プギオナカンツム(ギムノカリキウム属)

仙太郎がサボテン趣味を中断している間に登場したギムノの一つで、陣太刀丸と言う和名があるようなのですが、殆ど知られていません。
剣魔玉や燻装玉の仲間と思うのですが、球体には縦の稜線以外に、横には普通は見られる溝が殆どありませんし、刺座もくぼんでおり、中刺とも側刺とも付かない刺が5〜7本出ています。
飴色の刺は表面側が平らになっているのが特徴のようで、通常は刺はもっと横にも広がるようですが、この個体はちょっと個性が強いみたいです。
強刺タイプは光琳玉に遜色ない見栄えの個体もあるようですが、一般的なタイプは地味な見栄えが損している感じがあります。

 


<ひとくち栽培メモ>

碧厳玉系の栽培方法で良さそうです。
日光は強め、培養土も普通のもので良く、水やりにも多少の過湿は問題なく、あまり気を遣う必要がない丈夫な種類のようです。