イベント回想をフルコンプリートしました。総プレイ時間は28時間ぐらいかな。
さすがにDS版のように、12パターンある導入部をすべてチェックするようなことはしませんでしたが
表示されたメッセージはきちんと読むようにしていたので、プレイ時間はPS2版から入ったユーザーと変わりないと思います。
DS→PS2ということで、演出面はかなりパワーアップしていると予想していたんですけど
…まったくというほどに何も変わっちゃいませんでした。
DS版にはOPと呼べるようなものはありませんでしたが、PS2でも相変わらずなし。スタッフロールも同じ内容。
DS版より強化したと言えるのは
デフォルト名呼びあり、従来通り目パチ口パクあり、立ち絵表示中に土ぼこりなどのエフェクトが入るようになった、
ED直前のストーリーイベントにて南斗&北斗聖君のスチルがそれぞれ1枚ずつ追加されたぐらいのものです。
ただ、目パチ口パクは1〜3本編に元々あるものだし、南斗聖君の追加スチルは既存スチルの差分に過ぎません。
こういった微々な強化部分より、1〜3毎の塗りの違いが浮き彫りに=解像度の高さが仇となったデメリットが目に付きました。
同一シーンにおける立ち絵やBGMの差し替えについても、上手に行ったようには思えませんでしたね。
DS版では表示ミスだと思いたかった幸鷹友情イベントでの怪訝な表情や
花梨の顔アイコンにオリジナルを使用していない点は相変わらずだったし(何よりこれらを変えて欲しかったのに…)
ED曲はしんみりとした曲調になったことで、内容とそぐわなくないことも多々ありました。
39ある恋愛EDすべてを同じBGMで統一するのではなく、内容に沿ったBGMに変えるような臨機応変さを見せて欲しかった。
状況的には幸せムードなのに、かかっている曲はせつなぎて、なんだか悲しくなります…。
素直に嬉しいと思えたのは、デフォルト名呼びをネオロマで初めて体験できたことぐらい。
でもそれすらも、据え置き機のネオロマでは数年前から取り入れていたこと。
DS版夢浮橋→PS2版夢浮橋で初めて導入された要素じゃない。
それに、デフォ名呼びありということで期待していた譲からの花梨呼びは、なぜか聞けず…。
DS版ラストの挨拶では何度も名前を呼んでいたのに、ボイス付になったPS2版では一度も名前を呼ばないテキストに修正されていました。
大多数の八葉は友情ED該当シーンで名前を呼んでくれたのに、譲だけなぜ?
プレイ環境については、DS版で絶賛したスキップ速度の速さを受け継いでいますし、その他も文句のつけようがない快適さ。
特にL3とR3スティックでクイックセーブ・ロードを行えるボタン振り当てと
R3スティックを十字キーとして使用できる(右手だけでほぼすべての操作を行える)点も◎
アナログスティックといえば、せいぜいL3スティックが十字キー代わりになるぐらいで
それ以上の役割を与えられることはほとんどありませんでしたけど、ボタンのひとつとして使用してみると、かなり便利。
これはぜひとも他のメーカーも見習うべきです。
セーブデータにしても、24あるデータをそれぞれ上書き禁止にするか、クイックセーブ対象にするかの切り替えがいつでも行え
さらに自由に場所を入れ替えたり削除も行える、コンシューマでは稀な自由度の高さと融通さを持っています。
DS版の夢浮橋は、ハードがDSゆえに、これほどの快適さが実現したのだとばかり思っていたけれど
そうではなくて、ネオロマンス全体のプレイ環境面が大幅に向上したというわけだったんですね。
これほど充実しているわりに、オート再生部分だけは、環境設定モードでしかON/OFFの切り替えが行えず
しかも再生速度が固定(メッセージ表示速度に依存?)なのは逆に不思議ですらありますが
今回の夢浮橋プレイでオート再生を使用したくなることは滅多になかったので、これといって欠点だとは思いませんでした。
おまけモードがどれもLRボタンに頼りすぎていて、若干使いづらく感じたことも…ギリギリ許容範囲内でしょうか。
ただ、見過ごせなかった点もあります。
戦闘シーンのスキップは強制のみで、未読もお構いなく飛ばされてしまう点は
