□SIMPLE DSシリーズ Vol.8 THE 鑑識官 〜緊急出動! 事件現場をタッチせよ〜
7話までをノーミスにすると出現するおまけシナリオもクリアし、完全クリアしました。
ゲーム内のプレイ時間では16時間14分ですが、実際は20時間以上はプレイしたと思います。
内容的の方ですが…PS2版と全く変わりませんでした。
グラフィックにしろBGMにしろ、PS2版の素材をそのまま使い回しており、シナリオ内容が異なるだけです。
システム機能に関しては相変わらず水準に達していません。
前作にはなかったメッセージスキップとマップ画面のセーブポイントが追加されていますが
メッセージスキップは2周目からという制約付なため、初回プレイでは使えませんし、マップ画面のセーブポイントも中途半端。
携帯機なだけに、いつでもセーブ可能にして欲しかったです。
そして何よりも、ロード機能どころかソフトリセット機能もないこと、セーブ数が1つのみというのはかなり痛かった。
やり直したいと思ったときには本体の電源を切り、再び入れるしかないんですよ…
そういうシステム周りの不親切さが、トムキャットシステムらしいなぁ…というか何というか。
前作でつけて欲しいと切に願っていたメッセージスキップがついたように、
先月発売された3作目では、ロード機能の追加とセーブ数が増加していればいいんですが。
シナリオ面は特にパワーアップもダウンもしてないと思いました。良くも悪くも相変わらず。
このゲームの発表直後は新キャラ「金ちゃん」の投入で
主人公トリオの関係がどういう風に変化するのかと心配していたものですが
金ちゃんの出番は最初と最後ぐらいしかないので、私の心配も不要に終わりました。
金ちゃんは主人公の識子との関係性もハッキリしていてキャラも立ってますし、予想より好印象なキャラでしたが
不在であることが珍しくなく、他のキャラのように自分の専門外である証拠品に反応を示してくれることもないため、
わざわざ「心理課」を設ける必要はなかったように思いますね…。
全体的には、2作目ということで新鮮さにおいては分が悪く、
話数が減った影響もあって、シナリオ平均レベルが下がった印象を受けました。
そのため、前作ほど面白さを感じられなかったのが正直なところです。
それから、2話の奥がした行動の理由が最後まで説明されなかったこと、
前作から抱いていた、鑑太の不思議パワーが事件に介入することへの不安が的中してしまったのは残念です。
前作の人間の女の振りをするも何とも微妙だったんですが、今作7話のあのシーンは失望しました。
ああいった盛り上がるシーンを超能力みたいなもので解決しちゃダメでしょう…
鑑太のキャラ自体は好きなんですが、こういったピンチで鑑太を便利に使うのは程ほどにして欲しいです。
ゲームシステム周りはDSの機能を最大限に活かしているという話でしたが
DSで出した意味があるとか、DSでしか出せなかったというわけでもないように思いました。
今作をPS2に移植することになっても、特に問題なく出来そうです。
しかし、元々、画面上のあちこちをクリックする要素の強いゲームなこと、
普段は立ち絵だけで進行する、これといった演出があるわけでもない地味な作りなので
DSへ移植したことは、自然と言えば自然なんですよね。
実際に、PS2版から変更したような箇所がないにも関わらず、スムーズにプレイ出来ます。
最初は小さい画面やボイスなしなことが気になって、PS2でプレイしかたった…と不満たらたらでしたが
2周目に突入する頃には、タッチペンの利便さや携帯機ゲームのお手軽さに気づいて
最初の頃のPS2版で出してくれればよかったのに…という気持ちは薄まるようになりました。
でも、DS版から追加されたジクソーパズル的な要素
(公式サイトトップのアレ)があまり好きになれないんですよ…
熱中するといえばするけど、別の知育ゲーか何かをやっている気分になります。
メモパッドをこするのは、タッチペンならではの機能で素直にこれはいい!と思えたんですが、1回しか出てこないし…。
前作の使い回しばかりで話数が2つ減ったにも関わらず、価格が700円プラスされてる点、
かんこさんとの別れ、電車に乗り込む際などの演出面の弱さ、
火刑法廷に関する謎が今作でも明らかにされなかった点が不満ですが
総合評価としては、可もなく不可もなくといったところ。
今回は価格相応という言葉が相応しいかな。2007年06月30日
□SIMPLE DSシリーズ Vol.15 THE 鑑識官2 〜新たなる8つの事件をタッチせよ〜
プレイ前は古畑博士がリストラされると思い込み、大いにショックを受けましたが
単に1話分だけ出張するというだけでホッとしました。
その出張回もいい所を持っていきましたし、結果的には満足です。ゲーム全体の評価ですが、結論だけ言うと面白かったです。
前作プレイ後は、こんなものかな?と、
続編をプレイしたい気持ちが1作目プレイ後に比べてかなり薄まっていましたけど、
今作をプレイして、再び続編が楽しみになりました。
銅メダルを導入し、銀メダル以上の評価でおまけが見られるようになった変化は良い改善点だと思いました。
今までは、完璧・優・良・可と、評価が4段階あるにも関わらず、
完璧以外での違いはない、実質2段階評価でしたからね。
画面上を○で囲む新要素に関しても、誤認判定が発生することもなく、
DSで出すことの必要性が前作よりグンと強まる、良い追加要素だと思いました。
シナリオ面も、ファイル4とファイル6という当たり回もあったし(これが一番大きい)、
ファイル2やファイル3など、科研メンバーにスポットを当てた回も楽しめました。
