ハウオルチアの小型種3種(ハウオルチア属)

ハウオルチアは多肉植物の中でも小型種なのですが、中でも特に小型の種類が幾つかあります。
これはその中の3種で、左下から時計回りに、parksiana、herbacea、teneraです。
どれも3センチ前後ですが、これでほぼ最大の大きさです。
小さな鉢で、窓際で栽培するにはうってつけの種類ですね。

この写真の中で一番小さいparksianaには想い出があります。
初めてこの品種がアメリカのドドソンから入って来たのが昭和40年頃だったでしょうか。珍しいので引っ張りだこだったのですが、とある趣味家の親株が吹いた小さな仔の争奪戦を今でも思い出します。
手に入れた人から聞いたところ、幅2ミリ、高さ8ミリ程の小さな小苗が2千円と聞いて驚いたことを覚えています。今の価格だったら1万円超ですね。
過去にはそんな時代もあったのです。

 


<ひとくち栽培メモ>

今更書くまでもないですが、冬の寒い時期だけ家に取り込んであげれば、後は春から秋まで戸外で元気に育ちます。
強光線を避けることと、水を切らさないこと。注意点はそれだけですね。