良く、「どうしてこんなに薪集めの情報が有るのですか?」と聞かれることが多い。そんなに特別知り合いが多いわけでなく、当たり前のことをしていたら自然に情報が入ってくるようになりました。 今では、10数件あった固定情報を少しずつふるいにかけて数件くらいにしています。それでも年により有ったり無かったりばらつきは有ります。時間が取れなくて全て他人に譲り、自分は原木購入も有ったり・・・。 福島は果樹園が多く、しいたけ原木の生産も盛んであり他の地域と比べれば集めやすい地域ではないだろうか?。それでも薪不足に悩む人をよく見る。そのような人は単に他力本願なだけなのか?、やり方が悪いのか???。 そんなわけで自分の薪集めのスタイルをちょこっと・・・。 |
1.アンテナ 切り出された木を見たら必ず声をかけて所有者を捜す。綺麗に積まれても必ず声をかける。 綺麗に積まれていると「使うんだろうな・・・」という先入観をなくす。綺麗に積まれている原木は7割くらい使用目的があるがたまに使わないでそのまま放置の場合がある。だめでもその所有者から違う情報が無いか確認する。あれば紹介してもらう。 春先、煙が上がっていたらすかさず現地に行く。果樹剪定を燃やしているのでこの様な物は必ず貰える。 |
2.自己紹介 所有者を捜すとき等は自分の身分を明らかにする。(これは原木所有者意外もです)赤の他人が突然「ください」とか「あそこの地主様は誰ですか」なんて突然言い出しても警戒されるだけ。中には良い人もいるが殆どが警戒される。住所氏名使用目的ははっきりと伝える。 所有者が分からないときは名刺みたいな物を作って、その原木に貼り付けておく。確立は低いですが後日連絡が来ます。風とか雨で分からなくなってしまうのかもしれません。 |
3.回収 所有者が分かり、原木を頂けることになってもその時点では回収しない。「後日、ご挨拶がてらに引き取らせてください」と連絡先を確認してお願いする(期限も確認します)。殆どOKします。遅くとも翌週くらいには行動する。但し、「緊急に片付けてくれ」と言うお方もたまにいます。その場合は丁重に断った方が後々トラブルが少ないような気がします。 引き取る前日に連絡を入れて在宅か確認する。当日は必ず手土産を持参する。手土産が有るのと無いのとでは所有者の対応がかなり違ってきます。運が良ければ軽トラックなど使って良いよ。と、言ってくれる場合もある(経験則で100%言われる)。但し、使わない。量が多くても少なくても1回では運ばない。何回かに分ける。複数回行うことにより所有者とコミュニケーションが取れる。時間をかけすぎるのも問題ですけどね。ほどほどに。運ぶのに手間がかかる時は、次回に借りる。終わったら満タン返しは当然。 コミュニケーションが取れると次回も思わぬ所から「あそこのお宅で困ってるんだけど どぅ?」なんて情報を頂くことがある。その他にも「野菜持ってけぇ」とか「桃リンゴ梨持ってけぇ」とか提供者が丹精込めた物も頂けるかも?。現に何度も私は頂いてます。 |
4.思わぬ情報が・・・ 紹介された原木を見に行って自分が希望する物でなくても最低1回くらいは運ぶ。それ以降は丁重にお断りをする。出来ればやらない方が良い。後の情報が100%続かなくなります。 定期的に連絡頂いてくれている方には常に感謝を。最低年1回は手土産を持参し、薪以外の話など通じる物を探す。 |
5.何処から頂ける? 造園業者は小さい個人経営の所に声をかける。大きな造園業者は役所の仕事が多いので殆ど貰えない。 |
6.ここはあきらめる 道路拡張や維持で出た原木は殆ど貰えません。税金が使われているためしっかり原木処理費用も積算されてます。私有地の伐採であれば、地主様と交渉すれば大体okが出るが時間との戦いなので現実的ではない。 |
7.自分自身 とにかく時間を作ること。突然の情報でも少なくとも2週間以内には行動する。 |
8.薪集めでどのような人と知り合いになれた? 今もおつきあいしているところ 管理維持業者 1件 こうして振り返ると多いかな?。 |
最後に。これはあくまでも自分のスタイルであり、体験・実践したもので薪集めを保証するものではない。 |