タイヤ交換(ローテーション)内容自体、HPで紹介するほどのものでもないと思いましたが、実際に作業方法を知らなくていつもお願いしていたという方もおられると思いまして・・・。工賃っていくらくらするのでしょう?。今まで一度もお願いしたこと無いので・・・。その2〜3回の工賃で工具が買えることは間違いないとは思いますが。それよりも車をいじる楽しみを体験してください。 タイヤを外すと普段見えないところも見えてきますのでいろんな所を点検しましょう。ブレーキパットやブーツの状態・リンクブッシュなど。 |
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準備するもの
真鍮製のブラシとピアノ線タイプのブラシ・潤滑剤・皮手袋。 工具 十字レンチ・車載工具 |
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リアから始めます。どちらでもかまわないのですが・・・。パーキングブレーキは忘れずに引きます。輪留めも有るとモアベター(私は持ってません) まず初めにジャッキアップする前に5個のナットを180〜360度緩めます。 |
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リアのジャッキアップポイントですが、ロアアームのつけ根にあてます(メーカー指定は違います。フレームだったような・・・。取扱説明書に掲載されているはず)。 タイヤが地面から浮くまで(2cm位)上げます。あまり高く上げても作業が大変です。 ジャッキは3トンタイプを使用しています。純正で付いているものはおまけとして考えてください。不安定だし、作業も大変で時間がかかります。 |
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悪い例をここで。 純正のレンチでこんなことするとボルトが折れます。クロスレンチ(十字レンチ)を使いましょう。ただ、社外製のアルミの場合もアダプタを介して行います。 インパクトレンチも有りますが、外す時だけにしましょう。取り付けにはおすすめしません。後述で・・・。 |
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もし、ナットを外してもタイヤが外れない(固着した)場合は、無理せず蹴飛ばしたりしないこと。ちょっと裏技ですが、タイヤを元に戻して、ナットを少し緩めた(締め付けた状態から半回転くらい)状態で車を少し(1m)動かします。そうすると固着したホイールが簡単に外れます。 | |
外したタイヤは安全対策でこのようにフレーム下に引きましょう。タイヤでなくても木でもかまいません。 馬が有ればそれを使います。私も持っていますが今回はこれで代用します。 もし、ジャッキが何らかの原因で倒れたりした場合、ジャッキを当てるスペースが無くなり作業中断になることも考えられます。安全面でも大切です。 |
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アルミと接触する部分はこのように錆が出てきます。これを真鍮のワイヤブラシで落とします。平面を出すと言うことです。ボルトの部分もブラシでゴミを落とします。 これやらないと、ホイールが固着して外すのに苦労する場合があります。 |
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落としたところです。先ほどより黒っぽくなっているように見えますが、これはさび止めに潤滑剤を塗布したためです。潤滑剤はディスク面やシューに付着しないようにしましょう。ボルトの部分にも潤滑剤を少量(1滴)塗布します。緩むことは有りません。緩んだとしたら・・・。それは、ナットの取り付け(締め方)が悪い。 自信がなければブラッシングだけで塗布しなくても良いでしょう。 |
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外したタイヤを洗うと思いますが、ここも忘れずにピアノ線タイプのブラシできれいにします。取り付けるアルミもきれいにしておくことは言うまでもありません。 | |
ここまできれいにすれば大丈夫でしょう。 保管する場合は、日陰の風通しの良いところへ。特に長期保存する場合、表面保護材をタイヤ全体に塗布しておけば性能を維持できます。特にスタッドレスの場合はゴムの硬化促進を抑えられます。 |
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タイヤには回転方向の指示があるものがあります。矢印が有るものはその方向に回転(進行方向)を合わせます。
締める時は、対角に締めていき仮止めした状態でタイヤを少し接地させます。番号振ってありますが、この通りでなくても対角であれば何処からでもかまいません。 ここで一度本締めします。完全にジャッキを外した状態で再度締め付けます。 |
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おまけ 純正のホイールキャップを外す場合は、車載付属工具をこのようにして引っかけてこじります。 |
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フロントをジャッキアップするときはここのフレームに当てます。かなり高く上げないとタイヤは浮きません。ナットは事前に緩めておくこと。作業自体、リアと同じです。 | |
フロントは流石に凄いです。ローターの発する熱が伝わり錆が促進されて落とすのはかなり手強そう・・・。 根気よく落とします。落とした後の画像を撮るの忘れた。きれいにしたのに・・・。 |
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4本とも作業が終了したら50〜100kmくらい走行後ナットの状態を確認します。増し締め。もし不安であればディーラーで確認してもらったり、ガソリン(軽油)給油時にチェックしてもらってもいいでしょう。 一度やれば「こんなに簡単なものか(体力は使いますが)」と思うはずです。撮影しながらだったので実質1.5時間くらいの作業です。ただ自信過剰は禁物です。 |