2003年1月の狂人会新年会参加記
埼玉県加須市のむさしの村で開催された、2003年度の狂人会新年会に参加して来ました。
この日は大学入試センター試験の当日で、受験生を抱える仙太郎も田舎住まいの関係で、我が子を試験開場まで送ってからの参加でしたが、なんとかギリギリで間に合いました。
今年は大阪の狂仙会と日が重なってしまったとかで、静岡方面の方がそちらにも流れたそうで、参加者は去年より若干少なめだったようです。
狂仙会の方は寒い雨模様だったそうですが、こちら狂人会の方は天気は何とかもってくれました。
写真1.
開場入り口で新年恒例の記念写真を撮影しました。
今回は仙太郎が撮影を担当しましたから、残念ながら仙太郎自身はここに写っていません(^-^;ゞ
写真2.
会長ほかの役員の皆さんの挨拶や会計報告、今年度計画などの発表に続き、いよいよお待ちかねの競り会です。
ま、いつも通りに皆さん、さあ行くぞ(そわそわ)の図ですね。
写真3.
いまや狂人会名物となった、トーマスさんのあんこで競りが始まりました。
今回は荷が少なかったせいか、最後までトーマスさんお一人でこなしておられましたが、いやあ、とにかく手際がよろしいし、実に良く盛り上がること。
ヨッ!名あんこ。
写真4.
競り出典苗の群像−1
なかなか食指をそそられる苗が揃っています。
新年会は発句が3千円からなので、いつもよりも良い苗が集まるんですね。
写真5.
競り出典苗の群像−1
温室があったら欲しい苗がいっぱい集まります。
フレーム栽培ではなかなか手が出ない大きな苗が多いのもこの新年会の特徴ですが、これは仕方ないですね。
写真6.
毎回、強刺類には不思議に高値がつきます。
蒸し暑い関東平野ではなかなかうまく育てられないとか、思いの外に成長が遅い種類だと言う事も関係してるんでしょうかね。
サボテンの原点に立ち戻って、刺ものにも人気が出て来ているのかも知れません。
写真7.
見事に美しく育った牡丹類
この大疣連山は狙っていました。
仙太郎としてはかなりの高額まで追いかけたのですが、結局歯が立たなかった(T_`)
じつは連山は輸入球が自由に入って来ていた時代でも結構高いものだったのです。
芳明園の黒田さんのお話では、亀甲牡丹は原産地にいくらでも生えているが(現に安かった)、連山は原産地での自生数がもともと大変少なかったんだそうです。
おまけに亀甲牡丹が半分混じったような亀甲連山の顔を持っているものが殆どで、当時でも生粋に連山と呼べる姿をした輸入球は極めて少なかったのです。
そういう品種ですから、これほどまでに系統の良い連山は世界中探しても日本にほんの一握りあるだけではないんでしょうか。ひとたび人気が出始めたらもうとんでもない値段まですっ飛んで行ってしまう気がします。
ま、仙太郎が今、連山を追い求めているのは間違いなく昔の反動でしょうね。
花が少ない秋の終わりの季節に、非常に美しい花を咲かせてくれるのも気に入っている理由です。
写真8.
鳥羽玉変種と三角牡丹
色白で、疣が真っ直ぐ縦に並んで、普通の鳥羽玉ではないなあと思っていたら、やはりれっきとした名称がついている変種でした。
名前はすっかり忘れてしまいましたがf(^-^;)、なかなか良い姿をした鳥羽玉ですね。
こんな大きくなくて良いから、いつか1本置きたいものです。
三角牡丹はかつて仙太郎が温室で見て感動したあの三角牡丹でした。温室を持っていたら確実ゲットでしたが、いったいどこへ嫁入りしたんでしょう。