思い入れ ・・・ 作って初めて好きになったサラダ菜・サニーレタス
《レタス》
レタスは病気に弱く、また、夏の暑さにも弱く、栽培するのは難しいと聞いていました。
また、アブラナ科の野菜だと思っていたので、場所の確保ができないので当初は作っていませんで
した。しかし、キク科ということを知って、場所の確保ができることから、4年目にしてはじめてチャレン ジしました。
その結果、早めには種・定植し、真夏の暑さの前に収穫できるようなら、北見でも決して難しくない
ということがわかりました。
《サラダ菜・サニーレタス》
野菜作りも軌道にのり、栽培品目を増やしてみようとホームセンターの種の陳列棚で目に付いたの
がサラダ菜とサニーレタスでした。
我が家では、サラダ菜・サニーレタスを買ってきて食べるという習慣はなく、外食の付け合わせで食
べる程度でしたが、初収穫して食べてみると食べやすく、飽きのこない野菜で私も妻も母もファンに なりました。
春と秋の年2回、収穫できるはずですが、オホーツクでは秋の栽培は、秋が短いため、は種から収
穫までの期間が確保されず、大きくなる前に生育が止まってしまいます。
生育特性 ・・・ 暑さに弱く、病気にも弱い
1 キク科に属し、1年輪作。
2 発芽適温は15〜25℃。
生育適温は15〜20℃で冷涼な気候を好む。
3 25℃を越え、長日になると発芽不良、高温障害が発生する。
また、高温・多湿になると病害が発生しやすい。
品 種 ・・・ 特にこだわりなし
よくわからないので、農協園芸店舗で売っていた「代表種」と書かれていたものを購入しました。
は種期 ・・・ 寒さに負けず、早めには種を
1 移植用ビニールポット
寒さには弱いと書かれたものはないので、ブロッコリーと同じ頃(4月15日頃)にビニールポット
には種します。
2 直播
直播について記述されたものを見つけられなかったので、たまねぎやばれいしょと同時期の連
休には種したいと思います。
は 種 ・・・ 発芽しにくいので水分と温度に注意する
1 種をほうれんそうと同様に一昼夜水に浸ける
2 その後、24時間冷蔵庫で貯蔵する。
3 ビニールポットに5粒程度は種し、覆土は5o〜10o。
(直播も同様に1か所5粒程度)
4 発芽するまで、土が乾燥しないよう新聞紙を被せて濡らしておく。
畑の準備 ・・・ 株間はレタスが30〜35p、サラダ菜・サニーレタスは20pくらい
1 酸性に弱いので多めの石灰をまいて起こす。
2 うね幅60pの平床を作る。
3 元肥として1u当たりたい肥2s、化成肥料100gを施す。
4 株間30〜35pで定植位置を決める。
(サラダ菜サニーレタスは20p間隔、2条の条間は40p。)
5 マルチをかけると球が汚れにくく、また、病原菌が付きにくい。
定植期 ・・・ 連休中が定植期
本葉4〜5枚のころ。
定植期 ・・・ 連休中が定植期
ほかの野菜と同様の方法で移植します。
ただし、レタスは根が弱いので、根を傷めないように丁寧に扱いましょう。
栽培管理 ・・・ 石灰を多めに
1 追肥・土寄せ
結球し始めた頃に一回、化成肥料を株元にまく。
土寄せは特にしない。
2 病虫害について
(1)病害について
病害に弱いが、病気になったらあきらめる。
(2)虫害について
昨年の栽培では、虫はほとんど付きませんでした。今後、観察していきたいと思います。
収穫期 ・・・ 店頭で売っているくらいの大きさになったら収穫
《レタス》
店頭で売っている大きさになったら収穫しましょう。
《サラダ菜》
葉が15〜16枚になったら収穫しましょう。
《サラダ菜・サニーレタス》
葉が10枚、中心の葉がわずかにまき始めたら収穫しましょう。
おまけ
14年産レタス(サラダ菜等の非結球レタスを含む。)の作付面積・収穫量 (農林水産省調べ)
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