはいえ、たった2回しか出現しないから、この音選択肢そのものを売りにするにはちょっと弱いですけどね。
そしてもうひとつは、メインシナリオから外れた横道が存在しないことです。
この種のゲームでは本題に入る前の導入部で終わってしまうifエンディング(以下ED)はお約束ともなっています。
例えばこのゲームだったら、灯が友人のオーディションに付き合ったことで芸能界入りするのが大前提となっていますから
そのオーディションに行かなかったとか、芸能関係者に見出されても拒絶し続けたとか
そういった理由で芸能界入りすることもなく、元の日常生活を送り続けたなんてEDがあってもよさそうなんですが
どういう選択肢を選ぼうが、そんな展開にはなりません。
必ず灯は芸能界入りし、正式な相手役と思われる桐生勝プロデュースのもと、華々しくデビューします。
簡単に言ってしまえば、固定シナリオであり、
プレイヤーの選択、プレイ回数問わず、必ず最後までシナリオを進められるというわけです。
EDは9つあるけれど、デビュー曲の売上の結果が3パターン×デビュー曲が3つあるうちのどれか
この組み合わせで9つになっているだけです。
その3種類の曲にしたって、一瞬映るCDジャケットのデザインとスタッフロール時に流れる曲が変わるぐらいなものです。
曲によって灯の衣装、歌っている際の演出を変えるような細かさは見られません。
だから、全てのEDを見ると出現するご褒美が目的とか、EDリストを埋めなきゃ気がすまない性質とかでもない限り
大成功の結果で1つ目の曲(1-1ED)、まずまずの結果で2つ目の曲(2-2ED)、空振りの結果で3つ目の曲(3-3ED)
こういった組み合わせで3つのEDを確認するだけでも、十分このゲームをやり込んだことになります。
大筋は全く変化しないといっても、選択肢によって特定のシーンが挿入されたりされなかったりはしますし
灯のデビューパターンは、プロデューサー勝寄りのルートとバックバンド“ソラリス”寄りのルートの2つが用意されています。
この2つのルートは中盤までの展開が変わるので、さすがに初回プレイしか楽しめないというわけではありません。
もっとも、分岐と言えるのはこの部分だけなので、2つのルートを両方確認した後の3周目以降は作業と化しますけどね。
それからこのゲーム、分岐が少ないのに反して、意外にも難易度はわりと高いです。
先ほど述べたように最後まで話を進められる作りだから、クリアすること自体は誰にでも出来るんですが
選択肢内容とそれから予想する結果が結びつきにくくて、なかなか見たいEDに入ることが出来ない。
選択肢数がそれほど多くもないのに、一見何でもなさそうな選択肢がED分岐に決定的な影響を与えていたりする。
そのため、私は1-2EDと3-2EDだけは自力では見ることが出来なくて、結局、攻略サイトの力を借りてEDリストを埋めました。
そんなわけで、2つ目の曲(ソラリスルート)突入後のED分岐はいまだに納得しかねています。
□システム
セーブ アイキャッチが入ったときのみ可能。数は10個。 スキップ 既読の手動スキップのみ 読み返し なし オート再生 △ボタンを押すことでONになる ボイス 主人公含めフルボイス おまけ EDリストも兼ねている、クリアデータを鑑賞出来る「Replay」
ゲームで使用された歌をフルで聴ける「Songs」の2つ
(Replayの9つのED欄を埋めると、PS2版では使用されなかった日本語曲も聴ける)その他 特定ボタン同時押しでソフトリセットが可能、既に見たEDのスタッフロールをカット可能 オプションでは文字表示ON/OFF、文字表示位置上/下、画面ワイド/標準、操作説明表示の4つの項目しかないため
サウンドの調整や文字表示速度の変更は行えません。
BGMとボイスの音量バランスは変更したくなるようなものじゃないので、前者がなかったのは別段気にならなかったんですが
後者は○ボタンを押すことによりメッセージが一括表示されるようなこともなかったので
一括表示プレイをすることが多い私には不親切に感じました。
スキップ速度は他ゲームで○ボタン連打したときと変わらないような台詞単体スキップがほとんど。
ただし歌のシーンは例外で、このときだけはシーンを丸ごと飛ばしてしまうほどの速さです。
なまじこのような早いスキップが可能なときもあるだけに
常に歌のシーン並みの速度だったら、繰り返しプレイでの快適度が大きく違ってきたのにな…ともったいなく思いました。
それから数年前のゲームらしい点として、システムデータというものがありません。