テキストに拘るネオロマンスとしては明らかな失点ですよ。
それに、DS版のプレイ環境で最も気になった、「マップ画面での移動スピードの遅さ」、「南斗宮で八葉と会話するまでの煩わしさ」
この二点がPS2版で改善されることはなく、相変わらずストレスの源になっています。
前者の方は、移動スピードを上げるとそれだけプレイ時間が短縮してしまう=ボリュームの薄さが際立つ
それを恐れたから高速移動を不可能にした…なんて風に解釈してしまいます。
演出、プレイ環境面以外の細かな追加・変更点は
・円陣隣接ボイスの増加(現時点で8種類確認)
・小箱を開けたときのボイスが、主人公に対する呼びかけ(回数関係なく固定)から該当イベントで使用された台詞に変更
・マップ画面で行き先一覧が表示されるようになった(選択後に一瞬で移動するわけではない)
・レベルアップ時、絵物語で宴会スチルを選択したとき、恋愛イベント1段階と2段階、ラスボス戦〜夢浮橋を渡る間にボイスが追加された
・戦闘で特技コマンドにカーソルを当てると説明が、点星攻撃成功時にメッセージウィンドウが表示されるようになった
・タイトル画面選択後の内蔵時計に対応した囁きがボイスのみになり、キャラの立ち絵やメッセージウィンドウが表示されなくなった
ざっと、こんなものですかね。
タッチペンを絡めた要素については、それなりにPS2に適応させていました。
しかし、恋愛ゲームとしての最大の変更点は、テキストの追加・修正部分でしょう。
恋愛イベント1・2段階目と最終決戦のくだりにボイスが追加されるに従って、テキスト自体に手が加えられるようになりました。
とりあえず、実際に私がDS版とPS2版と見比べて確かめた分だけでも
友雅、頼忠、幸鷹、ヒノエの恋愛イベントで追加・変更点が見られました。
中でも幸鷹は、大筋が同じだけで会話内容から選択肢、何もかも違っており
1段階目の方なんて、もはや「再構成」させたというほどに書き直されています。
また、夢浮橋に一緒に渡るシーンで聞かせてくれる神子への想いが、はっきりとした・直接的なものになっています。
DS版で幸鷹と夢浮橋を渡るシーン
私の願いを聞き届けていただけて ありがとうございます
では、参りましょう
神子殿のいらした世界 私たちの住まう京 そして、この天界…
世界のありようは さまざまですが
人の想いというものは どの世界でも変わりません
私も、どの世界にいても ひとつの想いを貫きます
…私を私たらしめている 何よりも愛しい あなたへの想いを
花梨:幸鷹さん…
夜が明けますね
この夢から覚めるのは残念な気もしますが
現実であなたと会えると思えば、少しも惜しくはありません
それでは、また後ほどお目にかかりましょう どうかよい目覚めを
PS2版で幸鷹と夢浮橋を渡るシーン
神子殿 ありがとうございます では、参りましょう
神子殿もいらした世界 私たちの住まう京 そして、天界…
世界のありようは さまざまですが 人の想いは変わりません
私も、どの世界にいても ひとつの想いを貫きます
私を私たらしめている 愛しいあなたへの想いを
花梨:幸鷹さん…
神子殿に私の真心をお伝えしたいのですが 愛を語るのは不得手です
ですから、私は行動で あなたのお力になりましょう
夜が明けますね それでは、また後ほどお目にかかりましょう
得難い経験のできた この夢から覚めるのは少し残念な気もしますが
現実で、再びあなたと会えると思えば惜しくはありません
私にとっての奇跡は あなたの存在以外にはないと思っていますから
どうかよい目覚めを―あなたの夢路をお守りしたように
これからも、私がお守りしましょう
参考として幸鷹のテキストを抜粋してみましたが
幸鷹以外の八葉も、追加台詞の長さはまちまちながら、全員神子への想いが強く感じられるものになっています。
ただ、追加ばかりではなく、削除されたテキストもありました。
友情EDに該当するシーンでは、天真とイノリの二人だけ、自分の神子であるあかねとの会話が挿入されるんですが
そこでのあかねと天真のやり取り(以下のもの)がすっぱり消されているんです。
