配線の端末処理はどうされていますか?。ギボシや丸・Y端子などで接続されていると思いますが
配線の被覆を剥いて銅線が現れますよね。うまく被覆が剥けれて銅線がまっすぐであればばそのまま
端子にかしめることが出来ますが銅線同士が広がってしまうとどうしても銅線をねじってしまうの
ではないでしょうか。このねじる作業は大きな間違いです。銅線をねじってしまうと被覆との境界から
取れやすく(強度が落ちる・集中応力)なってしまいます。どうしてもねじりたくなりますがそこを抑えて
根気よく銅線を納めましょう。どうしても駄目ならもう一度やり直しましょう。「線が短くなって配線出来
なくなった」なんてことがないように。もともとねじれている線は有りますが、そんなにぎゅうぎゅうに

ねじられてはいないはずです。

下図のように広がった銅線はねじって束ねない。

 細い銅線をかしめようとしても銅線が細すぎて抜けてしまうことがあります。その場合は太めの銅線を
1本一緒に束ねて同時にかしめます。
ギボシ等の端子の場合は、被覆の固定爪部分も一緒にかしめましょう。

 丸端子など、被覆を固定することが出来ないものについてはかしめた後に収縮チューブで端子と銅線を
補強させましょう。もし、収縮チューブが無い場合は、銅線を被覆側に180度折り曲げて銅線と被覆を
同時にかしめましょう。

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