毎回クリアデータをロードしないと、既読データを引き継げない仕様となっています。
だから、重要そうな選択肢が出現するシーン前のデータを取っておいて、そこから2つのEDを回収するような手は使えません。
EDリストを埋めるには毎回最後までプレイして、そのデータから最初からプレイし直すことを繰り返さなくてはいけない。
最近のADVゲームに慣れたユーザーの観点からすると、この部分が一番不便に感じるかもしれません。
それと、見終わるまで1時間もかからないとはいえ、リプレイ時にポーズが不可能だったのも不自由でした。
通常プレイ時のポーズボタンであるスタートボタンに、リプレイ時の終了ボタンも兼用させたのは明らかなミスですよ。
しかし、オプションに入れるポーズはいつでも可能というわけじゃないにしても、頻繁に行うことは出来ますし
そのポーズ画面からタイトル画面に戻れる項目があったのは便利でした。
また、私自身が利用する機会はなかったものの、セーブデータをロードしたとき、それまでのプレイをリプレイ可能な点は
ゲームを長らく中断していたときに助かる機能だと言えます。
EDリストとリプレイが一体になっていたのも○です。
プレイ時に選んだ選択肢をメモっていなくても
リプレイすることでそのEDを迎えたとき、どういう選択肢を選んでいたのかが分かりますから、攻略面で活用することも出来るわけです。
何より、セーブやロードなどに生じる待ち時間はなかったので、そのあたりのストレスを感じさせられることはありませんでした。
全体的に、機能面は2000年から2001年頃に出たゲームのようで、2003年に発売されたものとしては不備だけど
セーブロードのアクセスは素早いこと、ソフトリセットが可能なことから、強いストレスを感じることはなかったですね。
ゲーム内容項目にも書きましたが、このゲームは「音楽とアニメーションの融合が生み出すミュージック・アドベンチャー」
として売り出されました。(パッケージ裏に書かれた文字を引用してるだけですが)
つまり最大のセールスポイントはアニメということになります。
しかしながら、実際にプレイしてみれば、「どこがアニメ…?」と問いたくなるほど、動いていません。
とにかく止め絵が多い。いや、多いなんてものじゃなくて、止め絵のみで成り立っているといっても過言ではないほど。
非アニメの一般的なADVで再現しづらそうなシーンといえば
プロデューサーの勝がヒロイン灯を走って追いかけるシーンぐらいなものじゃないでしょうか?
他にもあったかもしれないけど、それぐらい「動いている」シーンに覚えがない。
とにかく、演出方法全般がアニメじゃなくても可能なものばかり。
例えば同じ絵を四分割させたり、下から上へスクロールさせるような演出は従来のADVでも取り入れられていますが
このゲームの演出方法というのが、そういう「アニメじゃなくても可能」なものばかりなんです。
やはりアニメーションを売りにされたら、静止画メインのゲームでは真似できないような動きを期待してしまうものです。
それが実際は…だったら、どうしてアニメを売りになんてしたの? と逆に不思議に思ってしまうぐらいです。
アニメだと言わなければ、立ち絵を使っていない一枚絵のみで構成されたADVとして、印象も変わったと思うんですけどね。
もうひとつがっかりさせられたのは、灯やライバルの香澄に複数の曲が用意されているにも関わらず
そのときの衣装や歌っている最中の演出が同じだったことです。
初めて聴いた曲でも、視覚的には過去のプレイで何度も見たものだったりする。
複数といっても2,3曲。
しかも灯の曲は別ED扱いにまでさせてるのに使われてる絵が同じでは、手抜きとしか受け取れませんよ。
ソラリスルートでは、普段のロングヘアから一転、活動的なショートカットのウィッグを被り
パワフルにソラリスの曲を歌い上げる灯の姿が鮮烈に映っただけに、肝心のデビュー曲の演出で手間を省いていたのは残念です。
普段からグラフィックの使い回しが目に付いてはいましたが
歌が売りのゲームで最重要シーンにすら労力をかけようとしていないのは、やる気がなかったと映ってしまう。
そうそう、このゲームでは近年ではギャグでしか使われないような
花が散ったり、雷が轟いたり、闇をバックに目がキラーンと光ったりするような一昔前の演出が意図的に使われています。
シナリオの基本設定が『ガラスの仮面』を代表とする古典的なものなので
あえて古い演出を取り入れたことは伝わりますけど、いまひとつ使いこなせていません。