あかね:天真くん 本当はちょっとだけ恐かったんだ でも…
天真くんがそう言ってくれるなら また捕まっちゃっても きっともう怖くないよ
天真:バーカ 二度とお前を捕まえさせるかよ
別のやり取りに差し替えられているわけでもないし、どうしてここだけすっぱりと削除したのか謎ですね。
(ちなみにイノリの方も天真同様に、ひとつのやり取りが削除されています)
私は他八葉の友情EDも、自分の神子との会話を入れて欲しいと思っていたぐらいだから、この変更点にはちょっと落胆しました。
PS2版の新規イベントに関しては、はっきりと優劣がつけられる結果になりました。
優に分類されるのは、ボイスなしの寄り道イベントと後押しイベント。
寄り道は2で言うところの「追加応援台詞入手イベント」(正式名称いまだに知らないので長くなる…)に当たる内容で
恋愛イベント成功後、それに絡んだ会話を行えます。
天界の風景などが話題の中心になる完全独立内容も多々あり、全八葉に2回ずつ用意されています。
これらはストーリー仕立の恋愛イベントと違って単品勝負の内容だから、気楽に主人公と八葉のやり取りを楽しむことができました。
後押しの方は、城郭で発生する同ポジション(声優)三人による掛け合いイベントの別Ver.といったところ。
話題のテーマが、「共通点を見出して意気投合する」から「神子との恋愛事情」に変わっただけ。
しかし、大方のユーザーが、最大の見所(醍醐味)に別時代の八葉同士のやり取りを挙げる今作ですから
三時代の八葉が神子への想いを相談し合ったり(?)、協力する後押しイベントが楽しめないはずがない。
DS版プレイ済みなので、新鮮味が加味される分、どうしてもPS2版新規イベントの方が魅力的に映りますけど
そういった事情を差し引いても、今作の一押しはこのイベントだと断言できますよ。
なぜこっちにボイスをつけてくれなかったんだろうと、そこが惜しまれてならない。
確かに同じ声優が三役同時に演じるっておかしいけれど…
それでも、天真後押しと泰継後押しは、ぜひともボイスつきで見てみたかった。
劣判定を下すことになったのは、双璧イベントと架橋イベントの二つ。
双璧は、恋愛ED条件を満たしている八葉二人と南斗宮で会話をする、1回限りのイベント。
4組の組み合わせは予め決められていますが、全キャラ同時攻略していると、必然的にすべてを見ることになります。
内容は元の世界に戻ったらこんなことをしたいねと話す→EDでそれが叶うだけで、かなり「おまけ感」が強いです。
望美編は八葉同士の横の繋がりが多いですし、今回の組み合わせも自然なやり取りになっているんだけど
1や2は双璧イベントの存在を疑問に思ってしまう適当さでした。
天真と詩紋、勝真とイサト以外は片方を別の八葉に置き換えても成立するし、天&詩と勝&イにしたって、大した内容でもなく…。
この程度の新規イベントを入れるのだったら、寄り道イベントを追加したり、別時代の八葉同士の絡みを増やして欲しかった。
それに、売りである水野十子氏が描き下ろした双璧EDスチルも、ゲーム内の立ち絵とは似つかない別人さで萎えました。
私が好きだった水野絵ピークはWin版2の頃なので、現在の絵についてはさほど期待を持っていなかったとはいえ…
まさか初見のとき絶句するとは思わなかった。
途中まで漫画版1を読み、水野絵の1キャラたちには目が慣れているせいか、あかね編双璧EDについては抵抗感なく見られるんだけど
2と3はすぐには受け入れられない状態でしたね…2は全員あんたら誰?状態で、3は有川兄弟編の顔が崩れすぎです。
架橋イベントはコメントする気も起きないですね…
花梨編のアクラムは、「何これ?」としか言い表せない、公式による下手くそな同人ケース。
運命の迷宮を知ったときの「やっちゃった…」と同じ感覚を味わいました。
望美編の銀髪兄弟は、知盛のとてつもなくスローな喋りしか記憶に残っていません。
DS版の小箱以上に酷くなっているような…。
あかね編の南斗&北斗聖君は上記の二つよりかは若干マシというか
下手に思い入れがない(前知識を要求されない)分まだ見られたけど
