アロンソイ(ツルビニカルプス属)

牙城丸や昇竜丸など、超小型種の一族、ツルビニカルプスの仲間に、仙太郎がサボテン栽培を中断している間に新しい仲間が加わりました。それがこのアロンソイで、ツルビニカルプスなのに最大径は10センチ以上になるものまであるようです。
青っぽい梨地の肌に綿毛の多い黒刺をアクセントにつけ、今の渋好みの時代に合っているというか、なかなかの姿をしています。
ツルビニカルプスですからワシントン条約付属書一類の植物で、輸入は一切禁止なのですが、おそらく種で入って来たものが多いのだろうと思います。
冬の花の少ない時期に濃いピンクの美しい花を咲かせて楽しませてくれるのが気に入って、フレームの仲間に加えてみました。
あまり大きくならない訳ですから、フレームの仲間としてはうってつけですね。


 

ちょっと大きいかなとも思ったのですが、我が家にお迎えしてしまいました。
これ位の大きさが最大級のようです。
この大きさになるともう大きくはならず、仔吹きが始まるようで、あちこちから仔が出ていますね。
牙城丸の仲間とは思えない大きさです。

<ひとくち栽培メモ>

新しい品種なので栽培方法はよく分からないのですが、牙城丸や昇竜丸と同じと考えるのならば、太陽光線は弱め、水やりはあまり過湿にならないようにと言うあたりでしょうか。抜き上げてみた感じでは、根はあまり丈夫な質には見えません。