要するに徹底されておらず、浮いてるんです。
それがスタッフ側の“照れ”なのか、はたまた多用するとユーザー側に引かれてしまうと懸念して今の形に留まったのか
どちらなのか分かりませんけど、大真面目にやっているわけでもなければ、ネタとしても突き抜けていないという
かなり中途半端な結果になっていました。
でも、勝が女神を持ち出して曲を生み出す苦悩を語るところで
蜘蛛の糸で簀巻きにされている勝のイラストが出てきたときは、さすがに笑いました。
どうせなら、こういうのがもっと欲しかったです。
キャラクターデザインに関しては好みの範囲で左右されるレベルだから言及しませんが
LLプロの上層部が集まったときのオーディションシーンなど、灯の腕が細すぎたのは結構気になりました。
□サウンド
音楽も売りのひとつだけあって、声優に歌わせるような安易なことはしていませんし
反対に、プロの歌手にキャラの声を当てさせる無謀なこともしていません。
キャラクターボイスを担当した役者と、ゲーム中に流れる曲の歌い手は全て別人だから
普段と歌ってるときの声の落差はどうしても避けられませんでしたが、棒読みや音痴に興ざめさせられる心配は不要でした。
ただし、難点なのが全ての曲が英語で歌われているということ。
攻略ページで知ったんですが、このゲームのオリジナルであるXbox版では日本語Ver.だったようで
PS2版で英語Ver.に差し替えられたらしいのです。
(ちなみに“ご褒美”として、全EDを埋めれば、おまけモードから日本語の曲も聴けるようになります)
説明書に書かれた各曲の歌詞が英語だったことに引っかかりを感じながらも
クレジット欄で日本語Ver.の存在も確認出来たことから、選択肢次第によっては日本語の曲になると思っていたんです。
それだけに攻略ページで、PS2版はおまけモードでしか日本語Ver.が聴けないと知ったときは…
率直に言って、なんて余計なことをしてくれたんだと思いました。
一応、灯は世界進出も検討されてる設定だから、彼女のデビュー曲だけが英語なら辻褄も合わなくもないですが
それ以外のキャラ、香澄のヒット中の歌やインディーズバンド・ソラリスの歌まで揃って英語となると不自然極まりない。
オリジナルのXbox版が日本語だったように、英語であることが何かしら意味があるわけでもないのに
なぜこのような変更をしたのか全く解せません。
英語Ver.を用意したこと自体が悪いとかではないんです。
日本が舞台のゲームなのに、英語の曲で固定されている点が納得いかない。
仮に私が勘違いしたように、日本語と英語、どちらのVer.になるかはプレイヤーの選択次第とかだったら
むしろゲームらしくて、プラスに働いてたかもしれないですし。
個人的な好みで言っても、英語Ver.の声はあまり好きではありませんでした。
『Loneliness』だけは、サビの発音が良い分、英語Ver.の方が気に入ってますけどね。
ちなみに一番好きな曲はソラリス男ボーカルの日本語Ver.『Endless Journey』です。
プレイ中はあれだけ持ち上げられているわりには…という気はしたものの
おまけモードのSongsで一通り聴いてみた今では、全曲収録されているCDが欲しくなりました。
□シナリオ ※ネタバレあり
プレイ時間は45分前後。
ゲーム内容項目で書いた通り中途EDなどはありませんし
メッセージを一括表示にしてキャラの台詞を飛ばすようなことは不可能なため、誰がプレイしても45分程度で終わります。
連続ドラマなら1話分、アニメなら2話分にしか当たらない時間で
芸能事務所入りから大々的なデビューを飾るまでを描いているわけですから
突然、芸能界デビューすることになった主人公・灯の心情描写などはまともにないまま
重要点だけを残して編集された映像のごとく、灯の芸能界デビューはとんとん拍子かつ急進的に運びます。
繰り返しプレイを考慮して、あえて1回のプレイ時間を短めに設定したなら理解出来ます。
実際にこのゲームは最初からのプレイを9回しないとEDリストを埋められないわけですしね。
だけど、9回もプレイする必要があるのに、何回もプレイするだけの分岐を用意していない。
この場合の分岐は、シナリオの展開が大きく変わるものでなくてもいいんです。
大きな分岐は設けていない代わりに、小さなエピソードをプレイ毎に変えるとかだってひとつの方法ですから
主人公が大々的に歌手デビューする部分だけは絶対に変えられないという拘りがあるのだとしたら