2のときアクラムイベントが短い・いつ好きあったんだか分からないと批判されたように
3段階の尺度で初対面のキャラに恋愛感情を持たれるのは、どうしても無理があります。
こちらの場合は、1段階目=南斗パート、2段階目=北斗パートと分担していて3段階すべて1キャラに注いでるわけでもないから
余計に「神様、落ちるの早すぎ。人間の女がよほど珍しかったのか…」という風にしか受け取れなかった。
DS版のときはその3段階イベントすらないままEDだけ用意されていたわけだけど、PS2版は焼け石に水感が拭えない。
それにEDもEDで、DS版の大団円EDと比べて大幅に密度が落ちていました。
花梨編大団円シチュエーションに萌えた側とすると、あっさりしすぎて拍子抜け。
元々、DSというハードの性能ありきで作られたようなソフトですから
じっくりプレイする形になる据え置き機でプレイしてみると、グラフィック面やボリューム(プレイ時間じゃなくて体感的なもの)で
ちょっと厳しいものを感じざるを得ないのが、今回のPS2版で一番強く思わされたことでした。
例えば1のグラフィック。
DS版のときは、解像度が落とされて1〜3どれも均一レベルになっているから、発売年が古いことを意識しなかったけど
PS2版で向かってみると、今の時代としてはキャラのビジュアル、衣装デザインなど、全体的に古く(垢抜けなく)見えました。
解像度の低さゆえに隠されていた部分が、据え置き機でプレイしたことで露見してしまったわけです。
PS2版新規イベントの寄り道と後押しは楽しかったし、ボイス新録に伴い追加されたテキストもDS版より格段に甘くなっているため
これから夢浮橋をプレイするなら、やはりPS2版にしておくのがベターでしょう。
しかし、携帯機プレイが適した作品という認識は、DS版のとき以上に強くなりました。2011年03月03日
最び新規イベントを一通り見たので、1〜3別の感想を書いてみます。
1は主人公にしろイベント内容にしろ、良くも悪くもニュートラルな分これといった特徴がないので
最後のプレイに回すとかなり味気なく感じます。
プレイ順に拘りがないのなら、最初にプレイするのが無難。
やや意外だったのは、糖度高めのキャラが頼久だったこと。
従者だから基本は丁寧なんだけど、かしこまりすぎることはないし
神子を赤面させるくさい台詞も、恐れ多いとか思わず口にしてしまう人だったんですね。
このあたり、頼忠の違いがはっきり出ているように感じられました。
(頼忠の場合はもっと従者としての自覚が強い)
あと、鬼が絡まなければ、イノリは本当にさっぱりとした気質の良い少年だなぁと。
寄り道「ちょっとした心配」で見せる割り切りの良さは気持ちよくて好ましい。
他には泰明の寄り道「胸にしまって」で、泰明の問いに慌てるあかねの取り乱しっぷりが可愛いかった。
いろんな異性から想いを寄せられる以上、ヒロインは優等生的答えばかりさせるのではなく
こういった女の子としての可愛さを見せてくれなきゃダメですな。
逆ハーレム状況を受け入れられるかどうかは、ヒロインのキャラにかかっていますから。
天真の寄り道「夢らしく」も、なんてことない、本当に単なる雑談なんだけど
気兼ねしないで話せる友人らしい会話で、あかね編の新規イベントの中だと印象に残っています。
そして天真といえば後押しが今作随一の出来かも。
自然にあかねを誘う天真を見習って、そのやり取りを真面目に再現する勝真と九郎がおかしいのなんの。
あかね役を担当するのが九郎だったり、選んだ選択肢(天真への返し)が反映されていたり
テキストを書いた人の狙い通りに笑ってしまう。
3は神子の設定が過去作よりも細かくて八葉との関係性も明確、さらに神子とのやり取りも本編時点で完結しているから
今作で改めて気づく魅力などは乏しいです。
3本編のメインテーマ・関係性を改めて強調されただけというか。
でも、3の特色である「せつない」感情がよみがえってきて、本編を再度プレイしたい気にさせられました。
寄り道は、本編でのやり取りを微笑ましく思っていた九郎が純粋に楽しめました。
