レタス、サラダ菜、サニーレタス
(2004年3月20日作成)

思い入れ ・・・ 作って初めて好きになったサラダ菜・サニーレタス 
《レタス》
 レタスは病気に弱く、また、夏の暑さにも弱く、栽培するのは難しいと聞いていました。
 また、アブラナ科の野菜だと思っていたので、場所の確保ができないので当初は作っていませんで
した。しかし、キク科ということを知って、場所の確保ができることから、4年目にしてはじめてチャレン
ジしました。
 その結果、早めには種・定植し、真夏の暑さの前に収穫できるようなら、北見でも決して難しくない
ということがわかりました。
《サラダ菜・サニーレタス》
 野菜作りも軌道にのり、栽培品目を増やしてみようとホームセンターの種の陳列棚で目に付いたの
がサラダ菜とサニーレタスでした。
 我が家では、サラダ菜・サニーレタスを買ってきて食べるという習慣はなく、外食の付け合わせで食
べる程度でしたが、初収穫して食べてみると食べやすく、飽きのこない野菜で私も妻も母もファンに
なりました。
 春と秋の年2回、収穫できるはずですが、オホーツクでは秋の栽培は、秋が短いため、は種から収
穫までの期間が確保されず、大きくなる前に生育が止まってしまいます。

生育特性 ・・・ 暑さに弱く、病気にも弱い
 1 キク科に属し、1年輪作。
 2 発芽適温は15〜25℃。
   生育適温は15〜20℃で冷涼な気候を好む。
 3 25℃を越え、長日になると発芽不良、高温障害が発生する。
   また、高温・多湿になると病害が発生しやすい。
 
品 種 ・・・ 特にこだわりなし 
 よくわからないので、農協園芸店舗で売っていた「代表種」と書かれていたものを購入しました。

は種期 ・・・ 寒さに負けず、早めには種を
 1 移植用ビニールポット
   寒さには弱いと書かれたものはないので、ブロッコリーと同じ頃(4月15日頃)にビニールポット 
  には種します。
 2 直播
   直播について記述されたものを見つけられなかったので、たまねぎやばれいしょと同時期の連 
  休には種したいと思います。

は 種 ・・・ 発芽しにくいので水分と温度に注意する
 1 種をほうれんそうと同様に一昼夜水に浸ける
 2 その後、24時間冷蔵庫で貯蔵する。
 3 ビニールポットに5粒程度は種し、覆土は5o〜10o。
  (直播も同様に1か所5粒程度)
 4 発芽するまで、土が乾燥しないよう新聞紙を被せて濡らしておく。

畑の準備 ・・・ 株間はレタスが30〜35p、サラダ菜・サニーレタスは20pくらい
 1 酸性に弱いので多めの石灰をまいて起こす。
 2 うね幅60pの平床を作る。
 3 元肥として1u当たりたい肥2s、化成肥料100gを施す。
 4 株間30〜35pで定植位置を決める。
  (サラダ菜サニーレタスは20p間隔、2条の条間は40p。)
 5 マルチをかけると球が汚れにくく、また、病原菌が付きにくい。

定植期 ・・・ 連休中が定植期  
 本葉4〜5枚のころ。

定植期 ・・・ 連休中が定植期
 ほかの野菜と同様の方法で移植します。
 ただし、レタスは根が弱いので、根を傷めないように丁寧に扱いましょう。

栽培管理 ・・・ 石灰を多めに 
 1 追肥・土寄せ
   結球し始めた頃に一回、化成肥料を株元にまく。
   土寄せは特にしない。
 2 病虫害について
 (1)病害について
    病害に弱いが、病気になったらあきらめる。
 (2)虫害について
    昨年の栽培では、虫はほとんど付きませんでした。今後、観察していきたいと思います。

収穫期 ・・・ 店頭で売っているくらいの大きさになったら収穫
《レタス》
 店頭で売っている大きさになったら収穫しましょう。
《サラダ菜》
 葉が15〜16枚になったら収穫しましょう。
《サラダ菜・サニーレタス》
 葉が10枚、中心の葉がわずかにまき始めたら収穫しましょう。

おまけ
 14年産レタス(サラダ菜等の非結球レタスを含む。)の作付面積・収穫量 (農林水産省調べ)      
 作付面積(ha)    収穫量(t)
全   国
   22,000    561,600
北 海 道
      673    16,300
網走支庁
       56       955
北 見 市
        9       153



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