灯のレッスン風景や周囲の人間とのやり取りなど、小さなエピソードを複数用意することで補うことだって出来たはずです。
ところが、シナリオの大筋に影響を与えないような、日常のひとコマ的なエピソードすら固定内容。
そういう小さな部分だって、プレイするたびに変われば3周目以降の作業感も大分軽減されただろうし
キャラへの感情移入度が格段と違ってきたと思うんですけどね。
(小さなエピソードも、積み重なることでキャラへの思い入れが強まるものですから)
シナリオの内容も、生まれながらの美貌と才能を持った少女が芸能界デビューする話のお約束をなぞらえているだけで
予想した通りの展開しか起こりませんし、同じ題材の作品にはない捻りや奥深さなどもありません。
独創性といったものは皆無です。
特徴といえば、主人公の灯が次から次へと周りから持ち上げられまくる(でも当人は無自覚という…)点でしょうか。
天才と呼ばれた音楽家の父から英才教育を受けてピアノとヴァイオリンの腕は超一級、
大観衆を前にしても堂々と振る舞える、そしてどんな曲でも歌いこなせる歌唱力。(ちなみに絶対音感の持ち主でもある。)
鳥肌が立った、なんて素敵な声なの、ビジュアルだけじゃない本物だ
…そういった驚愕と賞賛台詞をプレイ中、何度も聞かされました。
同系統の作品だと、主人公はどこにでもいそうな子と評されたり、ライバルに比べて容姿が劣る設定ですが
灯の場合は地味で目立たない設定ながら、デビュー前から容姿についても褒められていますしね。
とにかく、これでもかというぐらい主人公・蓼科灯はとてつもない存在なのだと強調されているんです。
小学校低学年ぐらいの子が魔法の力で十代半ばの姿になり、アイドルとして活躍するアニメが一昔前にありましたが
このゲームをプレイしたときにその作品を思い出しました。
正式デビュー前に「あの子は誰だ!」と新聞記事になるほど騒がられる過剰な周りの反応なんて、まさにそれ。私としては、デフォルトルートだと思われる、ヴァイオリン奏者の代打として彗星のごとく現れた勝寄りルートよりも
灯以外の人物(ソラリス)にも焦点を当てていたソラリスルートの方が楽しめました。
主人公以外を記号扱いせずに彼らの事情も描いた方が物語に厚みが出ます。
それにこのルートで堂々とパワフルにソラリスの曲を歌う灯はカッコよくて
他の人間とは違う設定に対する説得力を感じられました。
「すごい人」というのは、当人以外のキャラにすごいすごいと言わせるだけでは、逆効果にしかならない。
なぜすごいのかを納得させられる描写を入れてこそです。
EDで好きなのも、デビュー曲からミリオンを達成しそうな勢いのベストEDではなくて
才能には恵まれ確かに歌は上手いけど、歌手としては魅力不足の状態で終わるノーマルEDの方でした。
歌手としてパーフェクト状態のまま終わるベストEDでは、灯が今後、歌手としてどうなっていくのかが気にならない。
シナリオの尺度が短くて挿入されるエピソードもいつも同じなため、感情移入しようにもまるで出来ませんでした。
ヒロインの灯はサブキャラを使って才能を褒め称えること、ビジュアルの描写には力を入れられているけど
性格と心理描写はおざなりで何を考えているかが見えないから、内気というよりもただ流されっぱなしのようだし
相手役の勝は、キャラそのものがいまいち分からない。
説明書やクレジットからすると主要登場人物の一人らしいキャラが登場しないまま終わったり
登場しても2,3シーンのみだけだったなんてこともあって、キャラに関しては評価しようがないですね。
□総合評価
中途半端に終わる2作目ありきのゲームだとは聞いていたから、前後編の前編だと覚悟してプレイしましたが
前編なんてものじゃなかったです。
ゲームのボリューム、シナリオの長さ、キャラ描写、どれをとっても序章止まり。
シナリオの構成にしたって、続編に収録されている
「前作をプレイしてない人、プレイしたけど忘れちゃった人も安心、これを見れば大丈夫!」
そんなダイジェストを見せられているような内容。
実際にベストEDのリプレイをそのまま続編に突っ込んでも、容量的に何の問題もないのでは?
今なら1000円以下で入手可能ですが
私のように、未完だと承知した上で試しに1作目だけ購入してみるか…と気楽に手に取るのはやめた方がいいです
短い、かつ未完という、単体で購入する理由がまったくないので、購入するにしても続編とのセットにするべきです。
もしも続編がやらなければよかったと後悔する出来だったなら、そもそもこのゲーム自体を購入する必要もないわけですしね。2009年1月12日