頼朝が絡むシリアスストーリーより、短気者同士としてケンカップル状態になる普段の二人が気に入っていたから
ただの世間話感が強い寄り道は、恋愛イベントより断然好き。
何気に1や2には九郎に対する望美のような、強く言い返せる関係性がないので、新鮮で貴重ですし。
後押しは、1や2のように、神子と八葉の親密度を確認する要素は控えめだけれど
その分、八葉同士のやり取りに比重を置いており、「掛け合い」イベントとしては最も本来の味が出ていると言えます。
実感のこもった天真のアドバイス、律儀に感心するイサトのちょっとずれ具合とか、別時代の八葉の役回りがクスッと笑えるし
ステレオで駄目だしする従者コンビ、アドバイス内容で火花を散らす友雅と翡翠をはじめ
1と2八葉の基本性格が似ていることを活用した内容になっています。2は全体的に糖度が高くて、2好きの私としては終始にやにやしっぱなしでしたね。
やっぱり夢浮橋は2ファンが最も楽しめる作品に思えてならない。
特に幸鷹と泰継は寄り道・後押しともに、他八葉よりも力が入っている美味しい内容。
幸鷹はネタバレになるため、これまで表に出すことができなかった現代人設定が
これでもかというほど前面に出ていますし(2で八葉と現代トークができる日が来たんだねぇ…)
泰継は、神子一人で川を渡らせるのは危険だ→それなら自分が神子を担いで渡ればよい
こういった、周囲の状況や相手の気持ちを考えていない、極端な合理的主義者ぶりが相変わらず素敵。
ここで花梨が嫌がると、手を出せとすぐに次の手段に出る切り替えの早さも泰継らしい。
そして泰継ファン必見、新規イベントで最も萌え心をくすぐられた彼の後押しイベントは
リズ先生…じゃなかった、ルビーパーティーに拍手を送りたい1本。
自分のことでは「答えられない」を連発して逃げてしまう超不器用なリズヴァーンが
人の恋愛事情ではこうも気が利く皮肉さが笑えます。
女と出かける=修行になっている九郎のボケ、堅苦しい武士に神子との付き合い方をアドバイスする将臣と
ボケ・ツッコミの役割が成り立っている天地青龍の後押しは予想通りの楽しさだし
他の八葉そっちのけで相思相愛状態を見せてくれるイサトや幸鷹後押しも、恋愛イベントとして満足できる内容でした。
でも、こうして全体的に楽しめる最大の理由は、ヒロイン花梨の細かいことを気にしないマイペースぶりが気に入ってるからなんだろうな。
イサト寄り道「折り紙の記憶」で夢を覚えてる自信あるかとイサトに問われて、にこやかに「ないけど」と即答する様とか、可愛くて和む。
そうそう、アクラムの架橋は前回の感想で酷評しましたけど
本編同様に禁断の関係性として描かれている3段階目とEDについては悪い出来じゃないんですよ。
ただ、3段階目とEDだけで十分…1段階目と2段階目はまるで必要ないことが問題なんです。
あんな誰でも思いつくような安直ネタを、練りもしないで採用したことに呆れてしまう。
2段階目は事前情報で知っていたし、既に『運命の迷宮』というものがあるから、今更現代ネタで驚いたりしないけど
(舞一夜の立ち絵が好きじゃないから、ビジュアル的には納得いきませんが)
1段階目の方は言葉も出なかったですよ。
野望が潰え、一族も失い、京を滅ぼすことだけを目的とする醒めた姿こそ、2のアクラムなのに
夢の中で京を手に入れてご満悦…なんて姿をなぜ描くかなぁ…。
あんなアクラムは見たくなかった。
それから、天玄武のイベントが三人ともぱっとせず、他八葉に比べてイベントに見応えがなかった点も不満です。
永泉は相変わらず全恋愛イベントの選択肢反応が固定だし
泉水は「実は強い人であり、男らしさを持っている」部分が描かれていないし
敦盛は敦盛で、寄り道イベントでも沈んだ雰囲気が基本だし…
この三人は、うじうじするor自分を過小評価するor自分の殻に閉じこもる→神子が励ますと、関係性も共通しており
三人ともイベントが似たり寄ったりな印象を受ける部分も、さらにイマイチ感を強くさせている。
よって、新規イベントのどれもが面白かったし満足できた…という風にはなりませんでしたが
全体的な質は概ね高いと言えますね。
2011年03月10日