思い入れ ・・・ 秋だいこんで日本酒を
全野菜の中で、一番目に購入量が多いのがだいこんだそうで、料理の用途が広く、飽きが来ない
野菜です。
また、自分で作った甘みたっぷりの無農薬秋だいこんのおでんを食べながら日本酒を飲むことを想
像すると、秋が来るのが待ち遠しくなります。
我が家では夏だいこんと秋だいこんの両方を栽培します。
生育特性 ・・・ 10℃以下では発芽しにくい
1 アブラナ科に属し、だいこんを含めたアブラナ科系の野菜(はくさい、キャベツ等)以外と3年輪作
をする。
2 発芽適温は15〜30℃。発芽後は17〜20℃の冷涼な温度を好む。
10℃以下や40℃以上で発芽は阻害される。
3 根部肥大期の生育適温は20℃前後。
品 種 ・・・ こだわりなく店頭に売っているものを
春まき用の品種のことははよくわかりませんので、店頭に売っているものを適当に買ってきます。
夏まきのものは「献夏青首」か「健志総太り」のどちらかにしようと考えています。
畑の準備 ・・・ は種位置の下に元肥を入れないように注意
春まきにはマルチシートをかけます。これは春先は発芽適温を下回るため地温を上げるためです。
夏まきは露地です。
温を上げることが条件)
霜によってしおれたときはまき直せばいいのです。
(2)夏だいこんは煮物に適さないので一度に沢山を食べられないので、1週間に1本ぐらいの収穫
を考え小分けしては種していきます。
4月26日頃を第1回目とし、以降1週間おきに5回は種していきます。
(3)過去2年の経験では、だいこんは暑さに弱いので、6月5日以降には種したものは、肥大が途
中で停止したり、虫食いが激しくて収穫できませんでした。
2 夏まき(秋どり)
(1)秋どりだいこんのは種期は8月1日頃からお盆までといわれていますが、私は7月下旬が涼し
ければ、7月下旬からは種した方がいいと思います。
(2)夏だいこんと違って、秋だいこんは煮物、つけものなどで一度に沢山の量を食べることができ、
成長(肥大)が止まっても収穫せずにしばらく放置したままでも腐らないので、一度には種しても構 いませんが、我が家では危険分散のため2度に分けては種します。
(3)1回目は7月27日頃に、2回目は8月3日頃を予定しています。
8月上旬がは種適期というのは北見の猛暑は7月下旬〜8月上旬までで、それを過ぎれば日中
は暑くても、朝夕は涼しくなるためだと思います。
は 種 ・・・ 覆土は薄く
春まき、夏まきともに点まきしますが、春まきはマルチシートをかけているので、は種する箇所をカッ
ター等で切り抜いて行います。
1 1か所に3〜5粒程度まく
2 覆土は1p程度(図3,5)
3 軽く手のひらで鎮圧
4 露地直播では灌水を十分に
は種後に高温が続くと発芽不良を起こすので、1週間しても発芽しなければ再度は種をします。
栽培管理 ・・・ ヨトウムシ・アオムシはこまめに観察して捕殺を
春まき、夏まきともに同じです。
1 間引き、追肥・土寄せ
@本葉1枚の頃、間引いて3本に
A本葉3〜4枚の頃、間引いて2本に
B本葉6〜7枚の頃、間引いて1本にするとともに1株当たり化成肥料・油かすを半々に
混ぜたものを1握り追肥し、土寄せ
なお、春まきはマルチシートをかけていますが、気温が上昇してきたらはがしましょう。高温によ
って障害がでます。
2 病害虫について
だいこんの無農薬栽培は、ヨトウムシ・アオムシとの闘いです。こまめに観察して見つけしだい捕
殺します。油断するとヨトウムシだらけになってすべてのだいこんが収穫できなくなります。
また、雨の多い年は軟腐病が多発することもありますが、軟腐病は伝染病なので見つけたら抜
き取ります。軟腐病のだいこんは葉を見ればある程度わかりますが、文章では表現できません。 発生したら写真でお見せします。
収穫期 ・・・ 外葉が大きく広がってきたら収穫適期
だいこんが地上部に盛り上がってきて、外葉大きく広がってきたら収穫適期ですが、その前の段階
でも食べられます。首をもって抜き取ります。(簡単に抜けてこなければまだ収穫には早い。)
なお、秋だいこんは寒さや霜に強いため収穫適期を過ぎて放置しておいても大丈夫ですが、夏だい
こんは収穫適期を過ぎると「とう立ち」したり、虫食いが激しくなるので早めに収穫しましょう。
(おまけ)
14年産だいこんの作付面積・収穫量(農林水産省調べ)
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