Super Lite 2000 恋愛アドベンチャー Ever17 レビュー 

発売日 :2004年10月28日
価格(税別) :2000円
対応機種  :PlayStation2
メーカー :KID、サクセス
メモカ使用容量 :72KB

―システム―

セーブ数  常時可能で数は60個
スキップ  既読・強制、手動・自動と両方可能
読み返し  ボイス再生も可能
オート再生  オプションで変更設定するか、○ボタンを押し続けることでONになる
ボイス  主人公以外フルボイス。キャラ別ON/OFF切り替え設定はなし
おまけ  一枚絵+関連商品や特典絵鑑賞、BGM鑑賞、特定イベントシーンから始められるショートカット機能

地よい騙された感はこういうことかと、ゲームで初めて体験した作品。

少年が鏡を見たシーンは本当にドキドキしました。
もう一度何も知らない状態でココ編プレイしたいという人の気持ちがすごく分かります。

つぐみがたぬきの着ぐるみを着ていたこと、停電時の優の反応が少年視点と武視点で違っていたのは
単なる意味のない設定や、複数ライターがいることの弊害なんだ受け取っていただけに
伏線だったことに気づいたときは本当に感心しました。

けれど、パッケージ裏に書いてあるような、段々食料や水が無くなってくような緊張感はないし
見入ってしまうシーンやエピソードもあったんですが
基本的に無駄だと思ってしまう部分(うんちくやらギャグ
やら)が少なくないせいで、プレイしていてダレるんですよ。
かといって、これらのうん
ちくやギャグも、真相に関連する要素ではと思うと、容易にスキップするのをためらってしまう。

あとこれは好みの問題もあると思いますが、特別好きなキャラ、思い入れの強いキャラができなかったせいか
評価は高くても、思い入れを感じるような作品にはならなかったです。

キャラに思い入れを強く感じたなら、ラストのエピローグの印象もかなり変わったんじゃないかと予想できるだけに
特に好きなキャラが出来なかったことは我ながらもったいです。

もったいないといえば、
優の正式な名前に全く注意を払っていなかったので
ココ編で少年が「秋」部分に驚愕していても、なんで驚いてるんだろう? としか思えなかったのが悔しい。
もう真相を知っている今となっては後の祭りだけど、ちゃんと「春」のことを覚えていたら
鏡を見るシーン、少年視点の武が名前を名乗るシーン並みのインパクトがあったんだろうなぁ…。

それからこのゲームにギャルゲー的要素は求めない方が吉だと思いますが
反面、ギャルゲー耐性がないと、辛いプレイを強いられる作品でもあります。

恋愛過程はそうしっかりと描けているわけじゃないですし
ちゃんとハッピーEDで終わるのは武とつぐみ、少年と優だけだから、キャルゲーとしては物足りない。
かといって、一般ADVとして見るには、いろんな意味でギャルゲー要素が強い。

私はギャルゲーは嫌いではありませんが、もし一般ADVとして作られていたのなら
男キャラのグラフィックがまずい点、必要もないのにダラダラと長い漫才(特にラストの少年・ココによるWボケは辛かった)
B・Wに対するお兄ちゃん呼びなどは違っていたかなと思うと
広いユーザーをターゲットにした一般ADVとして作って欲しかったのが本音です。


主人公以外のキャラクターと話してるときは
、体の向きや視線がちゃんと会話相手の方を向くものに切り替わること
立ち絵サイズが固定されておらず、ウエストアップ、バストアップ、フェイスアップと3パターンもあるのは好印象でした。
ウエストアップとバストアップなど、2種類用意してあるゲームは結構ありますが、3種類もあるのは珍しい。

欲を言えば、もっと表情パターンが欲しかったですね。
テキストではゾッとするほど冷たい笑顔と表現されているのに、画面上では可愛らしい笑顔だったりして、しっくりこないときがありました。

2005年


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