金ちゃんの存在も、心理課の出番が増え、自分の担当ではない証拠品に対する反応が大幅に増えたことで、
すっかりレギュラーキャラの1人として定着したと思いました。
そして今作から初めて立ち絵以外の演出、いわゆる「一枚絵」を取り入れるようになったのも進化した点だと思います。
おまけイラストを含めて5枚ぐらいしかないので、まだ試験段階のような感じですし
他ゲーム同様、立ち絵との絵柄の違いが見受けられるのは少々気にはなりましたが、
ファイル6の使い方は良かったですよ。
だけど不満点もいくつかありました。
まず第一にシステム周りが全く改善されてなかったこと。
初回プレイでメッセージスキップを不可能にする必然性を感じないし、
ソフトリセットもロードもない(そのため、やり直したい時は本体の電源を切り替えなきゃいけない)のは
かなり不親切だと思います。次に作りこみの甘さですね。
立ち絵をそのまま使い回していることで、シーンにそぐわないことになっているキャラがいくらかいます。
また、ファイル4の背景で、持ち帰ったはずのパソコンがまだ部屋にあったり、
ファイル6の所長室での所長と叔母さんとの会話中の選択肢で、どちらも選択可能なのに、
その後、片方を選んだ前提の会話がなされる点が気になりました。
(推奨選択肢じゃない方を選んだ時、不自然な会話になってしまった)
今作から追加されたミニゲームも歓迎出来ません。
ファイル6のミニゲームは運要素も勝敗に影響し、失敗するとゲームオーバー、タイトル画面からやり直し
その上2回戦なので、1回戦で何とか勝っても2回戦で負ければ意味がありません。
元々ミニゲームなど入れる必要がないゲーム内容なので、今作からの導入は蛇足にしか感じませんでした。
ファイル6は今作だけではなく、鑑識官シリーズ全体において
面白かったシナリオベスト3に入る程気に入っていますが、このミニゲームのせいで再プレイする気が起きません…。
次に述べることにはネタバレが含まれます。
最後に今作で最も引っかかったのが、ファイル4で犯人を部屋に入れたことの不自然さです。
よっぽど無防備でもない限り、1人暮らしの女性が深夜に男性を部屋に入れるとしたら、
家族か恋人ぐらいなもので、自分にセクハラした相手なんて、深夜どころか昼間にすら部屋に通したくないはず。
うまく言いくるめた程度の説明では納得が出来ませんでした。
被害者の死体にシャワーカーテンをかけたこと=被害者にそれなりに情があるという推理をしてましたが
それなら、深夜に部屋に入れる=それなりに親しい間柄の男性=セクハラ加害者なわけがない
も成立するように思えるんですが。
このシリーズ、1作目から強引な解釈が何度か見受けられましたけど、この点が今までで一番気になりました。2007年07月18日
攻略情報の確認のためにTHE鑑識官3作目を再プレイ中。
依頼品全ての反応をチェックするために、あちこちの課に依頼しまくってますが、結構反応してくれますね。
さすがに3周目にもなると、メッセージスキップ付でもしんどいんですけど(効果音も飛ばして…)
過去のプレイでは見落としてた反応が、各話でいくつかあるのが救いです。
中には1回しか見られないものなんてのもあったり。
単にシリーズを重ねるごとに強化されたため、3作目が特別多いのか、
PS2版からこれぐらいあったのか気になってきました。
PS2版だと、主人公に対するシモーヌと植木の呼び方が、名字ではなく名前だった覚えがあるので
それの確認も兼ねて再プレイしたいんですけど
メッセージスキップがないから、3周目のプレイでも10時間は覚悟しなきゃならないのがネック。2007年07月19日
依頼反応のチェックのために2作目を再プレイしていましたが、ファイル4以外は実りが少なかったです。
面白い反応してくれるのは化学課ぐらいなもので、反応率の高い情報課と物理課も
どこどこに依頼した方がいいというヒントが大半。
心理課に至っては、特別な反応を見せてくれるのは、正式かどうかを問わず2点の証拠品だけで、
ストーリーイベントを除けば、ファイル6以外は見事に出番はなし。
初回プレイから、金ちゃんの依頼時の反応の少なさが気になっていましたけど、少ないどころの話じゃないですね…。
金ちゃんのキャラ自体も、キャラ立ちはしているものの、自信家で生意気な才女。でも子供らしさが残っている。
そういう記号的な描き方に留まっていて、3作目の後だと魅力が乏しく感じました。
まだこの時は新キャラの扱いに関して、様子見だったんでしょうね。
(ファイル6と7限定のゲストキャラだったとしても、他の事件への影響は特にないし)
3作目で金ちゃんの魅力が開花したことに気づかされました。
でも、その金ちゃんを始め、
3作目の後に2作目をプレイし直したことで3作目の進化具合が見て取れた部分があったため、
わざわざ再プレイしたことは無駄じゃなかったと思います。
例えば依頼ですが、別の証拠品を依頼済みでないと鑑定してくれないもの、
複数の課に依頼する必要があるものなどは、最新作である3作目で取り入れたことなんですよね。
小さなことですが、制作側が鑑識官のシステムにこなれた証拠だと思います。
3作目のファイル6におけるサブストーリーの存在が面白かったので、
4作目では1話限定ではなく、もっと増えていたら嬉しいです。
生身の物部さんが登場する、「ロマンの値段」、「虫の知らせ」的な、
科研メンバーにスポットを当てた回があり、更に1作目のアノ組織関係が再び出てきたら言う事なし。
つまるところ、再プレイしてますます続編が待ち遠しくなった、ということです。2007年07月28日